14年 | |
02/09/10 | 同級生を案内するために妙見谷ハイク。 |
15年 | |
03/01/15 | 霧氷を求めて同級生と黒とが谷より登る 。 |
03/03/18 | ひさしぶりに金剛山へまだ花は咲いてませんでした 。 |
03/04/18 | 花をもとめて 。 |
03/05/12 | 花まっさかりの金剛山へ 。 |
03/06/14 | 天気が悪いので近場で沢遊び 。 |
03/07/06 | 木屋谷川遡行を変更して水量増した高天谷で沢登り |
03/07/06( 木屋谷川遡行を変更して水量増した高天谷で沢登り )
高天不動滝前の東屋が見えた | 沢に降りて滝の下へ、巻き道は右側 |
御一緒をお願いしていた木屋谷川へ行こうとshigaさんからメールがあった。ikko
さんも行かれるようだ。天気予報は芳しくなく諦めていたけれどshigaさんからなん
とか天気がもちそうだと決行のメールがきたので慌てて準備をして翌朝の集合場
所の高見トンネル近くまで向かった。大阪では雨が降っていたけどこちらはあまり
降っていないようだ。
まずはshigaさんがアタックするも撤退 | 続く二メートル滝は簡単にまたいで登る |
新木津トンネル手前のトイレのある駐車場で車中泊をした。でも暑くて暑くて眠れ
ず窓をあけたらやかましい(>_<)。場所を変えてやっと眠れたけど夜中に雨がぱら
ぱら降ってきた(>_<)。朝起きてみるとやっぱり雨。
堰堤前にはちょっと難儀な2m滝 |
集合場所の高見トンネル近くの駐車場へ行くとshigaさんが来ていた。さてどうし
よう。それほど増水はしてないと思うけどshigaさんもテンションが上がらないようだ。
しばらくするとikkoさんがやってきた。ここで相談して今回は木屋谷川を諦め金剛山
の高天谷へ行くことにした。あそこなら雨が降っていてもぜんぜん問題ない。
まずshigaさんが左よりアタック |
国道309号で宮滝より大阪方面へ向かい奈良の御所市名柄のガソリンスタンド
のある信号交差点で曲がり県道30号を南下。五分ほど走ると右手に高天彦神社
との道標がありそこで右折し進んでいくと高天神社前の駐車場にやってきた。なぜ
かほとんど満車状態。こちらは台高方面と違って雨は降っていない。準備をして出
発(8時45分)。
堰堤を右岸から巻く |
駐車場から神社へと向かう道端にはアジサイが満開で美しい。神社前を左に折
れて沢沿いに狭い舗装路を歩いていくと前方に高天不動滝が現れた。今日は水
量が多いようで轟音を立てて水が落ちる。
少し進むと十メートル直瀑、shigaさん・ikkoさんが偵察中 |
木橋を渡り沢へと降りて不動滝前まで行ってみる。shigaさんがなんとか登れそ
うだと右よりから取り付きアタックするが真ん中あたりでギブアップ。ならばと私が
取り付く。滝口手前で左に乗りこまなければいけないけどそれがなかなかできな
い(@_@)。しばらく躊躇してるとshigaさんが左岸より巻き道を使って上がってくれて
ビレーしてくれてなんとかクリア。
平流を進んで倒木の多いところを経て | 木の刺さった三メートルがでてきた |
続いてikkoさんがビレーにて上がってきた。さすがクライミングをされているだけ
あってすんなりクリア。続いてみーとさん・・と声をかけたらいつの間にか巻きあが
っていた(*_*)。ikkoさんが先頭をくもの巣いやだあというのでじゃあじゃんけんで
負けた人が先頭ねとshigaさんが提案し結局shigaさんが先頭を行くことに。
三メートル斜滝は最初の一歩だけ問題 | 次の三メートル斜滝は簡単だ |
続く二メートル滝は簡単にまたいで登る。木の倒れ掛かった小さな斜滝を登ると
堰堤が出てきた。堰堤前には二メートルほどの直瀑がある。これは手がないので
いつもちょっと苦労する所だ。まずはshigaさんが左寄りから倒れ掛かった木を使
ってアタックするが途中で断念。
5メートルの直瀑はikkoさんが楽しそう |
続いて私がアタックするけど水量が多くてホールド探せず(言い訳)?諦めた。
そしたら右からikkoさんが少々苦労しつつもクリアした。続いて私がアタック。ラン
ニングをとる支点をikkoさんに探してもらいshigaさんの下からのビレーで登る。続
いてshigaさんが私のビレーで、みーとさんが最後にクリア。
続いてshigaさんがアタック |
次の花崗岩の明るい雰囲気?の四メートル直瀑 |
堰堤はおっこちそうな梯子を使ってちょっと危なっかしい所を巻く。少し進むと十
メートル直瀑だ。これは登れない。shigaさんとikkoさんがホールド探しをするが諦
め左岸につけられた巻き道で高巻く。降りた所は直瀑の少し上の方だ。
shigaさんが見守る中みーとさんもアタック中 |
時間があるし吊って遊ぼうと右岸の立ち木を利用してまずは私が懸垂で降りる
・・あれれ?ぜんぜん足りない。シャワーを浴びながらどうしようと考える。とりあえ
ずザイルを縛ってこれ以上落ちないようにして登攀器をセットしてみたけどロープが
細いせいかかかってくれない(>_<)。
そして末広がり二条5メートル直瀑 |
プルージックをしてるとikkoさんが気づいて十メートルロープを下ろしてくれそれで
ビレーしてもらいゴボウで滝口へ復帰。まさか足りないとは・・ちゃんと確認しなか
ったのは大きな失態(>_<)。
みーとさんに続きshigaさん | 右岸に岩壁がでてきたら次の滝だ |
疲れたので遊ぶのをやめ登っていく。ここで再びじゃんけんして私が先頭。左に
枝沢を見てさらに登っていく。平流を進んで倒木の多いところを経て木の刺さった
三メートルがでてきた。左よりをikkoさんがまずはクリア。続いてみんなもクリア。こ
の上のは次の三メートル斜滝は簡単だ。5メートルの直瀑はikkoさんが楽しそうに
すんなりクリア。やっぱりクライミングをされているだけあってきれいにクリアしてい
く。続いてshigaさんが登り私が登りみーとさんをビレーしてみーとさんもクリア。
四メートル斜滝は左から岩がでっぱていてそれを使って登る |
次の花崗岩の明るい雰囲気?の四メートル直瀑だ。これは階段状なので歩い
て?クリア。末広がり二条5メートル直瀑はみんな右の滝身を上っていく。前回は
真ん中の岩を登ったけどみんなと同じく右のを登る。
次の下がハングった二段五メートルは倒木を使ってクリア |
左手が岩壁になり沢が右にカーブすると四メートルのゴツゴツした斜滝だ。左から
岩がでっぱていてそれを使って登る。次の下がハングった二段四メートルは倒木を
使ってikkoさんがクリアし僕らも続く。ikkoさんはかなり楽しそうに上っていく。ikkoさん
やてるさんなど岩屋さんの登り方と沢屋さんの大御所 BAKUさんの忍者ハットリ君の
ようなひょひょいと登ってさささーっと高巻いていく登り方とはずいぶん違う
3m斜滝はshigaさんがikkoさんの足を支 えてクリア |
三メートル斜滝はちょっと難しくshigaさんがikkoさんの足を支えてクリア。見栄えの
良くない幅広の滝を登り倒木帯を過ぎると堰堤がでてきた。これは右手より簡単に巻
く。すぐ上には石でできたかなり古い堰堤だ。shigaさん、ikkoさんが興味深げにみてい
る。ikkoさんは今にも登りそう。でもガサット崩れそうなので素直に右手より巻く。
幅広の滝を登り〜 | 〜倒木帯を過ぎると堰堤、右巻きする |
ナメ三メートルがありそれをすぎると二股にでてきた。このあたりで昼食タイム(11時
10分)。いつもは左俣へ行っていたけど今回は初めて右俣本流を登っていく。地図もト
ポもないけど大丈夫かなあ?
すぐ上には石でできたかなり古い堰堤 | この上の二股で昼食タイム |
休憩を終えて(11時30分)ガレ場を登ると右にルンゼがでてきた。この上の四メート
ルほどの斜滝を登ると長いナメが続く。立間戸谷のをグッと小さくしたような感じだ。
時々斜度がきつくなり斜滝になっているけどグリップが良く効くので面白い。また二股
にでてきたけどトポがないのでどっちかわからない。右のには滝がかかっている。水
量は左の方が多いので左が本流だろうと登っていく。
右股の本流を登っていく | 時々斜滝がでてくる |
ますます斜度がきつくなり流れが小さくなってきたので先頭を行くikkoさんが右の樹
林帯へ入った。少し左よりを登っていたshigaさんはズルズルの斜面に少々苦労して
いる。ここからが大きな誤算だった。すぐにダイトレにでるのかと思いきや植林帯の
急斜面の激登りだ。
やがて面白いナメが続く |
植林帯が終わってブナがでてきたのでもうすぐかなあと期待したけどすごい藪だ。
イバラも多く苦戦するずっとikkoさんに先頭をいってもらっていたので代わり先頭を
いく。するとしばらく藪をこぐとダイトレ道にでてきた(12時35分)。
次の二股で左に進みやがて右の樹林帯へと入っていった |
ダイトレ道にジャンプして下りると子供をたくさんつれたボーイスカウトのような団体
さんがやってきた。聞くと金剛山頂上まで五百メートルほどらしい。右へ行くと水越峠
で左に上れば郵便道分岐へいけるらしい。
泥んこ姿で登攀用具をガランガランと音を立てて登っていくと看板があって左は郵
便道だ。あとはもくもくと単調な植林の中の登山道を下っていく。ようやく不動滝前ま
で降りて来た所で左膝をグニャっとねじってしまった(この時はなんでもなかったの
に・・(-_-;))。
上部はかなりの急斜面だ | 樹林帯に入ったからが厳しかった |
滝シャワーで汚れを流して車へ(13時35分)。外環ぞいのファミレスでわいわい話を
して解散。目標の木屋谷へはいけなかったけれどなかなか面白い沢登りができ今
回も大満足の一日だった。しかしikkoさんは聞いてはいたけど登りも下山もすごく俊
足(@_@)・・うらやましい。クライミングをする人達には高天谷や上山谷はいっそう面
白いだろう。
ダイトレに合流し | 郵便道を目指し左へ進む |
赤ラインが今回の経路、下山に使った郵便道はハイキングコースです。 |
私のコースタイム(休憩含))高天彦神社-145分-最初の二股/最初の二股
-65分-ダイトレ-60分-高天彦神社
注意)今回は近畿の山・日帰り沢登り(ナカニシヤ出版)を参考に滝を書いてますので
滝の記載が以前の高天谷沢登りの記録とは異なる場合があります