平成27年(2015) | |
15/01/25 | 好天を狙って初めての厳冬期 |
15/05/21 | ツガザクラ狙いで三ノ沢から槍尾根へ |
15/05/31 | 三ノ沢へ |
15/05/21
今日は休暇だったので前夜発で伯耆大山三ノ沢を計画した。東広島から国道375号を北上し三次で高速道路にのって蒜山SAで車中泊。
翌朝6時半に文殊堂前の駐車場に到着し7時に出発した。平日なので誰もおらず。快晴だけど大山の周りだけ低い雲がある。そのうちと
れそうな感じの雲だ。三ノ沢の左側の砂防工事用の砂利道を登る。大山南壁はもちろん、今から登る槍が峰あたりも見えている。
最初の堰堤を下りて小岩がゴロゴロした枯れ沢を登り4〜5個の堰堤を右に左にと乗り越えていくと沢の右側をしばらく歩くようになる。ここ
にはしっかり道ができている。最後の堰堤である大堰堤前まで来ると雲の上に出てきた(8時10分)。 砂防ダムの左側に登るところがありロ
ープが張ってある。これを登ると堰堤の上にでてきた。大山南壁が眼前に大きく迫力ある姿を見せてくれる。
去年は5月31日に登ったけれども今回はその時に比べても雪渓がずっと小さい。雪渓の上を歩かなくても登ることができる。 沢に踏み跡が
あるのでそれを頼りに登っていくとちょっと急なガレた斜面にでてくる。全くの直登なのできついけどGWの富士山に比べると楽。振り返ると三平
山がよく見えている。三瓶山もよくみえている。雲はすっかりとれた。天気は快晴。二人組のハイカーが登ってきているのが見える。その後ろに
は単独ハイカーが見える。
ガレ場をすぎると草付となる。この辺りから花々がでてくるのだけど時期が早いのでダイセンクワガタ・オダマキも咲いておらず残念。
ロープ場を過ぎたあたりからみる剣ヶ峰はとてもカッコいい。9時40分に稜線にでた。前回は右へ進んだところで休憩して下山したけど今回は
三ノ峰(のちに指摘があり目指していた槍が峰と思い込んでいたのは実は三ノ峰でした)を目指すので左へ。この辺りまで来るとまるでアルプス
のようだ。草付にツガザクラなどが所々咲いている。尖ったピークを巻いて少しやせた稜線を進むと三ノ峰山頂に10時に到着。古いロープが置
いてある。
とてもやせている稜線の先に剣ヶ峰が見えている。距離としてはたいしたことはないんだろうけどとてもやせていてしかもガレている。ズルっと
行くとあの世行きになるのでバランス感覚のない私にはとても無理かな。
しばらくすると二人組が来られたがその後は誰も山頂には来られず。新庄毛無山・道後山・三瓶山に氷ノ山・・そして日本海と大パノラマだ。
そろそろ下りないといけないけど下りたくないような気持ちの良い山頂だ。二人組が下りてからしばらくして登ってきたルートを引き返した(11時)。
三ノ沢への分岐でさらに稜線を進み昨年休んだところまで行ってみる。前回はイワカガミがたくさん咲いていたけど時期が早くてまだ咲いてい
ない。
草付を下ってガレ場へ。常連らしき人が登ってこられ言葉を交わす。ツガザクラ満開には一週間くらいかかるだろうとのこと。最後に右へ斜面
を横切るのだけど横切らずそのまま下りたものだから灌木帯に入ってしまって歩きにくい。なのでちょっとしたヤブこぎをしてコースに戻った。
13時40分に文殊堂前に到着した。期待した花々はちょっと残念だったけど天気に恵まれてとても気持ちの良い大山三ノ沢を楽しむことができ
た。
私のコースタイム)文殊堂前(7時00分)-大堰堤(8時10分)-三ノ峰(10時00分〜11時00分)〜文殊堂前(13時40分)