国上山313.2m(新潟県・分水町)

18年
06/03/29 赤子連れ遠征ハイク

全画面表示



06/03/29(赤子連れ遠征ハイク)


 三月下旬に一週間休みをもらえたので早春の花々を求めて新潟へ遠征にいくこととなった。
赤子が夜鳴きをするのでコテージに宿泊することにした。28日に大阪を車で出発し途中渋滞に
巻き込まれ夕方六時に妙高高原にあるコテージ・グリーンベルに到着した。けっこうな積雪であ
りまだまだ冬といった感じである。


 朝起きると雪がさらに積もっている。天気予報は雪。ドライブになってもいいから行ってみようと
新潟・国上山へとむかった。燕三条インターでおりて国道289号を経て弥彦山のふもとへ。日本一の
大鳥居を車でくぐってそこから少し南下し大河津分水路沿いの道路を日本海側へとちょっと走ると
国上寺との道標がでてくるので右折し山の中を進んでいくと大きな駐車場のある国上寺に到着した。
売店があり、トイレもある。

国上寺の広い駐車場・トイレ・売店がある


 風がすごく強い。売店の人がでてきて枝が折れそうだから車を移動するよう言われる。大きな
案内板がありそれを参考に赤子を背負子に載せて山頂を目指す。お堂の右後ろに鳥居があり
それをくぐって登山道へと入る。ここには国上山登山口との看板がある。

国上山案内図 お堂の右後ろに登山口がある
鳥居をくぐって登山道へ


 雑木林の木の階段を登っていくとカタクリの群落がでてきた。あちこちに見られる。去年、福井の
文殊山でみたのと比較しても全く規模がことなる。すごく寒い風が吹いてはいるものの雪は降って
おらず時折日がさすまずまずの日和だ。

カタクリの群落が見られる


 山腹道を登っていくと赤茶色の地肌が露出した日本海が良く見えるガレ場にでてきた。ここには
石碑がある。北には丸い山頂部が見えている。ここよりなだらかな尾根道を上ると五合目との道標が
でてきた。道端のあちこちにキクバオウレンのかわいい花が咲いている。ショウジョウバカマもちらほ
ら見られる。尾根の左側を歩くようになる。自然林なので道は明るい。やがて山頂部への最後の登り
となる。少々急になった登山道を登っていくと山頂に着いた。
 

ガレ場からは日本海が良く見える 数箇所詩の書かれた石碑がある
山頂目指す・自然林帯が続き道は明るい
キクバオウレンがたくさん見られる アザミもちらほら見られる
五合目の石碑・向こうに弥彦山が見える 山頂に到着・日本海が良く見える

 山頂は広く開けており、ベンチがおいてある。寒そうな日本海が西に見えている。今日は赤子は
ご機嫌で少々興奮気味だ。寒いのですぐに山頂を後にし弥彦山側、つまり北へと下っていく。
ぐんぐん下っていくと鞍部にでてきた。ここにはユキワリソウ群落が見られる。分岐がでてきた。
尾根上をまっすぐ進む側には蛇崩とある。右へ下っていく稚児道とある道はガイド本には載ってお
らず蛇崩へと進んでいく。

山頂にある看板にて 寒そうな日本海
ユキワリソウも見られたが天気が悪く開いていない


 すぐにガレたちいさなピークにでてきた。蛇崩との看板がある。北に美しい三角錐の姿をした弥彦
山が望まれる。この先はちょっと急になっておりさきほどの分岐まで戻り稚児道を下っていく。こちらも
見晴らしがよく三条方面の平野が見渡せる。ちょっとぬかるんでおりこけぬよう下っていくと分岐が
でてきて右のビジターセンターとの方へと進む。山腹道を南へと進んでいく。イチリンソウが見られるが
みな閉じている。もう飽きてきたころに道路の下のトンネルをくぐる。このあたりもカタクリの群生が
見られる。もう一度くぐったところで道路にでるわき道をとおり右へと進んでいくと駐車場にでてきた。

北に見えた美しい形をした弥彦山

道路にでてきた 駐車場に到着


 これほどのカタクリの群生に会ったのは初めてで赤子も終始ご機嫌で登ってよかったと思える山行
であった。帰りの高速では吹雪に見舞われ上越からはブリザードで怖い高速ドライブであった。

駐車場13時30分ー登山口13時35分ーガレ場13時50分ー頂上14時05分〜14時10分
   ー蛇崩14時27分ー15時20分駐車場
                             


全画面表示
表紙へ戻る