六甲山

13年
01/05/13 山ネット例会初参加
14年
02/05/12 山ネットで東お多福山へ
02/06/03 初心者同士でのはじめての沢登り
02/06/04 石楠花谷を下って地獄谷 へ


02/06/04(石楠花谷を下って地獄谷へ)

記念碑台に車をとめる(無料) ダイヤモンドポイントを目指す
記念碑台に車をとめる(無料) ダイヤモンドポイントを目指す

 朝七時半に平蛸を桜ノ宮まで迎えに行き阪神高速で深江で下り国道43号を
西へ進むと六甲との道標が出てくるのでそこで右折し進んでいくと表六甲道
路に入った。先月までは有料だったが無料化されたようだ。

 クネクネ道を車で登っていく。いつも車を酷使しているのであんまりスピ
ードが出ない(T_T)。今日も快晴だけれど霞が昨日よりひどくなっている。山
上まで上がって右折ししばらく行くと記念碑台とありそこには交差点手前左
に無料駐車場があった(トイレ有)。

ダイヤモンドポイント 石楠花谷は穏やかな流れが多い
ダイヤモンドポイント 石楠花谷は穏やかな流れが多い

 下界は今日も暑くなりそうだけど山上は風が涼しい。準備を済ませ石楠花
谷への分岐であるダイヤモンドポイントを目指す(9時)。駐車場の北東の階段
を降りてそこから登山道を進んでいく。杣山峠五キロとあるがほんとにあっ
ているのか心配。でもしばらくするとダイヤモンドポイントとでてきたので
安心進む。

 途中別荘の横を通ったり舗装路を歩いたりし進んでいくと地獄谷との道標
がでてきた。今回は石楠花谷を下って地獄谷を登ってここにでてくるはずだ。
そこからしばらく歩くとダイヤモンドポイントに着いた(9時40分)。そこは広
場になっていて地獄谷西尾根、石楠花谷と矢印が書いてありそれに従い広場
北にある踏跡を下っていった。

阪神高速の高架橋 これは行き止まりでひき返した
阪神高速の高架橋 これは行き止まりでひき返した

 みーとさんによると、下っていくと沢が出てくるのでそれを下ればいいと
の事。けっこう急な下り坂を行くと鞍部で左へと下る明瞭な踏跡があるので
そっちへと進んでいった。

 沢道を下っていくと左から別の沢が合流しそれによって水量が増してきた。
やっと沢らしくなってきたので沢へおりて七分ぐらいで沢靴に履き替えた。

砂防ダムの穴をくぐると 登山道が出現した
砂防ダムの穴をくぐると 登山道が出現した

 段々の3メートルほどの滝を下りるとつぎのは垂直に落ちる滝だった。これ
はおりれないので巻いて行く。しばらく平凡な沢道を下っていくと五メート
ルほどの高さのゴルジュがでてきた。そして次は一枚岩の川床が続く。倒木
をくぐりさらに進んでいく。

 すると砂防ダムの上流側にでてきてしまった。やむなく左へと巻くと登山
道があったのでそれを行く。コアジサイが咲いていてすごくキレイだ。3分ほ
ど登山道を歩いていくとふたたび左に砂防ダムがでてきた。この先でふたた
び道は沢へと下っており沢を下っていく。茶色い岩盤でできた川床が続く。
石楠花谷でもっとも美しい所ではなかろうか。滑滝が連続しており良い感じ
だ。

地獄谷を遡行する
地獄谷を遡行する

 気持ちよく歩いていると前方にまたしても砂防ダムがでてきた。やむなく
だいぶんひき返し堰堤の左側の山腹を登っていった。すると道あったが登山
道との標識はない。道端の石がつまれているけれどなんでだろう。歩いてい
くと阪神高速北神戸線の大きな高架橋が前方に見えた。

 高架橋をくぐり進んでいくとテニス場の駐車場にでてきた。ここで左へと
進んでいくと行き止まり。駐車場に戻りどうするか話し合う。地図を見ると
そばを流れる川は地獄谷であることには間違いない。平蛸が行こうというの
でそれに従い沢へと入った。

 沢というよりむしろ小川だ。ジャブジャブ進んでいくとすごい大きな砂防
ダムにでてきた。堰堤の下に水の流れる水路が空いているので行ってみよう
と堰堤にあいた高さ一メートルもないトンネルをくぐり上流側にやってこれ
た。沢を少し登った所で道が沢を縦断しており左側にはベンチがあるのでこ
こで昼飯とした(11時40分)。

 そこで一人の男性がやってきたので聞くとたしかにこれは地獄谷らしい。
十分ほど登山道を登っていくと砂防ダムがでてきた。第三ダムだろう。登山
道なのでその通り歩いて巻きここで再び沢へと下りていった。夏のような陽
射しで緑がすごく美しい。今日はほんと沢登りに絶好の日和だ(12時06分)。

砂防ダムをバックに六メートル滝が出現
砂防ダムをバックに六メートル滝が出現

 砂がたまった小川のような(?)沢を登っていく。左に青いビニールのか
かったところがある。何なんだろうと思ったがなんだか怖いので先へと進ん
だ。焚き火跡や砂場遊び用スコップなどもあり地元の人やキャンパーの遊び
場になっているようだ。

 少し古い砂防ダムが出てきたのでそれを巻く。一枚岩の滑滝の連続する美
しい所にでてきた。でもここはすぐに終わり岩がゴロゴロして小さな滝がい
くつもある所へ。このあたりに来ると腰ほどまでの深さの滝壷が多い。平蛸
が魚がおるというので見るといっぱいいる。泡がブクブクでている所がある
のでなんだろうと二人でみる。落ち葉が腐ってメタンがでてるのかなあ?よ
くわからない。

地獄大滝にて
地獄大滝にて

 4メートルほどの斜滝を登ると五メートルほどの滝がでてきた。その先には
壁のように砂防ダムの堰堤が立ちはだかっている。この滝は少し斜度がキツ
イので初心者の僕らには無理かなあと思ったけれど平蛸はすんなり登ってし
まった。続いて登ったら簡単だった。

 この砂防ダムには堰堤下から道がついており左側へと巻くことができた。
しばらく登山道を行きふたたび沢へ。登山道が横切りそこから五分ほど登る
と六メートルほどの滝にでてきた。これを登ると上に看板があり地獄大滝と
ある。このあたりは山は急峻で岩場があちこちに見えている。

地獄大滝看板

 地獄大滝からは小さな滝がいくつもあり飽きない。すべて滑滝のちいさい
ので僕らでもけっこう遊べる。良い感じだねえと平蛸がいうとおりこのあた
りが一番のポイントだろう。

 今度の滝は手ごわそうと言っている。どんな滝かなと両側の切り立った岩
壁の間を進んで行ってみると傾斜がかなりきつい。登ってみるわと平蛸がと
りついた。中央やや左を登ってクリア、もう一回と巻き道で下りてきて今度
はやや右側へ。こちらは水があまり流れていないのですごく滑りそう。一度
スリップしたのものこれもクリアした。僕は怖いので^_^;やめた・・。

 ふたたび登山道が横切り三つほど滑滝の連続するところへ。咲き遅れのツ
ツジが咲いている。短いゴルジュを通り緑いっぱいの沢をいくつかの小さな
滝を登り進んでいくと3メートルほどの大岩がある。そこから1分ほどで砂防
ダムがひさびさ(?)に登場。登山道がすぐ右にはしっているので巻く。

 その後は平蛸が夕方から用事があるので時間がなく登山道を登っていく。
五分ほどで六甲縦走路に到着〜(13時55分)。記念碑台の所へ戻り(14時20分)
大阪へと帰った。小さな滝がたくさんあって僕ら初心者にはなかなか面白い
沢でした。

ちいさな滝はたくさんある
ちいさな滝はたくさんある
穏やかな流れになったら 最後の砂防ダムが出現
穏やかな流れになったら 最後の砂防ダムが出現
動画(real形式、64kbpsストリーミング)
動画(real形式、256kbpsストリーミング)

私のコースタイム(休憩含))記念碑台-40分-ダイヤモンドポイント-120分-地獄谷取り付き
              /地獄谷取り付き-115分-縦走路-25分-記念碑台

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