薊岳1406m(笹野神社より)

14年
02/02/10 吹雪きの薊岳へ
02/06/30 滝がいっぱいの石ヶ平谷へ
15年
03/06/08 巻いて巻いての石ヶ平谷遡行


02/02/10(吹雪きの薊岳へ)

   風邪で体調が悪いが行けるところまで行こうと八時前に大阪を出発し大又
へと向かった。ここで先日、円の亡者(囲炉裏)さんの行かれたコースを行
ってみようと林道を上がっていったが雪が出てきて車では登れなくなりあき
らめ神社から登ることにした。

 笹野神社先に駐車スペースがあったので車を止めて神社へと向かった。す
ると大型の観光バスが明神平方面へと向かっていった。今日の明神平はすご
く混みそう。

   神社の右手へと登っていくと舗装路に出てきた。この道を行くと右に大き
くカーブする所に道標がありそこで左へと進む。林道を歩いていき またこ
こで道標があるので山の中へと入っていった。

 植林の中の単調な道を登っていくと急な沢を横切るところに出てきた。雪
が積もったらコワソー。雪がパラパラしてきた。ひたすら植林帯の中を行く。 八百メートル付近まで登ってくると残雪がちらほらみえてきた。少し幅の広
い尾根を進んでいく。

   だんだん雪が激しくなってきた。前を歩いている夫婦連れを抜かしさらに
登っていく。右側に笹が茂った所が見えてきた。もう稜線は近いのでは?と
思うが。まだかなあとみーとさんに聞くとまだ千百メートルだよと。さらに
登っていくと大鏡とありそちらへと行く。

 するとくぼ地がある。これが池だった。向こう側に作業小屋を見つけたの
でそこで雪を避けて昼食のカップ麺を食べた。さらに登っていく。池のとこ
ろで先ほどの夫婦が記念写真を撮って下山していった。雪が激しく降ってい
るし時間が遅いのでここであきらめたのだろう。

   右から尾根が合流しさらに登っていくと少々キツイ登りになり大鏡山に着
いた。でも樹林に覆われ展望はなし。一度下って今度はかなり急な斜面を登
っていく。登りきると少しやせた稜線になった。樹氷が綺麗だけれど風が強
くすごい吹雪きになっている。何度かの登り下りの後に岩場が出てきた。危
ないのでストックをデポし岩場を進んでいく。

 再び樹林帯に入る。もうすぐだと思うが視界がないのでわからない。険し
い岩場がでてきた。落ちたらヤバイ。やっと雌岳に到着した。ここまで来た
のだから雄岳にも行きたい。みーとさんを待ち崖を下りてもう一度登り返す
と雄岳頂上だった。晴れていれば360度の大展望だろうが残念。こんな天気だ
と何も見えない。

   長居は無用とすぐに下山をはじめた。もう二時半は過ぎている。下りがき
びしかった。池までが長かったこと。登りは急いでいたのであまり思わなか
ったけれど長かった。

 それからの道はさらに疲れる。膝にこたえる道だ。雪があると迷うかもし
れない。テープを見落とさぬようまたテープを完全に信じきるのではなく地
図で自分の位置を確認しつつ下るのがいいと思った。単調な植林の道をくだ
っていくと笹野神社に到着し車のところに戻って大阪に帰った。

  私のコースタイム(休憩含)笹野神社登山口-110分-大鏡池・大鏡池-100分-
             頂上-145分-笹野神社登山口

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