12.8月


12年
7月 8月9月 10月


8/1)千ヶ峰
    市原から登ったけれども市原峠からもう雲の中で
   何も見えずおまけに暗いし風もつよい。
   頂上もかわりなくしばらくしたら雨もふってきて 
   やむなく下山した。


8/2)千ヶ峰
    今日も市原から登ったけれども昨日より天気はましでまたに山は
   頂上だけ雲をかぶっている。でも千ヶ峰は雲の中・・・。

    さきにまたに山に登ってから千ヶ峰に登ったら頂上直下に来たとこ
   ろでガスがさっとなくなって展望が開けた。

   頂上についたら福崎のMさんがいた。しばらくしたら姫路のSさんも登
   ってきた。霞がなく明石海峡大橋や和泉山脈や四国、鳴門付近までハ
   ッキリ確認できる。十一時から二時半ごろまで頂上にいた。




















写真上)頂上より飯森山方面  写真下)明石海峡と淡路島


8/3)氷ノ山
    今日は天気が安定しているらしいので氷ノ山に登ることにした。朝7
   時半にでて関宮の氷ノ山越からの登山口に9時半についた。頂上には
   11時20分についた。滝がたくさんあってどれも大きくてしかも道中ずっと
   涼しくて結構面白く快適で道もわかりやすかった。小豆転がしは
   通行禁止で迂回路ができていた。

    頂上には女性の方二人組の方がいるだけで他には誰もいなかったが
   その方々が帰ってから登る途中に会った夫婦の方が登ってこられた。
   千ヶ峰にも春にこられたようで福崎のMさん、写真集のHさんのことを
   知っていた。わたしも以前会ったような気がする。展望は結構よくて
   大山、千ヶ峰から三岳まで見ることができた。

    下山は東尾根からにしたけれども雪のとき以外は初めてで湿原とか
   があって写真を撮りながら下っていった、途中スズメバチに何度か頭
   の周りをぐるぐる回られてあせった。登る途中にはあわなかったけれど
   もこの季節東尾根コースを取るときは帽子は必要。














写真上)ニッコウキスゲ(スキー場にて)  写真下)頂上より三の丸・三室山


8/4)千ヶ峰
    朝早く五時半に家をでて千ヶ峰に市原から登った。六甲山や淡路島
   が雲の上に浮かんでいて水墨画のようで美しかった。けれども あと
   850m標識あたりからやたらスズメバチに攻撃されるようになりリュ
   ックに体当たりしてき、あげくは頭に何度も体当たりをしてきてか
   なり緊張した。おまけに頂上に追っかけてきたのか頂上でも頭の周
   りをぐるぐるまわってあちこち場所を変えざるをえなかった。黒い
   ズボンに半そでのシャツじゃまずいわね。

    頭をしきりに狙っていたのであたまに白のタオルをまいたらやっ
   てきても何もしなくなった。そのままタオルを頭に巻いて下山した
   ら一回もやってこなかった。またに山に寄ってから帰ろうと思って
   いたけどこの服装ではまずいので断念、峠の下で登って来られる方が
   何人かいたので注意するように言っといた。





8/5)笠形山
    昨日から左の膝の関節が痛いのであまりきつくない所を登ることに
   した。それでまだいったことのない神崎町のグリーンエコー笠形から
   のコースで笠形山に登ることにした。

    ふもとまで40分でついて駐車場にバイクを置いて登った、しばらく
   山腹をジグザグに登っていくと滝への分岐がありそちらにいくと
   扁妙の滝の展望台があり落差65mの滝をよく眺めることができた。
   そこからまた山腹を登っていくとやがて谷を小川沿いに登っていきだ
   んだんなだらかになって小川から離れてしばらくすると瀬加コースと
   合流(ここまで70分)、そこから20分で頂上についた。

    かすんでいて淡路や播磨灘はみえなかったけれども六甲山や
   高御蔵山や氷ノ山から東床ノ尾山、丹波の三岳まで展望できたから夏
   としては結構いいほうかな?思ってたより距離はあった(4km)
   けれどもほとんど急登がなくすずしそうな小川をいったりする良い
   コースだった。

    頂上にはいくつかのpartyの方がいていろいろ話をした。後から
   神戸からの二人組の方もきた。頂上は屋根つきの休憩所があるのです
   ずしかった。でもグリーンエコーコースは距離が四キロで谷沿いをす
   すむので日が暮れると怖いのではやめに降りた。途中登ってくる方が
   3組いた。下山は一時間でできた。 

    登山道は良く整備されていてまず迷うことはないでしょう。入村料
   と称して200円徴収されるけれどもおかげで駐車場はかなり大きなのが
   あり泊まることもできます。笠形と千ヶ峰縦走の時につかうといいか
   もしれません。コースの看板では頂上まで二時間とありました。






   写真上)偏妙の滝    写真下)頂上より六甲山


8/6)笠形山・千ヶ峰
    千ヶ峰と笠形山に登ることにした。ただ千ヶ峰はおとついにスズメ
   バチに散々追いかけられたからあまり気が進まなかった。七時に実家
   を出て先に笠形の大屋コース(八千代町)から登った。登山口にバイ
   クを置いて谷沿いを登っていった。林道を横切ってさらに進むとイタ
   チをちいさくしたような動物が何度も子供達を口にくわえてせっせと
   移動させていた、イノシシとか鹿、リスやサルは見たことがあるけれ
   どもこんな場面は初めて出会った。

    面白いからしばらく見ていたけれども写真には撮れなかった。さら
   に天邪鬼の水呑場を過ぎてそこから尾根に取り付いてジグザグに登っ
   ていく、やがて千ヶ峰縦走路と合流して緩やかになった登山道を登っ
   ていくと頂上に着いた。大体1時間ぐらいで着いた。

    誰もいなかったけれどもすぐに笠の丸の方から夫婦連れの方が登っ
   てきた。高砂から来たらしくて高御位山の近くに住んでらっしゃると
   のこと。笠形山は屋根があるから涼しい。温度計は26℃となっている。
   9時半になったので下山した。何人かの方が登っていたが中に犬を連れ
   た方もいた。

    天邪鬼の水呑場に稲美町のOさんらしき方がいたので声をかけるとや
   っぱりそうだった。昨日、千ヶ峰に登ったらしくて写真集のHさん、福
   崎のMさんも来ていたらしい。でもかなり暑かったそうな。蜂のことを
   話すとOさんがKさん、Mさんと一緒に市原峠から頂上に登っているとき
   にやはりあの850m標識のところでMさんが刺されたと言われた、本人か
   らも聞いたことがある。服装はちゃんとしたのにしたけどそれでも刺
   されたら・・・どうしようかと迷って岩座神コースもうヒルはいない
   のでしょうか?と聞いてみたら連日の日和で乾燥しているからまず問
   題ないだろうとのこと、登るんだったら市原はやめて三谷コースか
   岩座神コースがいいだろうとのことだったので岩座神コースに決めた。
   登山口でまた犬を連れた方に会った、何回か来てるみたいで加古川か
   ら来て犬と一緒にすずみに来ているみたい。水遊びができるから犬の
   お気に入りの場所だそうな。

    本当は下から登りたかったけれども一気に登りたかったのでバイク
   に乗って千本杉の所までいった。千本杉の手前のところから登山道に
   入ってしばらく山腹についたジグザグの道を進む、やがて平坦な旧神
   光寺跡につく。土壌は乾燥していてどう考えてもヒルはいそうになか
   った。また山腹を登っていきやがて尾根上に、ゆるやかな登りを進ん
   で三谷コースとの合流地点に。ここからは暑くてきつい登り。七不思
   議よりはましだけれどもやっぱりきついことには変わりなし。でも久
   しぶりに登ってみて雪の時とかを思い起こしたりしながら登った。や
   がて頂上が見えて最後の急登、ここで愛好会の方と会ったので話すが
   なじみの方はいないらしくて三国への道作りをしているらしい。さら
   に登っていく。道は完全に乾いているのでヒルの心配はなく、立ち休
   憩をしながら登ってやっとのことで頂上に着いた。

    頂上には何人かの方と大きなPartyの方々がいた。頂上はやっぱり
   暑い。日誌をみると福崎のMさん今日も昨日に引き続いて登ってた。
   暑いからすぐ降りたのだろう。弁当を食べてからもしばらく頂上にい
   たけれどもあまりに暑いし水がなくなってのどが乾いてしかたがない
   ので下山した。やっぱり連日登っているせいか足にかなりきているら
   しく結構下りもしんどかった。バイクのところについて荷物を載せて
   大屋でジュースを飲んで帰った。笠形山も千ヶ峰も六甲山はほとんど
   霞んでみえず高御蔵山も見えなかった。但馬方面は霞みが少なくて
   氷ノ山はよく見えた。








写真上から、大屋登山道にて・笠形山山頂から福崎方面・千ヶ峰頂上直下の三谷尾根から・三谷尾根から市原尾根と竜ヶ岳


8/7)氷ノ山
   今日は氷ノ山に戸倉側から登ることに決めていたので氷ノ山へ。でも
  どういうコースがあるのかまったく知らないのでネットと地図で調べて
  から出発した。朝7時35分に出て国道29号を進んでいく、よくはってるか
  らあまり飛ばせない。戸倉スキー場を少し過ぎたところで左に氷ノ山登
  山口という標識があったので右の林道に入ると詳しい看板がある。見て
  みると坂の谷コースと殿下コースとあるが坂の谷の方が登山口が近いの
  でそっちにする。林道をずーっとすすんでいっても一向に坂の谷と殿下
  の分岐点にこない。それでもしかたがないのでがたがたの林道を進んで
  いく。そしたらやっと分岐点に来てちゃんと左に坂の谷コース、右に殿
  下コースとある。車も一台止めてある。バイクなので登山口までいって
  止めた。えらく山の中に入っているような気がする。

   9時15分に出発しなだらかな杉の中の登山道を行く、そのうち熊笹が
  周りに出てきて杉から広葉樹に変わってしばらくすると熊の水呑場にで
  る。いちおう鈴をつけているけどばったりあったらいやなのでそーっと
  見てみると誰も熊もいない。写真に撮ろうかと思ったけれども水は枯れ
  てるし暗いので写さなかった。そして殿下コースとの合流点に着いた、
  ここでちょうど10時。曇っていて道もそんなにきつくないので涼しい。
  ほんとになだらかな斜面を進んでいる。後ろには三室山が霞んで見えて
  いる。

   やがて三の丸に、そこには避難小屋がある。その先にやぐらがあるの
  で登ってみるとよく頂上が見える。三の丸からの頂上は美しいと聞いて
  いたけれどもそのとおりで写真をいっぱい撮った。長居をしたいけれど
  もあちこちに小さい積雷雲があるのでとりあえず早めに頂上までいくこ
  とにした、ここで10時20分。頂上はここから見ると結構距離があるよう
  にみえるけれども2キロしかない。30分ぐらいでいけるだろうと予想を立
  てて進む。途中千年キャラボクの標識があるので寄ってみた。頂上直下は
  少し急だったけれども難なくついた。11時だった。予想より10分よけいに
  かかった。

   単独の方と夫婦づれの方がいた、あとで先生らしき男性とその学生6人
  ぐらいがやってきた。日が照って暑いので避難小屋で弁当を食べた。
  窓から外をみると鉢伏はすごい豪雨のようだ、雷もなってきたので
  とりあえず休むのは三の丸として下山した。ぱらぱらと雨が降ってきた。
  雷も北で鳴ってる。まだ空は明るいので大丈夫だろうと思って三の丸の
  やぐらで休む。でも雨がちょっと強くなってきたので先にある屋根付き
  の休憩所まで行くことにした。先の分岐を右に行って休憩所に着いた。
  そこにはトイレもありきれいな感じの所でしばらく景色を見て休んだ。
  ここをそのまま進むと三の丸コースで春米につくらしい。また分岐に戻
  って。下山していく、ところが急に雨脚が強くなってきた。でもカッパ
  をきるのも面倒だしまあいいかと思っているとぬれてきたので上だけ着
  て先を急いだ。ますます雨が強くなり雷も頻繁に鳴り出したのでしかた
  がないので下のカッパも着けた。おまけに雨が強すぎて鈴の音があんま
  りしない。手に鈴を持って鳴らしながら降りた。なんか変な感じ、修行
  やってるみたい。暗いし熊も心配だし気持ち悪い・・・。昨日は水がな
  くて困って今日はありすぎて困るとは。それにこれだけ笹があって
  だだっぴろかったらもし周りの笹の中に入っていったら二度と出てこれ
  ないだろうな、怖い怖い。やっとのことで杉林に入ってしばらくすると
  登山口に着いた。

   激しい雷雨の中をバイクでいくけれども雷が落ちやしないかと心配。
  来るとき置いてあった車に人がいた、雨がやむのを待ってる。こっちは
  バイクなので待っててもぬれるので進んでいく途中四駆が2台あがって
  きた、今からどうするんだろう。頂上へは時間的には十分あるけど関宮
  までいくのかな?やっとのことで国道まででたけれどもぜんぜん止む気
  配なし。車もほとんど走ってない。道路にある温度計は20℃とある。
  引原ダムのところまできてやっと雨がやんだ、ここで24℃。山崎でガソ
  リンをいれて帰った。霞みがひどくて頂上の展望はまったくきかなかっ
  たけれども三の丸からの北の景色はなかなか見ごたえがあった。道もめ
  ちゃめちゃハッキリしていたし秋ごろにまた来よう。









写真上から、三の丸への登山道から三室山・くまが出るぞ〜・三の丸小屋・三の丸から頂上


8/8)笠形山
   今日は大屋(八千代町)コースで笠形山に登った。7時に実家を出て8
  時に林道についた、今日もあのイタチ(みたいな動物)はいるかな?っ
  て探したけれどもみつけられなかった。頂上には9時についた、やはり
  誰もいなかった。周りはガスでほとんど展望はきかない。そのうちガス
  は昇るか消えるかするだろうけど霞んでるだろうし展望は望めまい。

   気温はやはり下界より低く涼しい。秋に総合テストがあるので問題集
  を開いて問題を解いていった。しばらくすると一人の男性が大きめの荷
  物を持って笠の丸側から登ってきた。アルプスかどっか遠方にいくため
  のトレーニングだろうかすぐに降りていった。その後夫婦とその孫二人
  が登ってきた。子供はクワガタを持ってた、来る途中に捕まえたらしく
  ミヤマクワガタだよって言ってた。今度は大屋の方から年長の方が登っ
  てきた。その方としばらく氷ノ山や笠形の事を話した。

   1時すぎにみんな降りていって一人になったのでまた問題を解いたり
  景色をみたりしていた、ガスはなくなって高御位山や西光寺山も見えて
  きた。でも北のほうは入道雲があってだんだん大きくなってきている、
  雷の音もする。昨日に引き続き氷ノ山方面は激しい雷雨なんだろう。
  南側は快晴に近い。

   そうしているとまた笠の丸の方から男性が登ってきた。播磨町からこ
  られたそうで今日は鹿ヶ原経由できたそうな。沢登をしておられたよう
  でいろいろ話をした。笠形も何度も来ておられるらしく昔のことも良く
  知っていた。千ヶ峰から北東に富士山のような形をした山があるがなん
  と言う山だろうと聞かれたのでカシミールで作った笠形からの頂上展望
  図を出して調べるとやはり青葉山だった。2時ごろになると急に南側の
  霞が消えていき六甲山、淡路島が見えてきた、姫路港やその沖に浮かぶ
  タンカーも数隻浮かんでいるのが良くわかる。

   その方が2時過ぎに下山したあと下山した。バイクで林道を走ってい
  ると淡路がはっきりみえてきだしたのでひょとしたら明石海峡大橋もみ
  えるかなと思って双眼鏡で見たら良く見えた、肉眼でも見えてきた。
  南側の空気が入れ替わったのかもしれない。


8/9)雪彦山
   今日は雪彦の大天井に行った。登山口には車上荒らしに注意という張
  り紙がしてあった。明神や七種以外にここもやられているんやねえ、人
  が多いからないと思ってたけれど。天気は曇りでいまいち、雨も降って
  きそうな感じ。つい先日雪彦で山火事があったけれどもどうなってるの
  か気になる。怪我人が自分のことを知らせようと火をおこしてそれが
  原因で山火事になったらしい。困った人もいるもんだ。展望台のところ
  についたころに雨が降ってきて急いでとりあえず出雲岩の下のところま
  で行くことにした。しばらくしたらやむだろう。行きなれた登山道を登
  っていき沢を渡って出雲岩に、前来たときと比べて落書きは増えてない
  みたい。しばらく休んでいたら小ぶりになったので鎖場を登ってのぞき
  岩、馬の背をすぎ頂上へ。

   一人の男性がいるだけで静かな頂上、日曜の天気の良い日は座る場所
  もない。そういう時は奥の天狗岩でよく休んでた。先客の方もけっこう
  雪彦にトレーニングに来てるらしく200回ぐらいもう来てるとか、北鎌
  へ行く前にここにトレーニングに来てるといって虹の滝の方へ降りてい
  った。私のほうは時間がないので出雲岩コースで下山した。途中女性の
  方二人と単独の男性の方、地元の鹿谷中の学生たちと先生も登って来て
  いた。 追伸)火事の跡はわかりませんでした。











写真上)大天井から南方  写真下)七種山系


8/10)明神山
   初めは笠形山か千ヶ峰に登ろうかと思ったけれども夢前川の橋から雪
  彦の方を見たらガスがかかっていたのでやめて、初めてAコースで明神山
  (668m)に登ることにした。岩屋池の下まで行ったけれども子供が何人
  かいたので岩屋池のところにバイクを置くのを止めて夢やかたの駐車場
  に置いた、そこから岩屋池の堤防の下を左に行って山に入っていった
  (道標あり)。

   山腹を登っていくと鉄塔のところに出てきた。そこから尾根づたいに
  登っていくと岩稜が出てきて東に七種山系が見える。それ以後もところ
  どころ岩稜が出てきて下がすぱっと切れている所がある、落ちたら間違
  いなくあの世行きですな。そのうち岩でなくて土の崖登りのところも出
  てきてその上のこぶに出る。ここは雨が降ったらやばそうな感じ、ずる
  ずるっておっこっていきそう・・・。今年このコースでおっこった人も
  いるし雨の日や下山には使いたくないね。

   そのうち本稜に取り付いて今度は登ったり下ったりをして頂上の方向
  へ。このあたりも所々岩稜登りになって面白い。西に見える尾根にもす
  ごい岩場が散見できる、Bコースばかり行ってたからこんなところが
  明神にあるとは知らなかった。東に七種山系がよくみえるが頂上から見
  るよりずっと見ごたえがある。なんどかアップダウンを繰り返してやが
  てBコースとの合流点に、ここまで結構時間がかかった。Bの方が楽なこ
  とは間違いないね。面白いのはこっちの方だけれども、でもクモの巣には
  参った。棒をもって前に立てていないとすぐ顔に巣がくっついてしまう。

   ここからはもう行きなれた登山道で急登を登っていく。でも湿度が高
  いのと暑いのとで完全にバテバテで何度も休みながら登っていく。連日
  の山行の疲れがたまっているのか足がなかなか動いてくれない。莇野か
  らの登山道と合流してさらに登っていくとやっとのことで頂上についた。

   昨日の雪彦よりはるかに疲れた。ところどころ雲は出ているものの暑
  くてしかたがない、おまけに箸をもってくるのを忘れた。食欲もないし
  家に帰ってから食べよう。霞んでいるけれども千ヶ峰や雪彦、黒尾山や
  高御位山も見える。霞がなかったら播磨灘がよく見えるんだけれども
  今日は見えない。夕方になると播磨灘が金色に輝いてくるんだけれど。

   疲れはまったくとれてないけれどもずっといるわけにもいかず、1時前
  にBコースで下山した。AコースとBコースとの合流点に家族連れがいた。
  暑いですねえって声をかけられた。ほんとに今日は蒸し暑い。いつもだ
  ったら40分ぐらいで登山口に着くのに1時間ぐらいかかった。

   Aコース登山道ははっきりしていて間違うことはないでしょうが
  雨の日には避けたほうがいいでしょう。板坂峠から七種薬師に登ってい
  るようなそんな感じの登山道でした(道はこっちの方がずっとハッキリ
  してますが)。

  私のコースタイム)夢やかた駐車場-1時間15分-ABコース合流点
           -40分-頂上





写真上から 登山道での岩場 登山道から頂上を望む 頂上付近から南東方向(夢前町)


8/12)またに山・多可アルプス西岳
   またに山に行ったとき北にこのまま進んでいったらどんな感じに
  なるんかなあって思っていた、そんでもって今日その北に行って見る
  ことにした。

   朝7時時すぎに実家をでて8時に市原登山口に着いた。白い車が一台止
  まってる、道つくりに行ってるのかな?でも清水から登って作ってるら
  しいから涼しいうちに千ヶ峰に登ってるのかもしれん。いつもどおりジ
  グザグ道を登って峠へ、ここに道を通すらしいけれど止めてほしいね。
  いったいどれだけの人が使うんだろうか?ここまで自動車道がきてしま
  うと登山者は間違いなく減るだろうし。

   ここからまたに山に向かって進む。今日は天気は良いけど風があって
  そんなに暑くない。30分ほどでにまたに山に着いた。霞があって氷ノ山
  は見えないけれども千ヶ峰はよく見える。双眼鏡で頂上を見てみたけど
  誰もいないようだ。

   少し休んで北に進む、北に見える杉林に入ってから道は下って行く。
  帰りに登らにゃいかんと思ったら・・・しんどそう。下りきったとこで
  左を見るとテープが巻いてあって行って見ると今度はもとのとこの先に
  テープが見える。いったいどうなってんのかなって思ったけど元のとこ
  に戻って尾根を登っていく。しばらくすると尾根が二つに分かれてる、
  左の尾根には行かずにテープが巻いてある前方の方の尾根へいく。その
  まま進んでいくと標識が出てきて西岳50分とある。まだそんなにあるん
  かあって、またに山から見たら西岳けっこう近そうに見えたけど。だん
  だん岩がごろごろしてる道になってきた。このあたりで地層が変わった
  のかもしれない。鹿よけネットが尾根にそって張ってある。やがて尾根
  が右と左に分かれてる。テープの巻いてある右へ進む。このあたり右も
  左も視界が利いてて右には竜ヶ岳が見え前方には鉄塔が見える。しばら
  くすると右下から道が上がってきているしテープも巻いてある。これが
  清水からの道かな。やせ尾根なのでこのあたり道が明瞭でさくさく足が
  すすんでいく。秋の涼しい季節に歩いたらさぞ気持ち良いだろうなあっ
  てことを考えながら歩いてたら左でがさがさと音がした、鹿が逃げてっ
  たみたい。前に見える鉄塔の所でザックをおろしてしばらく休んだ。
  風があって結構気持ちがいい。さらにすすんでいくと道は急になり三谷
  みたいな登りになる。でもこっちは岩付で面白いからあんまり苦痛には
  ならず。左に道がトラバースしてすすむと道はそのままトラバースして
  るけどテープが右にある。どっちがいいのかと思ったけどやっぱりテー
  プの方へ、また急登を登っていくと頂上らしきところに着いた。でも何
  の標識もないので先に進んでいくとしばらくして道がなくなった。のこ
  ぎりも置いてあったからさっきの所が西岳なんだろう。もどってしばら
  く休んだ。

   帰りはなんか迷いそうなので注意しながら進む。でも道がとたんにな
  くなって周りを見渡したけど道らしきところはないので引き返すと、左
  に行くべきところを右にいってたみたい。なんかくもの巣が多いような
  気がした。そんなにすぐはれるわきゃない。木越にまたに山の大きな山
  容がみえる。ときどき道がわからなくなるけれども尾根上をテープを頼
  りにすすんでいくとまたに山の手前の杉林に入ってやがて頂上に無事つ
  いた。

   頂上は暑いのでその先の影になるところで休んだ。双眼鏡で千ヶ峰を
  見ると石碑のところに人がいるのがわかる。暑いんだろうなあ。日曜に
  いって暑くて暑くてたまらんかった。このあと地蔵さんの水呑場に立ち
  寄ってから帰った。

   またに山から北は注意して歩けば問題ないと思うけどいったん迷うと
  大変そう。だから地図はもっていったほうがいいと思う。特に行きより
  帰りが要注意。休憩を含めて市原登山口から西岳まで3時間ほど、帰り
  は2.5時間ほどかかりました。市原峠にある標識では峠から3時間とあり
  ます。






写真上から 西岳(西雄岳)から北方面 またに山とその左に千ヶ峰 竜ヶ岳と大井戸山 西岳の山腹の作業場


8/13)千ヶ峰
   朝早く千ヶ峰に登ってから笠形に登ろうと思っていたけれども寝過ごしたので
  やむなく一方だけにしてどっちを登るかは福崎に行って笠形山を見てから決める
  ことにした。福崎から見てみたら曇っているけれどもガスがかかってないので
  千ヶ峰に登ることにした。

   加美町に入って千ヶ峰を見ると頂上だけガスがかかっていた。岩座神から
  登ることにして神光寺の前の駐車場にとめて登った、昨日の疲れがあるから
  ゆっくり登って行ったけれども休まず頂上にいけた。

   頂上は風がすごく強くかなり寒い。けっこう人がいたけれども帽子を風に
  飛ばされたりしてみんな強風に困っていた。石碑の南側の岩の所で昼寝した。
  数人の方が七不思議コースで降りていったが新聞に載ったことでだんだん
  メジャーになってきたのかもしれない。またに山で誰かいるかと双眼鏡で
  見たけれどもわからなかった。展望は予想どおりよくなかった。

   下山後、昨日みた西岳の手前で東側から登ってきていた道はなんなのか
  清水からのものか、清水にいって西岳の麓の林道をあがっていったら地蔵さんが
  あってその奥にすすんでわき道をバイクで登っていくといくと行き止まりに
  なっていてそこから木にテープが巻いてあって小道があった。ここが清水からの
  登山口かもしれない。


8/17)千ヶ峰
   母には笠形に登るといって実家を出た、でも雲がどんよりたれこめて
  いて暗いので大屋に着くまで千ヶ峰に変更しようかと迷った末、結局
  千ヶ峰に登ることにし、岩座神は湿っていたらいやなんで市原から登
  る事にした。

   登山口にはすでに一台白い車が止まっていた。まだ8時半なのに早い
  な〜って思った。市原峠についたら千ヶ峰に続く稜線のガスがなくなっ
  ていてまたに山も頂上まで見えいた。稜線を進んでいくが進んでいくご
  とにだんだんガスがとれていき850m標識あたりにきた時には頂上がはっ
  きりみえた。おまけに朝の光と薄いガスのおかげかすごく綺麗ににみえ
  る。東側も一部ちょっした雲海になっていて写真を撮ったりして登って
  いった。登る途中、今まで咲いていなかった花々もあったりして楽しめ
  た。登る途中降りてくる夫婦がいたがあの車の方だろう。三谷方面へ降
  りていく人も見える。平日はあまり早朝登山する人はみないけれどもま
  だ休みの人が多いのかな。でも頂上は誰もいなかった。

   昼からテスト対策をしなきゃいけないのでしばらくして下山した。途
  中、団体さんと単独者の方が登ってきていた。三谷登山口を経由してバ
  イクで帰ったけれども車がたくさん止めてあったからお昼には結構頂上
  にぎやかになるだろう。













8/18)笠形山
   朝早く雨が降ってたから二度寝しておきたら7時だったのでどっか行こうか
  迷ったけれども結局出かけていった。いちおう参考書も持っていった。笠形は
  瀬加からみるとほとんど雲をかぶっていてみえない、すると千ヶ峰も間違いなく
  雲の中、おまけに空は暗くていまにも雨が降ってきそうな感じ。ということで
  屋根のある笠形に大屋林道から登ることにした。林道登山口あたりはガスって
  ない、誰か車をとめてるかなっと思ってたけど止めてなかった。準備して
  たれこめた雲で暗い登山道へ

   でも中に入ってしまうとそんなに怖い感じもしなくて気持ちよい登り。
  天邪鬼の水呑場を過ぎて山腹を登って行くと前に鹿の頭が見える、でも全く
  動かない。死んでるのかな?こっちをじっと見つめてる、怖いな〜っと
  思って近づいてみると枯れ木だった。鳥の鳴き声も虫の音もなく全く静かな
  登りでちょっと怖い。頂上直下で手を伸ばしたら蛇が逃げてった、向こうも
  驚いたんだろうがこっちもおどろいた。驚かしたのはこっちだけど、マムシで
  なくてよかった。

   頂上に着いたけれども誰もいない。とりあえず蒸し暑いので半パンになって
  いすに座って水を飲んで休む、東の方のガスがとれてミニ雲海になってる、
  でも四方八方からごろごろ音がしていてあっちこっちに入道雲がある。
  そのうち小雨が降ってきてガスの中へ・・・。気温は24度だけれども湿度が
  そうとう高いのかむしむししてる。それに今日はハエがやたら多いし、ゆっくり
  してられないので弁当を食べてしばらくして下山した。下山中に誰か登ってくる
  かと思ったけれども誰もこなかった。下山後旧船坂峠を経て実家に帰った。


8/19)千ヶ峰
   朝、6時発の予定が7時半発になってしまった。どこへいくか迷ったけ
  れどもとりあえず、福崎までいって七種にするか笠形、それとも千ヶ峰
  にするかをきめることにした。それで福崎についてみたけれども七種は
  暗い雲のなかでなかなか晴れそうになく、笠形も同じく。でも七種は標
  高がそれほど高くないので雲の上にはでないし。七種は天気の良い日に
  いくことにした。旧船坂峠をへて笠形林道近くまできて周りをみると
  笠形をはじめ周囲の山々も雲の中。ということで千ヶ峰に登ることにし
  た。加美町に入って千ヶ峰方面をみるとやはり中腹まで雲がかかって
  る。

   千本杉のところにバイクを置いて登る。地面はそれほど湿ってなくて
  今日もヒルには遭わなくてすみそう。でもいちおう足元に注意して歩い
  ていった。今日はなんなく三谷合流点に、頂上付近のガスはとれて見え
  てる。そのまま休まずに登っていく。途中、スズメバチがやってきて頭
  の周りをぐるぐるしたけれども頭に白いタオルをまいたらそのおかげか
  どうかわからないけれどもどこかに消えていった。そしてだいたい
  45分で頂上についた。

   頂上には誰もいない。おまけにまたガスってきて何もみえず。しばら
  く休む。ときどき雲がとれてきた。でもおとついみたいな雲海にはなら
  ず。しばらくすると単独の方が登ってきた。やっぱり暑いのか汗だくに
  なってる。その後 福崎のMさんが登ってきた。話しをしたりしてたら
  三谷から団体さんが登ってきた。岡山からだそうで笠形はどれだ、六甲
  は?と話してるのが聞こえる。Mさんと一緒にあれがどこで
  あそこが・・・と説明した。団体さんはその後市原方面に下りていった。
  そうしてたら千ヶ峰愛好会の方が三谷から登ってきた。途中で神戸から
  のお医者さんを追い越してきたみたいでなかなか登ってこないなあって
  言ってた。そのお医者さん78歳でほとんど毎週来てらっしゃるらしい。
  Mさんは昼から仕事だそうで下りていった。私も弁当を食べてから降り
  ることにした。そしたら岡山の団体さんが戻ってきた。男の方のズボンを
  みると血で真っ赤になってる。ヒルにやられたらしい。三谷の谷ぞいに
  はヒルがいることをいったらそうとう嫌がってた。下山して実家に
  帰った。


8/20)千ヶ峰
   朝四時半に目覚ましをセットしてたけど、やっぱり切ってしまった。起きたら
  七時だった、それで慌てて準備をして千ヶ峰にいった。千ヶ峰は麓からみると
  山頂と尾根にガスがかかってる。市原登山口には2台車が止まってた。
   8時40分に出発した。峠に行く途中にHさんにあった。三谷からきて
  いったん市原登山口までおりてまた登ってくるとのこと。峠から頂上めざして
  登っていく、今日は虫の音もほとんどなく静か、霞がひどく展望はすこぶる
  悪い。850m標識付近でいぜん何度か会った山東町の男性の方にあった。
  前回会ったときはまたに山にいくと言ってたけどどうだったのだろう。
  頂上付近は薄いガスが流れてる。最後の急登をすぎて頂上へ

   数人の方がいた。石碑の所で休む、でもその先来てた男性が吸ってた
  タバコをポイ捨てした。その周囲を見るとたくさん吸殻がすててある。
  このおっさん何考えてるのか?挨拶してもかえさんし、まあそれはいいとしても
  タバコは許せん、注意したら はい すいませんと言って手に持ってた。
  でもあの調子だとどっかに放り投げるだろう。ええ歳してやめてもらいたいよ。
  恥ずかしくないのかねえ。そうしてると山東町の男性の方が登ってきた。
  千ヶ峰は結構きてるらしくてもう20回ぐらいになるって、またに山に
  登られたらしく三角点があったって。でもまたに山と書いた標識はわからなくて
  ほんとにこれがまたに山か迷ったみたい。山頂ノートを見ると朝7時ごろまで
  タヌキさん来られてたようで、やはり頂上はガスだったみたい。朝、早起きで
  きなかったのが残念・・・もう降りられてた後だった。

   しばらくするとHさんが登ってきた。汗だくになってる。千ヶ峰マラソンの
  シャツを着てる、マラソンに参加してもらったんだって。六甲縦走マラソンを
  たのしみにしておられるようだ。山東町の方は降りていった。
  三谷から福崎のMさんやKさんと山南町の方達の4人が登ってきた。
  この後また愛好会の方が登ってきた。でも小雨が降ってきてだんだん本降りに
  なってきた。慌ててカッパを着てすぐに下山した。みんなも下山した。
  バイクで帰る途中、岩座神のとこにたくさん人がいたけど、なにか棚田の行事が
  あったみたい。この後もずっと小雨が降ってた。


8/21)氷ノ山
   今日は前から予定していた氷ノ山にいった。朝7時半頃に実家を出て
  国道29号を北上して戸倉峠を経て春米のキャンプ場へ、車が少なくみん
  な飛ばしていたので流れに沿って走ったら二時間で着いた、天気は鳥取
  に入ってからは晴れてきたけど氷ノ山方面は雲が低く垂れ込めている。

   キャンプ場の駐車場にバイクを置いて九時半に出発した。冬にはスキ
  ー場になるのか草原状になってる山腹を登って行きやがて森林の中へ、
  小さなブヨかなんかが顔の周りをまとわりついて気が悪いので虫除けの
  網をかぶった。しばらくすると道は展望台を経て下っていった。おかし
  いなっと思ったけどそのまま進むと左から登ってくる道と合流した。ど
  うもこっちが本道でこっちは展望台経由の道だったらしい。この春米
  コース、花があちらこちらに咲いててしかも明るくて気持ちが良い(氷
  ノ山越え手前まで、竹竿を売る車の 竿や竿だけ〜っていうのが聞こえ
  てきてのは・・・だったけど、いったいどこで売ってるの?)。 
  途中、降りてくる男性の方がいた。45分で氷ノ山越えに着いた。

   鳥取側は天気が良くてだいたい晴れている、標識に水筒が下げてあっ
  たが誰か忘れてったんだろう。氷ノ山を見ると結構距離があるように見
  える。氷ノ山に向かって進んでいく、風があって涼しい、でもだんだん
  雲が沸いてきて天気が悪くなってきた。雨が降る前に着かないとと思って
  急いで登っていった。百円ショップで買った鈴の音がやたら小さいので
  手に持って振りながら登った、風があるとあんまり聞こえないよ。
  頂上には登山口から一時間半ほどで着いた(道は終始しっかりしていた)。

   頂上には誰もいなくて、ガスはかかってないけど雲が頂上ぎりぎりを
  走ってる、展望は悪くて霞んでて三室山も見えない。気温はかなり低い
  のか 半そででは いられないくらい寒い。しばらくすると親子連れの
  方が氷ノ山越えの方から登ってきた。明石から来られたそうで高校のと
  き以来の登山で一度氷ノ山に着たかったとおっしゃってたけれども霞が
  ひどいのが残念そうだった。東尾根経由で下山するというので説明して
  おいた。

   雨が降る前に下りる、途中単独の方が二人いた。氷ノ山越えに着いたが
  まだ時間があるのでそのまま尾根沿いに赤倉方向に進んでいった。振り
  かえると氷ノ山がよくみえる、氷ノ山の山容全体が見渡せてすごく迫力
  がある。前方に避難小屋が見えるけど結構距離があるのでしばらく休ん
  でから氷ノ山越えに戻った。

   あちこちに花が咲いてるので写真を撮りながら降りていった、でも
  前をふとみると道端に大きな蛇がとぐろを巻いてじっとしてる。
  逃げないので石を投げたら無視されたので何度も投げたらどっかに
  いった。この後展望台経由でキャンプ場に戻った、学生がたくさん
  来ていて先生があれやこれやと指示してた。


8/22)笠形山
   朝、メールチェックをしたらFさんが、笠形山に行くということなんで
  予定通り笠形山に行く。でも昨日の疲れが残ってて起きたら7時で出発は
  予定より半時間遅れの八時になった。福崎から笠形を見ると今日もほと
  んど雲の中。天気予報はそんなに悪い予報じゃなかったから、だんだん
  よくなるだろう。旧船坂峠を経て大屋林道登山口に九時に着いた。

   今日もなんか低く雲が垂れ込めていて前のときより暗い。昨日の疲れ
  が残ってるのか全身がだるい。ゆっくりゆっくり登っていく。天邪鬼の
  水呑場で水を飲んで、山腹を登って、沢を横切ってジグザグ道を登って
  いく。そして例の鹿の頭をすぎて縦走路と合流してやがて頂上に着いた。
  一時間近くかかってしまった。早いときなら半時間でくるんだけど。

   頂上には誰もいなかった。周りは雲が低く垂れ込めていてほとんど展
  望がきかない。でも気温が低くてすこし風があって涼しくて気持ちが良
  い。しばらく本を読んでた。すると笠の丸の方から男性の方が登ってき
  た。Fさんだった。挨拶をして、東屋で話しをする。もうちょっとごっ
  つい感じだと思ってらっしゃったらしい。いつも高御位山に登ってるそ
  うで、その高御位山も見えてきた。

   だんだん周りの雲がなくなって、展望がよくなってきている。女性の
  方の集団が登ってきた。その後夫婦連れ(?)の方が登ってきた。やっ
  ぱり平日でも天気が良かったら結構登ってくる。この後もまた女性の一
  行が登ってきた、そのうちのお一人はFさんの知り合いの方らしく高御
  位山で何度か会ってるそうですこし話しをされていた。この後しばらく
  して柴犬をつれた夫婦が登ってきた。展望も三岳がかすかに見えてきて
  播磨平野もよく見えてきた。涼しくて展望もだんだん良くなってきて結
  局3時前まで頂上にいた。だんだん西の方に雲が沸いてきて暗くなって
  きたので、Fさんは笠の丸を経て笠形神社のほうへ、私は大屋の方へ降
  りていった。下りは35分で降りれた。そこから旧船坂峠を経て実家に
  帰った。


8/23)千ヶ峰
   昨日の天気予報で 兵庫県南部が晴れとなってたのでひょっとすると
  これはあした雲海になるかもしれない、もしそうでなかっても朝の美し
  い山を見れるかも。ということで朝早起きして(それでも一回目覚まし
  を切ってしまった)、明神山を見ると霧でまったく見えない。周囲の山
  にも霧がかかってる。簡単に朝食を食べてから出発した。

   瀬加のあたりから霧がだんだん濃くなって笠形山はまったく見えない。
  だいぶん麓のほうまでかかってる。大屋から笠形をみると頂上が見えて
  いる、ということは間違い無しに雲海だ〜。加美町に入って千ヶ峰を見
  ると頂上が見えている、いそいで市原登山口へ。

   早足で峠に登って、千ヶ峰の方向へ歩いていく。ふと東側を見ると
  笹ヶ峰や竜ヶ岳が雲海の上に浮いている。ひさしぶりに見る雲海、
  千ヶ峰の麓が雲海になることはめったにないと聞いていただけにうれし
  かった。秋の雲海と違って雲の高さが高くて650m付近に広がっている。
  秋のは300m付近だけれども。頂上には45分でついた。笠形山も雲上にあ
  り朝来町方面も雲海、こちらは300m付近にひろがってるみたい。写真を
  たくさんとってしばし見とれていた。いつも登ってる山での雲海はアル
  プスでの雲海とはくらべもののないぐらいうれしい。低山が多いがゆえ
  に播州ではめったにこういう600m前後の雲海を見るチャンスがない。

   7時に頂上についたけれども8時ごろになると上昇気流によって雲が上
  へすごい勢いで所々舞いあがっている。雲海自体も上昇しているようだ。
  そして8時半頃になると雲海はくずれてきて40分には消失して単なる雲や
  ガスになってしまった。それでも西側の朝来町から生野にかけての
  雲海はこの後もしばらく残っていた。9時前に下山した。

   登山口に工事関係者がいるので聞いたらやはり市原峠へ自動車道を通
  す工事をしにきたって、これにはがっかりした。前から聞いてはいたけ
  ど残念。こんなもんできても誰も喜ばないだろうに観光客がくるとでも
  思ってるのだろうか?こんな不便な所にくるはずないのに困った町長さ
  んだ。


8/24)笠形山・飯森山
   今日も雲海を見ようと早起きをした、でも明神山は霧に隠れるこ
  となくよく見えている。ダメかもしれないな、ダメそうなら白髪岳に登
  ろうと決めてとりあえず福崎方面に出発した。

  ところが福崎に来ると低い雲がかかってる。ひょっとしたら見れるか
  もしれないということで笠形山に登ることに決めた。旧船坂峠を経て
  大屋林道登山口に。昼のガスのかかったときより登山道は明るい。

   いつものように登って天邪鬼の挽石のところで展望を見るとあんまり
  よくない。全く雲海になってない、雲海後のようだ。まあとりあえず登
  ってみなきゃわからんだろうということで頂上に45分でついた。
  ところがやっぱり雲海後のようでダメだった。でも西側の展望はすばら
  しく氷ノ山から那岐山、東山(とうせん)にいたるまでくっきり見えた。

   しばらくして下山した。そしてこれから白岩山に登ることに決めた。
  いそいで高坂峠へ、でも高坂峠に近づくにつれ飯森山にも行きたくなっ 
  た。またも変更して飯森山へ。

   高坂峠旧道に神崎町側から入って駐車場に止めた。とりあえず登山コ
  ースのガイドも作るために筆記用具を手に持って登った。前、千ヶ峰で
  縦走してきた人たちが道がひどかったといってたが、要所要所木にテー
  プが巻いてあってこれを見落とさない限り迷いそうにない。ほとんど
  樹林の中なので展望はないけれど涼しい。

   頂上には1時間40分でついたが、鹿が近くに数頭いたらしくがさがさと
  いう音がした。北側が伐採されていて頂上からは千ヶ峰がよく見える。
  多田坂あたりで鉄塔の工事をしているのも見える。少しの間休憩してか
  ら下山した。虻もヒルも、蛇にも遭わず快適だった。でも途中で弁当を
  持ってきてなかったのでおなかが減って苦しかった。1時間20分で下山
  した。駐車場に車が止めてあったが笠形山に登っているのかもしれない。

   写真上)笠形山から段ヶ峰方面     写真下)登山道より飯森山


8/25)白髪岳・西光寺山
   今日は白髪岳とどこかに登る事にした。朝、6時10分に実家を出て国道
  372号へ、車が少なくて7時20分には例の1000円無断駐車レッカー移動駐
  車場を過ぎて登山口についたが白髪岳案内標識が小さくて一回行きすぎ
  た。この標識、東を向いてて西からは見にくいよ。7時35分に登山開始。

   左の沢は砂防ダムの工事をしていて登山道沿いにロープが張られて
  る。結構急な山腹の道を登りきると15分で稜線に、しばらくすると岩が
  出てきた。雪彦以来の岩登りで、あまり岩に接してないので難儀したと
  ころもあったけど、わざと道でない所を登ったりして楽しみながら登れ
  た。天気も良いし気分がいいねえ。前方にはどんと構えた白髪岳が見え
  ている。岩の質は違うけど雰囲気が昔登った須磨アルプスと似ていて明
  るく、見ごたえのある尾根だわ。40分で頂上についた。

   多紀アルプスや篠山市街が朝の日光を浴びて綺麗に見えてる。
  とんがった大船山や六甲山も見えている。でも霞のせいで千ヶ峰や笠形
  山は見えなかった。つぎはどこへ行こうか本と地図を見て結局西光寺山
  と白山に決めた。40分で下山して国道を通って本荘へ、でも登山口がわ
  からず。しばらくうろうろした。ようやく登山の案内標識を見つけて安
  心、この林道を登っていく。左に大きな墓地がある、こりゃ雲海見物で
  暗い中いくのは怖いなあ。途中トラックが下りてきたけど運転人してた
  人が車を止めてこっちを見てた。このときは熊のことをまるっきし忘れ
  てたけれど、注意しようと思ってたのかもしれない。左に東屋があって、
  傍に寺坂登山道と大きな看板が立ってる。ここにバイクを置いて登山開始。

   でもこの登山道、歩いている人が少ないみたいでかなりわかりづらい。
  それでも木にたくさんテープが巻いてあるのでそれを頼りに進んでいく、
  くもの巣がたくさんあってちょっと油断するとくもの巣だらけになって
  しまう。やがて荒れた林道に出て林道を登っていくがまったくテープが
  ないし標識もない。もどって林道手前までいくと杉林の中にテープが巻
  いてあったのでそちらへ行く、やがて尾根にいきあたった。尾根には人
  が歩いてできたと思われる深くえぐられた溝があってそこを登っていく、
  昔はたくさん人が通ったんだろう。今はシダが覆い被さっていて誰も登
  っていないような雰囲気。

   その後、右の沢に道は向かっていてその沢を登っていくがやがて道が
  なくなって、テープもなくなった。石室跡が時々あるが道はどこを見て
  もない。どうしようかとザックをおろして本を出そうとしたけど見当た
  らない、これじゃどうしようもない。断念しようかとも思ったけれども
  この岩がごろごろした沢を登っていき、迷いそうになったらあきらめる
  こととして登っていく。沢の左右は暗い雑木で心細く不気味な感じがし
  ている。だんだん沢が浅くなってきたので木の枝を二本ならべて登って
  きた側に石を二つ置いてこれを帰るときの目印とした。そのうち沢の
  様子がもう稜線が近くなった感じがあったので左の尾根に上がってしば
  らくすると主稜線にでた。ここがいちばん大事なポイントなので目印を
  しっかり作っといた。

   ひだりが高そうだったので左に進んでいくともっこりと高まっている。
  これが山頂か?と急いで登ったが何の標識もない、でも見晴らしが良く
  整地されてる感じがした。この先かと進んでいくがだんだん下っていく
  ので振りかえると稜線ぞいの遠くにピークがあって祠も小さく見えてい
  る。これは間違いないと思って急いで引き返して進んでいく。主稜線に
  はしっかりした道があって楽に進める。やがて岩がでてきて西光寺山
  山頂あと200mと標識がでてきた。そばには右下から登ってくる道もある。
  そしてやっと頂上に、1時間半かかったが精神的にはもっと長く感じた。

   聞いてたよりも展望が良くて北側に一部杉があるだけでけっこう見渡
  せる。さっき登った白髪岳も見えている。お賽銭をいれてからとりあえ
  ず休んで写真を撮ったりした。でもここでもスズメバチが何匹もやって
  きて、帽子もタオルもないものだから慌てて下山した。西を見ると大き
  な市街地がひろがっているが西脇だろう。そして目印のところで稜線を
  はなれくだっていくがここで熊がこの近辺にでた事を思い出してわざと
  咳をしたりしながら下った。この沢はどーも気持ちがわるい。首筋から
  背中がぞくぞくして誰かに付きまとわれてるような気がする。立ち止ま
  ると金縛りにあいそうなぞくぞく感がしてきたので何も考えずに夢中で
  下っていった。でも下りは蜘蛛の巣がなく自分の作った目印があるので
  安心して下れる。やがていやな沢を過ぎてシダの中の尾根道に、そして
  杉林の中を過ぎてやっとのことでバイクのところについた。案の定、バ
  イクに本とメガネと地図も置いたままだった。あまりにつかれたので
  白山はやめた。眠りそうになりながらもなんとか実家にもどれた。
  白髪岳、西光寺山は 展望が良くてまた登ってみたいがもうあの
  西光寺山の寺坂コースはぜったいぜったい行くまい。

   写真上より、白髪岳・白髪岳頂上より多紀アルプス・西光寺山・西光寺山麓の鷺草


8/28)金剛山
    昼から金剛山に行くことに、下宿を出ていつものとおり滝谷不動のところから
  行こうとしたら祭りか何かをやってるらしくて通行止め。やむなく南に迂回
  した。登山口付近の駐車場はこの時間帯としては結構、車が止まってるように
  思った。バイクを置いて、出発。

   コンクリの道を谷沿いに登っていって七曲がりをへて尾根道へ。さすがに毎日
  うろうろしてただけあってそれほどしんどくない。茶屋を過ぎて階段を登って
  いって頂上へ。2時半頃?気温は27度、展望は霞のせいでよくなかった。
  10分ほどして下山したがひざが弱いせいか急な階段をおりたらひざががくがく
  する。急なくだりはいつも思うけどつまらない(しんどい)。


8/29)八経ヶ岳
   今日は、八経ヶ岳に登る事にした。朝、三時に目覚ましをセットして
  起きたのはやっぱり6時だった、慌てて準備をして7時に出発して国道309
  号を水越トンネルを通っていった。ガソリンがなくなったら困るので
  途中で入れた。天気はよくて霞もあまりない。周りの山々がだんだん険
  しくなってきてまわりをみてるだけでわくわく。けっこうすいていたの
  で二時間で行者還トンネル西口登山口についた。車が二台止まっていた。
  すぐあとからタクシーから女性のグループがやってきた。9時過ぎに
  登山を開始した。 

   谷沿いの道を登っていき、吊橋を渡ってやがて尾根へ登っていく。この
  のぼり結構きつい。しばらくするとあと200mと書いてあるがいっこうに
  つかないあとで気づいたけどあと200mで登山口ということらしい)、涼
  しいのが救いだ。振り返ると木の間から険しい山々がみえる。やっぱり
  播州の山とは規模が違うわ。

   やっとのことで尾根上に、周囲の木が自然林で、地面が苔むしてるの
  ですごく美しい。ほんとに自然の中にいるって感じがする。 そこから
  尾根沿いに進む。なだらかなので周りの景色を見ながらでも十分あるけ
  る。男性の方が降りてきた、泊まりの方だろう。このあとも二人組の方
  も降りてきた。みんな満足げな顔をしてる。日の出よかったんだろう
  な〜。地図で確認するとどうも北に見えている山は山上ヶ岳や稲村ヶ岳
  らしい。すばらしい眺めですな、来てよかったよ。でも前に見える弥山
  はまだまだおおきく高い。南の方が曇ってきているのでいそいで登って
  いく。そして急になってあと一キロ一時間との標識があった。ここから
  やや急になっていく。親子を途中で抜かした。道はジグザグになって登
  っていきやがて前に青空が樹木越しに見えてきて弥山小屋についた。

   アルプスの小屋とはちがって誰もいない。とりあえず休まずに八経ヶ岳
  へとむかう。いったん下りに、すると前方には写真で良く見る八経ヶ岳
  がある。オオヤマレンゲの看板があるけどどこにも花がないので時期が
  外れてるみたい。それにしても周囲の木々、コケそして景色はすばらし
  い。登りになって鹿よけのネットをくぐってやっと頂上についた。二時
  間半ぐらいで登れた。

   男性三人のグループと夫婦がいた。南側はガスのせいであまりみえな
  いが北の山上ヶ岳や金剛山や葛城山はよくみえている。しばらくすると
  みんな降りていった。このあと三十分ぐらい頂上にいた。弥山小屋にお
  りて弥山に登ったが展望はまったくなし。

   ゆっくり降りていって写真をとったりして楽しもうということで
  下山、すずしくて気持ちがいい。大台ケ原の方は雲がかかって見えない
  けど山上が岳方面は良く見えている。大普賢岳は槍みたいなカッコをし
  てて見ごたえがある。登り口で会った方々が登ってきた、挨拶をしてま
  た下っていく。このあとも二人会っただけで静かな山行だった。


写真上から、頂上より西方面・弥山付近より八経ヶ岳・行者還林道より稲村ヶ岳方面


8/30)金剛山
   学校から六甲がよく見えて霞がまったくなかったので今日金剛山か葛城山に
  登ったらすごく景色がいいんじゃないかということで、昼から葛城山に登る事に
  した。でも 空が暗いので人の多い金剛山に変更、登山口についたら少し雨が
  降ってきたのでカッパを着て出発、でもみんな傘をさしてたり濡れてたりと誰も
  カッパを着てなかった。まわりはガスがかかっていて見通しが悪く国見でも
  ガスでなにも見えなかった。下山中に雨がやんでガスが取れてきたけどそのまま
  下山した。下山中にサンダルや紳士靴の人がいたのに驚いた、かなり歩きにくそう。



12年
7月 8月 9月 10月