平成20年 | |
08/02/10 | 思わぬ展望にびっくり |
08/02/10( 思わぬ展望にびっくり)
前日にドライブがてら嶽ヶ城に登山口がないかどうかを探しに麓まで行ってみたら遊歩道が案内板にあったため急遽本日登る
こととした。
国道375号線を北上し福富町上戸野の大渡橋北詰信号交差点で右折し県道33号を東へと進む。5キロほどでそば処さわや
か茶屋ののぼりがあるのでそこで県道342号へと入る。ほんとにそば屋がでてくるのかと思うような山道を進む。2.5キロ
ほど進むと突然農村がでてきて前方に嶽ヶ城が見えてくる。地図にあったような手前の集落を両手で覆って守るかごとくの格好を
した堂々とした風格の山だ。手前の集落は棚田があり「昔」を思わせるような風景だ。
嶽ヶ城が前方に大きく見えてくると二手に道が分かれる。ここで県道342号を離れ右へと進む。教念寺を過ぎて300mほど進
むと左手に写真のような案内板がでてくる。ここの道路のふくらみに地元の方に断りをいれてとめさせていただく。尋ねてみると
ここから北へ歩いていくと再び登山口を示す案内板がでてくるのでそこから登れば良いとのこと。丁寧に教えてくれた。
ここには嶽ヶ城の由来についての看板が設置してある。11時25分に出発。登山口を目指し三人で歩いて登っていく。天気
が良く気持ちが良い。道端にはオオイヌノフグリが咲いている。棚田の向こうに嶽ヶ城がそびえている。振り返ると遠くに義庵
坊が見えている。
やがて竹林の中の道となる。ほーちゃんはやはりどんぐりや落ち葉などいろんなものが気になりかなりのゆっくりペースだ。
みーとさんが先に進んで偵察に行った。先を行くみーとさんが登山口があったとこちらを向いて言っている。龍王山の登山口だ。
嶽ヶ城の北東にある549mの竜王山ではないようだ。
龍王山登山口の少し進んだ峠のところに嶽ヶ城の登山口があるようだ。予想通り嶽ヶ城登山口があった。城山登山口とある。思
っていたよりしっかりとした標識が建っている。ここでほーちゃんを背負子に載せる(11時55分)。
木々に名札がついている。案内板に遊歩道とあったとおり、道はまさしく(?)遊歩道だ。ネットで検索してもまったく登山記
録がでてこなかったがこれだけの遊歩道があったとはびっくり。
北側半分が伐採されたところにでてきた。背後には竜王山549.3mが見えているが登っても展望はなさそう。前方には鷹ノ巣山が
見えている。登るにつれて板鍋山も顔を出してきた。
再び樹林帯の中へ入っていく。比較的新しい切り掘りにでてきた。この登山道ができてそれほど年数は経っていないのかもしれ
ない。
もう山頂は目前のようだ。コンクリの階段道となるがコンクリがグラグラで油断をするとこけそうになる。。山頂への最後の登
りは木の階段だ。これが雪が積もっている上に凍結していて滑りやすい。
そして山頂に到着した(12時22分)。標高が低いがゆえに遠くを望むことはできないが展望はすばらしく鷹ノ巣山・板鍋山・
篁山・頭崎山・・・といろんな山を望むことができる。気持ちの良い山頂で昼食タイム。白竜湖の南にある日本ヶ峯・呉の野呂山、
野呂山は遠くからでもすぐにわかる。篁山の左奥には生口島の観音山472.3mが見えている。曾場ヶ城山も見えている。その手前の
平野は東広島の造賀あたりだろう。充分展望を楽しみ下山を開始する(13時17分)。
下山は途中合流した林道へ下ってみることにした。おそらく登山口の先に見えていた林道にでるのだろう。雪が多くちょっとく
たびれたがたやすく下の峠道にでてきた。登山口のすぐ北側だ。
続いて龍王山に登る(13時38分)。いのししのヌタ場だろうか泥水の深い水溜りがある。登山口から5分ほど歩くと鳥居にで
てきた。ここで登山道は終わった。終点には龍王社というお堂がある。まったく展望はないのですぐに引き返す。龍王山から5分ほ
どで登山口に戻ってきた。下の登山口にとめた車が見えている。
14時に車のところまで戻ってきた。山頂からの思わぬ展望など満足のハイクであった。続いて義庵坊の麓までちょっと偵察へ行
くことにした。
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私のコースタイム)下の登山口11時25分→上の登山口11時55分→頂上12時22分〜13時17分→上の登山口→龍王山13時37分
→下の登山口14時