13年 | |
01/05/26 | 快晴・草原、少ない人で大阪の山とは思えない静けさ |
01/06/09 | 滝畑より登る。曇で 涼しく昼寝 |
01/10/20 | 岩湧寺より登る。一面ススキ原 |
14年 | |
02/10/30 | 同級生と滝畑から登ってトン汁作り |
01/05/26(快晴・草原、少ない人で大阪の山とは思えない静けさ)
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第二駐車場 | まず車道から分かれ参道を行く |
10時前に学校が終わったので大峰稲村ヶ岳へ行こうかなと思って天気予報
を見ると晴れのち曇り・・・あきらめて山頂部に周回林道が新設され問題に
なっている岩湧山に行くことに決定。
たくさん咲いていた白い花 | 千手の滝にあった祠 |
河内長野の滝畑から登れることは知っていたけど他にコースがないかネット
検索で調べるとけっこうあった。この中で下宿からもっとも登山口が近い岩
湧寺から登ることにした。(バイパスでない方の)国道371号を奈良側へと
進んでいくと右に府道221号とあるので右折し進んでいくが迷ってしまいし
ばらくうろうろ。ようやくそれらしき道を見つけ進んでいくと岩湧の森・岩
湧寺と案内板がある。くねくね道を行き駐車場がいくつもある。第二駐車場
にバイクをとめ12時5分に登山開始。
千手の滝 | 多宝塔 |
車道を登っていくとすぐに岩湧寺・岩湧山頂・いにしえの道との道標があ
るのでここで自動車道と別れ左の山道へと入る。沢沿いの石畳の参道を登っ
ていく。家族連れが水場の近くでお弁当を食べている。今日は快晴なのでぜ
っこうの日だろう。車道を離れてから3分ほどでぎょうじゃの道への入り口に
差しかかるが今は崖崩れで通行止めと書いてある。
休憩施設の四季菜館 | いわわきの道・きゅうざかの道入り口 |
大き目の滝が左に出現。水量は少々乏しいものの綺麗な滝だ。大きな岩壁
が登山道を覆い被さんばかりにかまえている。草原の山と聞いていたので思
っていたのとはまったく違う表情におどろいた。時々白い花が咲いているが
何という名だろう。また滝が出てきた。右、千手の滝・左、不動の滝とある。
いったいどんな滝だろうと分岐を曲がっていくとお稲荷さんが祭ってあり先
には赤い祠がある。苔むした岩壁の奥に滝がある。どちらの滝も修行に使わ
れていたんだろう。そういう雰囲気がある。
ひたすら尾根の急登 | ダイトレにでると植林帯 |
分岐にもどりさらに参道を登っていくと右手に建物が見えてきた。休憩施
設やキャンプ場ある。トイレがあるというので寄ってみた。この奥には岩湧
寺があり室町時代に建てられたという多宝塔も見えている。このあたりまで
は車で来れる様でたくさんの人が芝生の上で戯れている。
そしてやっと岩湧山登山口に出てきた。ここには地図もありわかり易く説
明してある。すぐ先で二つのコース、いわわきの道ときゅうざかの道に分か
れている。名の通りきゅうざかは急だけれど近道である。なのできゅうざか
コースを選択肢登っていく。
草原手前の広場 | 新設林道と進入防止柵 |
取り付きから急な木の階段が続く、暑いのでTシャツ一枚だけどそれでも汗
がどーっと吹き出してくる。急な尾根道を登っていくと金剛山が見えてきた。
でも今日も霞がかなりひどくシルエットに近い。ぎりぎり葛城山も見えてい
る。ヒノキや杉の植林帯がしばらく続いた後、自然林になってきた。木々の
葉に日光が当たり綺麗。先を行くハイカーも見とれてしまっている。
自然林の中を登っていくと道は尾根の左側を登りだし、また尾根に戻って
くるとダイトレに合流。ここにはたくさんの人が休んでいて山菜を手に話を
している。岩湧山への道を聞いて見ると右へ進むと良いらしい。勘違いして
左へと進むところだった。
岩湧山頂上 | 林道より山頂部 |
植林の中を歩いていくと草原手前の広場に出てきた。左手には新しい林道
があって入り口にはしっかりした柵がしてある。それにしてもかなり頑丈そ
うな木の柵だ。林道は前方の草原を周回するようにここで二手に分かれ山腹
を走っていってる。尾根には登山道がありとりあえず登山道を登っていく。
例によって木の階段を登っていくと山頂部に到着。背の低いススキ原でも
し霞がなかったらさぞすばらしい景色が広がっていただろう。北側に林道が
走っているので少し下りてみるとこの幅ではたしかに舗装路にはなりにくそ
う。しかし出来たてなこともあり赤土が露出しておりブルの跡も残っている。
草原南面 | 草原西面 |
また登山道にもどり何人かの人が休んでいる南側の高みにいった。北面は
おおきな草原でわらびがたくさんある。しばらくベンチで休んで紀見峠から
着たという女性の方と話をした。このまま西へ進むと滝畑へと下りれるそう
な。
この先がどうなっているのか知りたくて西へと下っていく。北から見る山
頂より草原が大きく広がって見えなかなかすばらしい景色が広がっている。
先には頂上にドームがある三国山が見えており東の林道では登山者数人が昼
食をとっていた。
赤土のむき出した林道 | 西に三国山 |
ベンチがあるのでここでしばらく昼寝をすることに。予報では晴れのち曇
だったけれど天気はすこぶる良く、風は涼しいものの暑い。日焼けするもの
良いかなと40分もベンチで寝ていた。そろそろ下り様と起き上がり帰りは南
の林道をたどっていくことにした。そしたらぐるっと西側で北へと回りこん
で東の林道につながった。ここから見る草原はすばらしい。出来てしまった
ものはいたし方がないのだからオートバイなどが入らぬよう厳重に管理して
欲しいものだ。
山頂付近 | みはらしの道の迂回路 |
やがて草原入り口の柵前に到着。ここからダイトレを金剛山側へと進んで
いく。林道はダイトレの右側下を走っており登山者がテクテクあるいている。
登ってきた分岐点の差しかかる。しかし登ってきた道をまた通るのも嫌なの
でいわわきの道で下りることにする。植林帯の中を歩いていくと左に展望台
とあるがコンクリの廃墟のような呈をしていておまけに植林でまったく展望
が利かない。そして地図入りの道標がありここでダイトレと別れ下っていく。
人は少ないというかこの下山道、誰もいない。植林帯を下って水場を過ぎる
とみはらしの道コースとの分岐点にでた。
迂回しなければここを下りてくる | みはらしの道登山口 |
ここでみはらしの道へと曲がり下っていく。自然林がすばらしく鳥もたく
さん鳴いている。木の階段まじりの急斜面を下っていくと迂回路とあるので
右の尾根伝いの道を下っていく。ロープが巻いてあるものの注意してあるけ
ば全く問題ない。
迂回路を過ぎ本道を登ってみると確かに道が崩れている。でもロープが張
ってあるので落ちなければ問題ないだろう。やがてなだらかになり右の木々
が幼木となり右側の展望が開けてきた。しばらく下っていくとY字型に分岐
している。しかし道標がついており全く迷う心配はなく左に下っていく。急
な下りを経てようやく第二駐車場下の舗装路に16時15分到着。府道221号、国
道371号バイパス、国道170号を経て下宿に帰った。登山口から下宿までは25
分だった。
私のコースタイム(休憩含))第二駐車場-2分-登山口-20分-岩湧寺-50分-頂上
-25分-いわわきの道分岐-13分-みはらしの
道分岐-20分-第二駐車場