六甲山

13年
01/05/13山ネット例会初参加
14年
02/05/12山ネットで東お多福山へ


01/05/13(山ネット例会初参加も集合場所間違い大失態。快晴。)

高座の滝
高座の滝

 囲炉裏の矢問さんからお誘いの山ネットの例会・六甲新緑ハイクに参加の
ため朝の五時半に起きて再度集合場所を確認、ところがニフティのメールが
消えてしまっていてわからない。

 山ネットのHPで確認し念のため紙に右のように書いておく。六甲横池から
内越山8時30分阪急梅田駅西サービスステーション。集合場所の三宮阪急駅三
階サービスステーションへ(→正しくは阪急梅田駅)六時に出発。低徘オフで
はいつも集合時間ぎりぎりに行ってヒンシュクを買っているので(スイマセ
ン)早めに行こうとコンビニで弁当買って三宅から阪神高速へ、空いている
ので七時過ぎには生田川を下りて三宮に到着する。

まず地獄谷を遡行開始 地獄谷は岩がごろごろして悪路
ここから地獄谷を遡行 地獄谷

 公園の駐輪場があったのでバイクを止めて集合地点の阪急駅へ。しかし三
階へどうやっても行けない。駅員に聞くと三階はありません。???勘違い
だったのかなあと西サービスステーションはどこですかと聞くと西口にはあ
りません・・・???。

 南にあるセンタービルの三階か?と行くとエスカレーターは止まっていて
たくさんの人がイスで寝ている。東口と西口を十回以上往復するも誰もいな
い。代わりに北陸のホテル社長でごつい顔写真の新聞広告で有名なおばさん
を見れた(悲)。ハイカー風の人何人かに聞いてみるも山ネットの方とは違
うようだ。そしてとうとう八時半を過ぎて九時に。

地獄谷から左の尾根へ藪の中を登った 尾根からは東にロックガーデンへ向かう一般道が見える
地獄谷から綺麗な道へ出た レギュラーコース

 途中 風吹岩を通るって書いてあったのでそれなら芦屋川で下りてロック
ガーデンから横池へ先回りしようと電車に乗る。ここで集合駅を間違ってい
たことが発覚(我ながら自分のアホさ加減にはほとほと参る)。今朝、紙に
梅田と書いているのに・・・いまだ原因わからず、六甲といえば三宮と勝手
な思いこみか?。

 駅を下りて川沿いに山へと急いで向かう。若いもんは早いなあ〜と言われ
るが・・・複雑。今日は雲一つない快晴で気温もぐんぐん上がる。地図がな
いのでたくさんのハイカーに適当に付いていってロックガーデン手前の茶屋
に9時40分到着。そこで茶屋のおっちゃんに横池を聞いてみると風吹岩から山
頂方向に行くと左へ行く分岐があるよと親切に教えてくれた。

風吹岩からは大阪湾が見えた 風吹岩には人が登っている
風吹岩付近より 風吹岩

 13年ぶりの六甲山、懐かしくうれしいのも事実。高座滝を見て橋を渡り急
な岩尾根を登ると案内板がある。左ベテランコースとある。じゃそれを行っ
て見ようとちょっとしたガレ場を下りて砂防ダムの広場に出た。ここで団体
が指導者に登り方の指導を受けている。

 岩のごろごろした沢(地獄谷)を登っていく。先行者がいるが迷っている
様子。抜かしてペンキを頼りに進んでいくと左側の尾根に上っていく小道が
ある。あまりにごろごろしているので疲れたのでちょうど良いと左の尾根へ。
これが途中で行き止まり。でも尾根に上れば道はあるだろうと藪を漕いでい
くと予想通り登山道へ出た。振り返ると大阪湾が神戸の町並みの奥に見えて
いる。これで安心と東側の尾根をみると中央稜にたくさんの人が登っている
、その先にはロックガーデンの岩場が見える。
静かな横池 横池周囲は新緑が綺麗
横池遠望 新緑と横池

 道はしっかりしているものの あまり人が通っていないのだろう たくさん
毛虫が糸でぶら下がっている。注意深く見てないと毛虫だらけに。左か
ら道が合流しより幅広の道となる。このあたりは新緑の自然林で気持ちが良
い(毛虫を除く)。右 山の神とある。何か祭ってあるのだろう。ツツジが
散見できるがみなしおれている。やはり金剛山より標高が低いし海が近いの
で暖かいのだろう。

 早歩きで汗だくになりやっと風吹岩に到着。岩の上にはたくさんの人がい
るが今回は時間がないので先を急ぐ。花崗岩の風化した砂利の登山道を進ん
でいくと左 横池1分とある。行ってみると綺麗な楕円形の池があった(10時
25分)。こんなところに素敵な池があるとは驚き。新緑の森をバックにすばら
しい。

山ネット先発隊が昼食準備 適当なところにすわりみんな昼食
先発隊が昼食準備 お昼

 休んでいる人はまばらで、日本酒のパックを片手に持っている人もいるが
この人はここに住んでいる人なのだろうか?それとも近所のおっちゃんか?
いずれかだろう。酔っておられるようなので少し離れたところに座り山ネッ
トの方々が来るのを待った。

 池にはおたまじゃくしがものすごい数いる。その中に混ざって金魚が泳い
でいる。そして対岸には猫がお散歩。ごろごろして待つこと一時間。もう来
ても良い頃なのにと心配になり近くの夫婦連れに事情を説明し地図を見せて
もらう。でもここで待っているのがいいんでは?と言われそれもそうだと座
り直すと団体さんが来られた。見ると矢問さんもいらっしゃる。急いで駆け
寄り事情を説明し謝る。わざわざ電車一つ遅らせていただいたようで・・・
。視障者の方々はまだ来られておらず先発隊だとのこと。
食事後 初参加者は自己紹介 自己紹介の後はサポート講習会
初参加者は自己紹介 サポート講習会

 それに先ほどの日本酒パックの男性は山ネットのサポート隊の方だった。
雑用をお願いするが勝手がわからない。しばらくすると本隊が到着。たくさ
んの方が来られた。ここで昼食だそうでみなさん好きなところに陣取ってお
弁当たべる。矢問さんにユングさんはじめいろいろな方を紹介していただい
た。視障者の方々はみなさん晴眼者の方とペアになっておられる。ぱっと見
ではおそらく視障者の方だとはわからないだろう。みなさん足取りが軽く晴
眼者と区別がつきにくい。矢問さん、昨日淡路島の兵庫50名山を登られたと
のこと。私は適当に登っているので半分も登っていないのではなかろうか。

 みなさんにぎやかであちらこちらでわいわい雑談されている。まったく普
通のハイキングと同じ雰囲気、もうちょっと違った緊張した感じかと思って
いたので正直驚いた。これならサポートする方される方も気がね無く参加で
きそう。サポート隊の方には点字訳をされる方も多く参加されているとのこ
と。

実際にサポートの実技をしてもらう 横池出発
サポート講習会 出発直前

 指導の方から今回はじめての人の自己紹介とのことなので私も軽く紹介。
そしてサポート講習会。ザックの上部に二股にロープを結びY字型にし端を
視障者の方に持ってもらい。前について段差30センチとか段差や岩、がけ
があるとそのつど言葉で言う。そして後を振り向かず(振り向くと視障者
も後ろに移動してしまう)穴があるときは杖を持っていき場所を知らせる。
ベテランの方が視障者とペアで歩いて実技をしてくれた。この後みんなで記
念撮影し鼓越峠へと向かう。私は山ネットのニフティパティオ開設者のどぼ
たんさんをサポートすることに。

 しかし勝手がわからず少々てこずる。それに実際説明するとなると即座に
言葉が出てこない。岩がこちらにありますとか言ってしまうがこちらと言っ
てもわからない。自然林の中を進んでいくが雰囲気や香りでわかるそうで驚
き。われわれ目が見える方は眼を頼りにしてしまい そういう香りとか雰囲気
とかの感性を失っている感じがする。障害者の子供を持っている解剖の先生
が以前彼ら障害者は何も不幸なのではない。そういう考えが良くないのだと
言っていた。

新緑が綺麗・ほとんど自然林 長い下りの後、車道に到着
新緑が綺麗 車道に到着

 砂防ダムを高巻きするが沢側が崖になっていてしかも登山道は階段に。緊
張するがどぼたんさんは慣れておられるのかテクテク歩かれる。白い花の咲
く馬酔木の森を過ぎると沢ぞいの道になった。六甲にもこんな良いところが
あったとはおどろいた。自然林なので新緑がとても綺麗でしかも山深い。目
の前に人口二百万都市があるとは信じられない。そして左に神社が現れ涸れ
沢のゴルシュを左に見ながら進んでいくと車道にでた。空気は朝より澄んで
いて和泉山地まで見渡せる。この後岡本駅まで行き4時10分ここでサポートも
終わりまたよろしくお願いしますと挨拶をし三宮へ向かいバイクで地道を通
り河内長野へと帰った(七時)。

私のコースタイム(休憩含))高座の滝-40分-風吹岩-3分-横池
              -80分-岡本駅


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