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剣山(高知)の一の森ヒュッテで小屋泊り

前夜発で出発の予定を登山当日の早朝に出発することに変更
した。朝6時に東広島を出発してしまなみ海道経由で渋滞なく
美馬インターでおりた。

リフト乗り場のある見の越に到着し隣接する乗り場からリフ
トに乗った。アキノキリンソウ・リンドウ・ユウスゲが咲いて
いる。植栽だろうがニッコウキスゲも数輪咲いていた。急こう
配をあがっていくものの地面に足がつきそうな感じで高度感は
ない。

 20分ほどで山頂駅に到着した。そこからゆっくり遊びながら
登ると20分で一の森への分岐である刀掛の松に到着した。僕ら
は行場の間を通って一の森へ行くことにした。初めて来た時、
前回とキレンゲショウマが咲いていたところだ。

 笹原とトリカブトのお花畑が多い。キレンゲショウマの群生
地へ入ると苔むした山肌の合間にシコクフウロ・トリカブトが
咲いている。刀掛の松分岐から20分ほどで岩場へと入った。道
は整備されていてそれほど危険なところはない。鹿よけネット
があちこちにしてある。登山道が両剱神社へと下ってゆく。
 剱神社に刀掛の松分岐から40分で到着した。ここは行場へ入
る分岐になっていて行場への入り口にキケンと立札がしてあ
る。

 さらに下ると滝のある沢にでてきた。そこから2,3分歩くと
木でできた一の森ヒュッテここ35分との道標がでてきた。ほん
の少しずつ山腹を登ってゆく。同じく木の道標がでてきて15分
とある。そこから5分で稜線にでてきた。

 一の森山頂を経てヒュッテに向かう道と左山腹の道があり迷
うことなく左の山腹道をゆく(でもこちらも登っていて山頂経
由してもあまり変わりない)。

 背後には大き次郎笈1930.0mがそびえている。剣山は稜線に
隠れてみえない。今日は雨上がりで靄がなくくっきりみえてい
る。

 冬の避難小屋(冬季以外は物置)と荷揚げ用ロープウェイを
経て稜線にでて15分でヒュッテに到着した。1,2分下ったとこ
ろに天幕地がありテントがひと張りしてあった。

 さっそく部屋を案内してもらった。大部屋はなく案内しても
らった部屋には三段ベッドが両側に設置してある。一番上の段
はけっこうな高さだ。両側の下段を使った。朝早かったので眠
たくて昼寝。夕食は18時から。他に4組の泊まりがいた。大
阪から来たという常連さんがいろいろ差し入れされており僕ら
もごちそうになった。あまご(あみご)や大豆百パーセントの
豆腐など美味しくいただいた。食べ終わり急いで日の入りを見
物しに山頂へは1~2分。日の入りには間に合ったけれどもモ
ルゲンルートには間に合わなかった。

 食堂にはストーブがありほーちゃんが楽しそうに暖まってい
る。写真や書籍が置いてあり拝見する。夜中に外へ出てみると
とても寒い。久しぶりに天の川をみた。