曽場ヶ城山607.2m(広島県東広島市)

平成20年
08/01/05 暮らす街を眼下に見ての城跡ハイク

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08/01/05(暮らす街を眼下に見ての城跡ハイク)

 冬晴れで快適な里山ハイクを楽しむことができそうな朝だったので、姿と名前は良く目にするけれどもまだ登ったことのなか
った曽場ヶ城山に登ることにした。

 県道80号を南下し山陽自動車道の下を横切り国道486号との交差点にて右折する。次に(八本松)駅前交差点を左折すれ
ばよかったのだが、誤って手前で左折し道に迷った。なんとか目印の七つ池とポンプ場を見つけポンプ場の脇の道を登っていく
と七つ池登山口に到着した。駐車場はないが道路のふくらみにとめることができる。

 登山口には曽場ヶ城山(大山城)登山口との看板がある。しばらく林道を登っていく。年末年始に降った雪がちょっと残って
いる。右手に龍王山が見えている。右手がヒノキの植林に変わりしばらくすると林道終点だ。ここより明瞭な山道を登っていく。


 ほーちゃんが疲れてきてだっこをせがったのでみーとさんが背負って登っていく。ちょっと急な登りを経て尾根上へ。尾根上
に上がるところは二手に分かれているがどちらから登っても尾根上に上がることができる。尾根上には道標がある。尾根上を右
に下っていくと八本松小学校前だ。山頂は左へと尾根を登っていく。

 尾根上の明瞭な登山道を登っていく。雑木林の山だ。ヤブコウジの赤い実があちこちに見られる。左前方に岩がでてきた。こ
の先に道標があるので回り込んでみてみると戦没者供養塔分岐のようだ。戦没者慰霊塔の方を見てみると大きな岩が見えている。
高さ5メートルほどあるだろうか?


 慰霊塔への分岐あたりでみーとさんと背負子を交代し登っていく。岩やシダが多くなってきた。八本松の町並みが見えている。
前方に山頂だろうか?ピークが見えている。木々が左(東)を向いているところにでてきた。風が強いのか?

 尾根の左側をまいて登っていくと三の丸にでてきた。それほど展望はよくなく休まず進む。ロープの張ったところにでてきたが
それほど急なわけではない。このロープ場を過ぎると牛の段跡という案内板のあるところにでてきた。ここは東側の見晴らしがよ
い。

 牛の段跡を過ぎたところに文殊菩薩さんの石仏がある。文殊菩薩の石仏のところから3分ほど歩くと二の丸に到着。つぎが本丸
だ。北を見るとなにやら山に道らしきものが見えている。「いつか歩かこう」と思っていたが後で地図で確認してみると米軍弾薬
庫の境界だった。

 やがてヤダケがでてきた。ヤダケが道を覆ってトンネル状になっている。ヤダケのトンネルを過ぎると本丸に到着した。ここは
広くベンチもある(13時08分)。ここでお昼にすることとした。

 展望はたいへん良く西条方面が一望できる。広島大学キャンパスと鏡山が、そして遠くにぼんやりと広島空港が見えている。篁
山(たかむらやま)も見える。白木山890mも頭をちょっとだしている。呉市の野呂山839mは大きい。

 ここから山頂まで一人で行ってみることにした。山頂へは本丸から東へ少し下りて稜線にそって西へと進んでいく。本丸の東側を
まいて稜線へ復帰する。この道は迂回路のようだ。二つほどピークを経て山頂に到着した。本丸から17分かかった。

 山頂はベンチが設置してありほぼ360度の大パノラマだ。稜線続きの水ヶ丸636mが見えている。東広島市福富町の鷹ノ巣山も
確認することができる。山頂を後にして本丸に戻る(14時14分)。

 北側には残雪が残っている。14時25分に本丸に戻ってきた。10分ほどで戻ることができた。ほーちゃんは落ち葉やどんぐり
で遊んでいて飽きないようだ。登ってきた道を引き返していく(14時42分)。


 下山は早いもので44分で下りてきた(15時26分)。今日も一日たいへん快適な里山ハイクを楽しむことができた。車での帰
りに宗吉登山口を探したがみつからず誤って2号線バイパスにのってしまった。

 

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私のコースタイム)登山口11時43分-稜線12時07分-本丸(途中、山頂へ)13時08分〜14時42分--登山口15時26分
           


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