大峰山系釈迦ヶ岳1799m

14年
02/01/13 薊岳の予定を 急遽変更し大峰釈迦ヶ岳へ
02/01/14 早朝に登山口を 出発し雪の釈迦ヶ岳へ
02/05/24 同級生を大峰の 別天地に招待
02/06/01 午後から旭峠登山口より千丈平で幕営・動物の楽園千丈平
02/06/02 美しい日の出・雲海
02/08/22 お昼から同級生と釈迦ヶ岳ハイク
02/10/06 めちゃめちゃきれいな流れ・前鬼川遡行
15年
03/05/05 山頂へは行かず途中の草原でゴロゴロ


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02/10/06(めちゃめちゃきれいな流れ・釈迦ヶ岳前鬼川遡行)

   少し下っていくと左手から本流      本流なので水量は豊富

 前鬼川はきれいな所だからぜひ行くようにと言われつづけていたけどいや
ーな蛭がいるしノビノビにしていた。そしたらBAKUさんが計画を立ててくれ
て十月の六日に行くことになった。

 前日の七時頃まで学校にいて帰宅後すぐに準備をした。天気予報をみると
明日の奈良地方は晴のち雨、でも午前中はなんとかもちそうな感じだ。半時
間ほど仮眠し予定の大阪21時出発が21時半出発となった。

   右岸の大岩の下をくぐって通過

 いつもどおり(?)水越峠から大淀に入りそこで国道169号へ。あとは下
北山の前鬼橋を越えたところで右折しすすんでいったらいい。4時間半ほどか
かるかなあと思っていたけど夜中なので意外と早く2時間半で前鬼林道一般
車進入可最終地点に到着した。

     めちゃめちゃ冷たいです

 車二台とテントが張ってある。BAKUさんの大きな笑い声がしたので覗いて
みると鴨肉うどんで宴会中だった(BAKUさん、たこやきさん、なっちゃん、
べりさん、らんなーさん、Taqさん)。BAKUさんもたこやきさんもみーんな完
全によっぱらってる。沢が二度目のなっちゃんはカブトガニが沢にいるのか
?とか聞いたりと沢についていろいろみんなに教わってた。午前一時になり
明日は八時発と決まり僕とみーとさんは車に戻りその他のみんなはテントで
就寝。

 当日朝は六時半頃にみんな起きだし朝食をとったり準備をし八時に歩きは
じめた。駐車場から2.3分戻ったところから沢へと下る。ぜんぜん急じゃない
けど少しガレていてズルッとすべって手を怪我してしまった(朝一番に怪我す
ることが多いなあ)。沢は幅が二十メートルほどの川(?)で前鬼へといたる
前鬼川の支流の黒谷だ。これを少し下っていくと左手から本流がでてくる(8
時15分)。

迫力ある2段十メートルの直瀑 2段十メートルは左岸より巻く

 この本流を遡行していく。本流ということもあり水量は豊富にある。大き
なゴーロの間をぬって登っていく。コバルトブルーの美しい淵があちこちに
みられる。岩も白っぽく元越のような雰囲気がある。他のみんなは岩をぴょ
んぴょん飛んでいくけどなっちゃんは積極的に浸かって行ってる。前方に深
い淵がでてきた。そこは右岸の大岩の下をくぐってクリア。その先ではちょ
っとジャンプしなきゃ行けない所があり体の小柄な人はちょっと勇気が入り
そう。

BAKUさんがビレー準備中 美しいナメ床が続く

 左岸に渡り進んでいくと大岩の上でBAKUさんがベリさんを引上げている。
この先でどうしても浸からなきゃ行けない所があってみんな思いきって浸か
ってる。思ったほどは冷たくなかったけどやっぱり冷たい。更に進んで右岸
に移った所でなっちゃんが転んでドボン。三メートルほどの狭い水流に入る
手前のプール下流にあるナメ床でで左岸に渡る。

対岸を渡ったTaqさん以外は漬かった Taqさんは対岸をぴょんぴょんと
 対岸を渡ったTaqさん以外は浸かった    Taqさんは対岸をぴょんぴょんと

 ここをヘツり進んでいくとみんな何かを見てる。右から2段十メートルの直
瀑だ。なぜかたこやきさんが浸かっていた。左岸からだと全貌が見にくいの
で対岸に渡ると水量がすごく多くて迫力万点。なっちゃんが泳いで対岸に泳
いでいったTaqさんのいる左岸に戻ろうとしたけど岩がツルツルで流されてし
まった。

 しばらく鑑賞した後、本流はここで右に折れてこの滝の上へと続くが滝は
登れないので右から巻き道があり登っていく。残置ロープもありこれは簡単
に巻けた。滝の上は美しいナメ床が広がっているけどまずは滝口を対岸に渡
らなければならない。前鬼の川床はとても滑り易く滑ると十メートル滝に落
ちてしまう恐れがあるので念のためロープを張る(9時10分)。

 TaqさんがBAKUさんのビレーで対岸に渡りみんな続いて渡って行く。このす
ごくきれいなナメ床は茶色の岩盤でできておりそこに三十センチほどの段差
があちこちにできていて十メートル滝へと流れ落ちている。

 再び大岩の下をくぐらなきゃいけない所があるけどどうも腰まで浸からな
ければいけないようだ。先行するなっちゃんがここでも首まで浸かってる。
Taqさんはナメ床から顔を出した岩をピョンピョン飛んで対岸へいってしまっ
た。BAKUさんはなんとか濡れるのを避けようと探し少し大きく巻いていった
のでみーとさんと二人でついていった。

 大岩でふさがれ左岸から高巻いていく    三重の滝の下の段が見えた

 ナメ床を過ぎると長さ十メートルほどのプールがでてきた。コバルトブル
ーで深くてここなら飛込みが出来そう。ここ以外にも深い淵が多くあちこち
にコバルトブルーの淵がみられる。斜滝もあちこちにあるけど川幅が大きく
て大岩の間を登っていくことで滝登りはせずにすむ。

 滝じゃないけれど大岩でふさがれて進めない所にでてきてしまった。Taqさ
んが右岸の岩壁を登り偵察をするけどどうも進めない様子。やむなく左岸か
ら高巻いていく。でもこっちも少し嫌な所がありどうしたものかと見ている
と大岩の下に穴が開いている。入って見るとすんなりぐぐれた。巻き終わる
と前方に大きな滝が現れた三重の滝の下の段だそうだ。上へといく道がある
そうだけどかなりキビシイ(怖い)らしい。

   5メートル滝右岸の岩場を登る

 今回はパスしてさらに進んでいく。ふたたび現れたナメ床を右岸に渡り進
んでいくとゴツイ水量の5メートル滝が現れたこれは右岸の岩場を登る。最後
の1歩が少し緊張するけどたいしたことはない。

        舟型のプール?      ナイアガラの(超)ミニ版?

 しばらくすると舟型のプール?が現れた。ここは左岸の岩場の上を行く。岩の
上で休憩し不動滝の手前の、左岸を巻いていく。ここは三方から滝が合流する
なんとも奇妙な光景が広がる。まるでナイアガラの(超)ミニ版だ。

 巻いていると右から滝がでてきてなっちゃんが滝に打たれて震えてる。ふ
たたび沢へと下りて進んでいく。大岩の所でみーとさんが登れずBAKUさんの
お助けで登るけど足が滑って膝をゴツンと思いっきりぶつけて半泣き・・。

        すだれのような滝

 さらに登っていくとすだれのような滝が右手にでてきた(10時50分)。この先
で行き詰まってしまいTaqさん、らんなーさんがなんとか進めないかと探すが
無理のようだ。やむなく右手の枝沢から巻いていく。沢に戻るところが1箇所
ちょっとだけいやな所があった。

      8メートルほどの斜滝          水垢離の淵

 この上には8メートルほどの斜滝がある。Taqさんがひとり左岸から登ろう
としている。BAKUさん達に滑り台をしてくれ〜と声をかけられるもだいぶん
躊躇してる。本人もやろうかなやめようかな?という感じだったけど結局、
Taqさんはそのまま上へと登っていってしまった。

  水垢離の淵の脇でお食事タイム      沢を離れ小仲坊を目指す

 僕らは右岸を登る。すると上は水垢離の淵だった(11時8分)。たこやきさん
達が準備されたうどんをみんなで作って食べる(美味しい!)。天気予報通り
朝は晴れていたのに今にも雨が降りそうな感じになってきた。なのでもう少し
上まで行くつもりだったけどやめて右岸に続く登山道(行者道)を登っていき
(13時)祠の祭ってある峠で一休み。そこからずーっと下っていくと小仲坊に
到着(13時45分)。去年にはなかった(らしい)新しいトイレができていた。

     吊橋を渡って車のところへ

 キャンプサイトで少し休憩し歩道を下っていく、夏場だと蛭に悩まされるそう
だけどもういない様子だ。右手に沢をみつつ下っていくと吊橋がでてきた。
これを渡ると車の所にでてきて今日の山行は終了(14時14分)。不動七重の
滝を見物しみんなは温泉へ。私とみーとさんはそのまま大阪へと帰った。

   帰りに見物した不動七重の滝

私のコースタイム(休憩含))前鬼林道駐車地点-15分-本流-55分-2段十メートル-120分-
              水垢離の淵・水垢離の淵-75分-前鬼林道駐車地点



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