02/07/20(大峰の美しい自然・・緑・水・空気を満喫)
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入渓点へ向かう |
ここより入渓する |
BAKUさんからもじき谷へと誘ってもらい行くことになった。メンバーはBAK
Uさんとclifさん、みーとさんと私の四人。前日の夜中に大阪を出発して観音
峰の麓の駐車場で車中泊した。
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最初の滝が現れた |
次は滑床が続く |
翌朝、大峰大橋近くの駐車場で待っていると六時半にBAKUさん達がやって
きた。そこで私の車を駐車場に置いといてBAKUさんの車に乗り込みモジキ谷
出合へと向かった。釣り人や沢登りの格好をした人達が道路を歩いている。
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ここは見るだけ〜 |
日の射しこんだ二条五メートル滝 |
出合には車三台ほどの駐車スペースがあったがもう二台とまっていた。バ
イクの男性がどこかこの近くに泊まっていたのだろう水を汲んでいた。左岸
側の国道に面した所に山腹へと登っていく作業道らしきものがありそれを登
ってお墓の脇を通り取水ダムの堰堤から入渓した(7時25分)。
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→左のバンドから上へ |
釣り人出現 |
綺麗な淵を見つつ広い河原を歩いていくと右岸に岩壁が現れた。この先に
ゴーゴーと大きな音を立てて勢いよく吹き出すように水が落ちる5メートル
ほどの直瀑が現れた。登れそうにないので右を巻く(巻き道有)。
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八メートル直瀑は右も左も巻ける |
BAKUさん左巻き中 |
その上はナメ床になっており歩いていて気持ちが良い。次に2メートル斜
滝が現れた。左の岩に登り越える。斜滝の上は九メートル斜滝になっている。
このあたりは一枚岩で川床ができている。
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一枚岩の岩床地帯 |
モジキ谷とバリゴア分岐 |
遡行していくと左に枝沢がありその先にトポにある岩間2段3メートル滝
が現れた。ごつい水量でとても登れたものではなく巻き道を探すがないので
少し戻ってみると枝沢との分岐部に巻き道があった。
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何の骨? |
小滝が続く |
この上は再び美しいナメ床が続く。岩ゴロゴロの沢になりしばらくすると
clifさんとみーとさんが岩のほうをみて何か話している。なんだろうと見て
みると赤いヘルメットだった。誰かが置き忘れたのか流してしまったのか。
左に枝沢を見送りいくつかの岩でできた二条五メートル滝が現れた。そこ
に日が射し込みすごく絵になる景色を作っている。clifさんが左側からホイ
ホイと登っていった。続いてみーとさんが登る。
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広い釜があったので入ってみる |
左右がすごく背の高い岩壁に |
おとなしくなった沢を登っていくとBAKUさんが誰かと話している。釣り人
だった。この先の沢の様子を聞かれているようだった。岩の間を登っていく
と5メートルほどの直瀑が現れた。左から巻くがここにはトラロープがあっ
た。滝の上はすごく綺麗な淵(プール)が広がっている。しばらくナメ床が
続き5メートルほどのこれまたすごい水量の直瀑が現れた。clifさんが少し
戻り右岸から巻いた。
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十八メートル直瀑をみる |
十八メートル直瀑 |
そして今までの滝とはちょっと雰囲気の違った細い3メートル直瀑が現れ
た。これは右側の岩場を歩けば良い。ナメ床を登っていくと右岸が立ってき
た。すごい岩壁だ。少し進むと奥に八メートル直瀑が現れた。まずclifさん
が右から巻いていく。トラロープがあるようだ。一方BAKUさんは左を巻きつ
いて行く。滝口のあたりが少しいやらしくみーとさんはザイルを出してもら
う。滝口の淵はコバルトブルー色をしており美しい。
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登れないので右の枝沢へ巻く |
4メートルほどの細い滝は左の岩場を巻く。ここからは二条二メートルの
滝から始まり小滝が続く。一枚岩の岩床をすぎると岩のゴロゴロした沢に変
った単調な沢を登っていくとバリゴヤ谷との分岐にでた。ここには赤インク
で右バリゴヤ、左モジキとある。右の沢には2メートルほどの滝がある。分
岐で少し休憩タイム(8時50分)。
もじき谷は左なので左の沢へと入っていく。大岩がゴロゴロした中をいく
と伏流水となった。でもふたたび上のほうで水がでてくるらしい。clifさん
が倒木の上に動物の頭蓋骨が置いてあるのを見つけた。なんの骨だろう。
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上に出れるか偵察中 |
本流に戻ると岩間5メートル出現 |
再び小滝が続く。このあたりの滝は複数の大岩でできているものが多い。
みーとさんは時々シュリンゲでひっぱっていってもらってる。遡行していく
と広い滝壷がでてきた。先は2メートルほどの滝だ。clifさんとみーとさん
は右を巻いたけどBAKUさんが入っていったのでついて行くけどめちゃめちゃ
水が冷たい。
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clifさんシャワーを試みるけど |
左から登っていった |
ふたたび水が涸れてきて大岩のごろごろした急な沢になってきた。もうだ
いぶん登ってきたのだろう。左右がすごく背の高い岩壁になってきたので大
滝があるのかなと思ったらやっぱりあった。十八メートル直瀑だ。これはと
ても登れない。右の枝沢から巻いていく。
でも登りすぎてclifさんが偵察に行ってくれたものも登れるところはなく
やむなく少しひき返しBAKUさんとclifさんが左の本流に戻れるところを探し
そこを登っていく。ここで後からやってきた二人組のパーティに抜かされた。
少し気持ちの悪い高巻きだったけれどなんとか本流に戻れた。
下りた所は十八メートル滝はもちろん七メートル滝もすぎていた。岩ゴロ
ゴロの沢を登っていくと岩間五メートル滝がでてきた。そこには残置シュリ
ンゲがあり先行パーティがそれを使ってホイホイと登っていってしまった。
clifさんがシャワークライミングをやってみるがめちゃめちゃ冷たいようで
やっぱり断念(ほんとめちゃめちゃ冷たかった)。
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2段十メートル滝はシャワークライミング |
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clifさんが今度は左側から登るが上のほうで少し苦労している。フェルト
靴でなくふつうのタビなのでかなりキツイだろう。続いてBAKUさんが登りつ
ぎはぼくらの番、ここはやばいのでザイルを出してもらい登る。ワンテンか
かってしまった・・・。
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まわりの風景は草つきに |
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上の5メートル滝は右を巻き一枚岩の上を通りトポにあるガレの押し出し
を通過。すると間に大木のある二股にでてきた。BAKUさんが記録をみてどち
らにいくかをみている。ここまでくると標高がかなり高く背後には八経ヶ岳
方面がみえている。小さな二股は左へそして右に岩沢を見送りさらに登って
いくと三段12m滝が現れた。clifさんがまず登りみーとさんが登るが登れずシ
ュリンゲを出してもらう。
2段十メートル滝はシャワークライミングで左よりを登る。トユ状の滝が
つづくがこれが登りにくい。まわりの風景は草つきの尾根に変りもう稜線が
近いことを教えてくれる。トユ状の滝が続き傾斜はますます急になってきた。
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すごく大きな岩が現れ沢を埋めている |
左へ巻いて戻る途中 |
そして前方にすごく大きな岩が現れ沢を埋めている。このあたりが最後の
水場かもしれないらしい。やむなく左へと巻いていくがこれまた怖い。木の
根っこをもっての巻きとなる。本流へと戻るところではBAKUさんがザイルを
張ってくれておかげで草つきの高巻きを安心しておこなえた。
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稜線までもう少し |
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あとは草つきの急斜面をひたすら登っていくと稜線にでることができた(12
時53分)。おばちゃんの声がする。頂上からだろう。石楠花の木の中を押し分
け進んでいくと頂上に到着した(12時58分から13時半)。頂上は無風でとんぼ
がいっぱい飛んでいる。
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稜線到着 |
稲村小屋前にて |
稲村小屋まで下っていきそこからレンゲ辻へと向かい(14時25分)下山(こ
れがかなりしんどかった・15時40分)、私の車でモジキ谷出合までいきみん
なで黒滝の温泉・御吉野の湯で汗をながし解散した。
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レンゲ辻 |
大峰大橋に戻ってきた |
動画(real形式、64kbpsストリーミング)
動画(real形式、256kbpsストリーミング)
私のコースタイム(休憩含))モジキ谷出合-275分-稲村が岳-55分-
レンゲ辻-75分-大峰大橋
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