剣山1955m

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09/08/01(キレンゲショウマ）

　今年は高速道路が安くなり行き易くなった四国へ夏旅行に行くことになった。１日目は休日割り引きがきかないので尾道まで地道で
はしり、フェリーで向島へ渡ってしまなみ海道へ。しまなみ海道からは高速道路をできるだけ利用して徳島道の脇町インターでおりた。
中尾山高原のコテージでとまった。風呂は車で２０分ほどのところにある大桜・つるぎの湯に入った。コテージは、さすが千メートルある
だけに涼しくて夜はシュラフなしでは寒くて寝れなかっただろう。

　夜は雨が降ってしたので剣山登山は半ばあきらめていたが２日目は天気が回復してきた。もう少し待てばもっとよくなるだろうと考えて
奥祖谷観光周遊モノレールへ乗りに行った。ガタゴトとにぎやかなので動物は逃げていってしまいそうだけれど森の様子をよく観察するこ
とができて面白い。四歳のほーちゃんにとっては大満足だったようすでご満悦だ。

　続いて剣山登山口の見の越へ移動し駐車場へ。観光バスが数台止まっていてにぎやかだ。ほーちゃんを抱いてリフトに乗って上がって
行く。リフトの足元には植栽だろうが、クガイソウやニッコウキスゲ？ユウスゲ？が咲いている。山頂駅にも花が植えられていて、四国フウ
ロやニッコウキスゲ、キレンゲショウマが咲いている。ただキレンゲショウマは咲いているのは一輪だけだ。

　ここより山頂を目指し登っていく。今回は背負子がないのでほーちゃんには歩いてもらわないといけない。山上駅で杖を借りてみーとさんと
ほーちゃんは登っていく。ほーちゃんは気合が入っている様子。三嶺が三角のシルエットになって見えている。タカネオトギリや四国フウロが
あちこちに咲いている。「疲れた〜」と言って時々ほーちゃんが立ち止まるようになるけれどもハイカーの声援を受けて休み休み登っていく。
小屋が見えてきたのが励みになったのかなんとかダウンすることなく山小屋に到着した。ここでうどんとおでんを頼んで大休憩をした。

　山頂部は小屋の右側の階段を登るとすぐだ。広い草原になっていて木道が設けられている。前回縦走した一の森や次郎及が良く見える。
一の森ヒュッテに泊まりたいがいつになるだろう。山頂でゆｋっくりしてから山小屋まで下りた。そこから刀掛の松まで下りてここでみーとさんと
ほーちゃんは先に降りてゆき、私一人でキレンゲショウマを見に行場へと向かう。一方通行のはずだけれど反対からツアーの人が何人も
やってきてなかなか進むことができない。お目当てのキレンゲショウマは多くが蕾で満開とはいかなかったけれども十分満喫することが
できた。ただ道は岩場が多く滑りやすくて気を使う。ほーちゃんを連れてこないでよかった。

　刀掛の松まで戻りそこから急いでリフト乗り場まで下りるとみーとさんとほーちゃんが待っていた。ほーちゃんは待ちくたびれた様子で少し
ふくれている。そこからリフトで見の越へ下りた。そして車でかずら橋キャンプ場へと向いコテージの手続きを済ませて秘境の湯へと向った。
そこで夕食もとってコテージに戻り泊まった。翌日、ほーちゃんの水遊びに付き合って祖谷ふれあい公園のモノライダーに三人で乗って
瀬戸大橋をわたって広島へと帰った。天気が心配だったけれどほとんどの予定を終えることができて満足。

コースタイム） 見ノ越→リフト西島駅 (11時20分) → 剣山山頂（13時〜13時35分)→
　　　　　　　　刀掛の松 (14時20分)→ 刀掛の松（15時） → リフト西島駅 (15時10分) → 見ノ越