稲村ヶ岳・洞川コース

12年
00/10/21 雲海と紅葉
13年
01/06/26 山は大荒れ、 ガスで展望なし。
01/07/15 霞なく 六甲、淡路まで遠望。
14年
02/01/27 吹雪と積雪で 小屋手前で撤退
02/07/20 大峰の美しい自然・・緑・水・空気を満喫
02/08/02 同級生とハイキング・・でもガスで展望ゼロ(悲)
 17 年
05/05/22 オオミネコザクラを求めて


全画面表示


05/05/22(オオミネコザクラを求めて)


低徘の二輪草さんとnakaiさんのオオミネコザクラ報告を見て行きたくなり稲村ヶ岳に登ることにした。掲示板にカキコしたところ
貴公子@低徘さんと一緒に行くことに。

 当日朝に車で大阪を出発し集合場所へと向かう。どんより曇っているがまだ雨は降っていない。観音峰登山口にある駐車場に
トイレ休憩に行くとすぐ後ろを走っていた車は貴公子さんのものであった。とりあえず集合場所の洞川温泉駐車場へ向かう。そこで
私の車をとめて貴公子さんの車で母公堂へと向かい車を止めた(千円)。

 今回はストックの変わりに傘を持っていくことにした。こんな天気だのに数グループのハイカーが歩いているが物好きな人もいる
ものだ。母公堂の脇にある登山口より登っていく。植林帯の沢沿いの道を進んでいくと百人近くのグループが下りてきた。山上ヶ岳
より下りてきたお参りに来た参拝者達のようだ。道端にはチゴユリ・フタバアオイなどの花が咲いている。残念ながらルイヨウボタンは
花が終わっていた。

母公堂より登る フタバアオイの花


 エコミュージアムからの登山道が合流し山腹道を左へと進んでいく。ここから法力峠まで単調な道が続く。水場で少し休みさらに
進む。前方に法力峠が見えてきて5分で法力峠に到着した。ここでしばらく休みさらに進む。

鍾乳洞付近は工事中らしい


チゴユリ


 使えないトイレの脇を通る。ヤマツツジが咲いている。木々が途切れたところから八経ヶ岳方面が見えている。その先で山抜けした
所があり山腹が崩れているが仮りの道ができている。法力峠より四十分ほどすると美しい自然林が広がっている。石楠花が群生して
いるところもある。ピンクの花がちらほら見られる。

使えないトイレの脇を通る 登山道が崩壊している


美しい自然の森が広がる 石楠花が美しい


 とうとう雨が降ってきたが風はなく傘でやり過ごせそうだ。水子供養のお地蔵さんのところをすぎると小屋前に到着した。小雨が降って
来たこともあり休まず山頂を目指す。

大日山の頭が見えてきた 稲村小屋に到着した


 標高が高くなってきたためかそれとも天候のせいかガスがかかってきた。えぐれた尾根道にはカタバミがいっぱい咲いている。
やがて稜線の左側を進むようになると大日キレットだ。ここには大日山分岐があり大日山へ登る。ガスがとれてキレットより眺め
る新緑の山々・ツツジが美しい。ここにはイワカガミの蕾がたくさん見られる。十分展望を楽しみ山頂へ向かう。

大日山をトラバース ほんの少し残雪が残っていた


大日キレットより 大日キレットより稲村ヶ岳


大日山へと登る



蕾のイワカガミがたくさん見られた 石楠花


 ここにも道が崩壊している所があり迂回路を行くがぬかるんでおりドロドロだ。鎖場を登っていくと再び稜線にでてきて道標に従い
進むと稲村ヶ岳山頂展望台だ。時々ガスがとれ大天井ヶ岳やうっすらと金剛山・葛城山方面が見える。ここで昼食をとり下山していく。
途中、赤布が木に巻きつけられている所があり行ってみるとバリゴヤ・もじき谷とある。石楠花のブッシュに道ができている。バリゴヤは
ここより一時間以上かかりそう。引き返す。この後も、赤布があるところを見つけては散策した。

ヒメイチゲ


小屋が開いていたので中に入りビールを注文し休む。目的のオオミネコザクラは見ることができたがコケモモは見つけることができな
かった。小屋の方に聞くと稲村ヶ岳にはないよとの事・・・。外は寒い。小屋外の温度計を見ると十度だった。 雨が本降りとなり疲れも
ありバテバテになりつつ母公堂まで無事下りてきた。雨中登山ではあったけれどオオミネコザクラ・ヒメイチゲ等の花を楽しむことが
でき大満足の一日であった。

 

頂上からはあまり展望はよくなかった 登山口に戻ってきた


 私のコースタイム)母公堂9時-法力峠9時55分-頂上12時45分-母公堂16時10分


アルバムを見れない方は下のバーナーを
クリックしてFlashをダウンロードしてください。


全画面表示
表紙へ戻る