葛城山

12年
00/11/01旧水越峠登山口から登ったものの雨
13年
01/06/30旧水越峠登山口から、展望良好
01/12/08低徘オフで奈良側の深谷コースより登る。


00/11/01
 

 テストが終わって葛城山や金剛山を見ると薄雲が水墨画のように山容
を浮かび上がらせていてこれは登ってみると雲海や雲の流れが面白いなと
思って1時に下宿を出発した。金剛山にしようか迷ったけれども展望のいい葛
城山に登ることにし、旧水越峠には半時間でついたが車が三台、バイクが
一台とまっているだけだった。登山口にはプレジデントが違法廃棄されてい
る。登る準備をしてるとおじいさんが金剛側から降りてきて少し話をし、
ここから金剛山まで一時間半、葛城山まで一時間だと教えてくれた。いつも
峠にいる白い犬がいないので心配していた。

 2時35分に出発、沢沿いを登っていく、ところどころ花が咲いていて写真を
とったりしながら登る。周りの木々は葉の色が変化してきているけど
紅葉というほどではない。石の階段になるけれども濡れているので運動靴で
は滑ってかなり歩きにくく、下りにこけたらかなり痛そう。やがて急登にな
り振り返ると金剛山が少し紅葉しかけているのが見える。

 やっとのことで急登をすぎると、奈良側が望めて大峰山系が見えている。
間違いなく雲の中だろうと予想していなかったので山頂から前に登った稲村ヶ岳
や八経ヶ岳が望めるかもしれないと展望に期待が沸くがしかし尾根上を登って
いくうちに雨が降ってきた。やむなく上のカッパを着て登っていくがだんだ
ん本降りになって下のカッパも着た。青崩からの登山道が近くにきたところ
で五人連れの団体さんが傘をさして下ってきたがこんな時間にしかも雨降り
の中登ってきているので驚いていた。ツツジ園に入ったところでカメラをザ
ックの中にしまった。ガスがツツジ園の東の谷からもくもくと上がってきて
いて風も出てきて誰もいなく寂しい雰囲気、もちろん展望はまったくなし。
帰ろうかとも考えたけれどもこのまま頂上を目の前にして帰るのも何なんで
登っていった、頂上の売店には人がいて暇そうにしている。三角点のあると
ころには2時35分についたけれども全く展望なし。強風と雨で寒いのですぐ
に下山した。

 ツツジ園のところで雲の合間から金剛山付近が見えてきた。ガスが麓から
もくもくと湧いてきている。石の階段のところにさしかかり慎重に下ってい
くが雨でぬれた石はすごく滑りやすく案の定思いっきりこけた。このあとも
二回ほどこけたけれども何とか無事に3時45分に下山でき下宿には4時15分に
ついた。


水越旧峠登山口-1時間-頂上--1時間-水越旧峠登山口

写真上から 登山道にて 急登から金剛山 紅葉 ツツジ園から金剛山


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