蒜山高原・下蒜山1105m(岡山県真庭市)

18年
06/05/21 草原にお花を求めて

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06/05/21(草原にお花を求めて)

 

下蒜山

 天気予報が晴れとなったので遠出しようということになった。四国の剣山か蒜山高原か。結局、四国はもっと花がたくさん
咲く季節にいくこととし蒜山高原に行くことにした。蒜山三山のうち、一番登りやすそうな下蒜山に登る事にした。

 朝7時半に大阪を出発し蒜山インターでおりた。コンビニはないと本にあったがインターを下りたところの交差点に新しくで
きていた。ここを右折し道の駅風の家の前を通りナビにしたがい犬挟峠へ。

 峠には下蒜山登山口との道標と広い駐車場がある。車がいっぱい停まっていたがかろうじて一台分のスペースがあった。
赤子を背負子に背負って11時40分に出発。東屋の横より昨日の雨で水溜りとなった湿地の中の木道を進む。

背負子に赤子を背負って出発


東屋の横より犬挟峠登山口へ 立派な案内地図もある


 すぐに自然林の初春にはいろんな花が咲きそうな感じの谷へと入る。ウマノアシガタやツツジが咲いている。木の階段を上
がっていくと尾根に上ってきた。頂上まで1時間40分との道標がある。尾根上の一本上がりの道で鎖がでてきた。

雨で一部水没した木道の中を進む

ウマノアシガタがあちこちに見られた


木の階段を登っていくと尾根上に出てきた



 倒木のあるところでちょっと一休みしさらに登っていく。お昼になったので背負子をおろしみーとさんが赤子にベビー食を与え
る。機嫌はよさそうだ。ぞくぞくとハイカーが下りてくる。やはり人気の山だ。

尾根上は予想外のスリップしやすい急登


 少し登ると三合目道標がでてきた。まだ三合目〜とがっかり。雲居平まで登れたら良しとしよう。さらに鎖場・ロープ場と急な
登りが続く。1人のハイカーが下りてきたが転んだ。すべりやすい土で雨でかなりスリップしやすい状態で気を使う。草原の山だ
から草原状のゆったりとした登山道を予想していたが意外ときつい。

まだ三合目


 少し斜度が落ちたところで草原帯へと出てきた。さっそくイワカガミがでてきた。かわいらしい花だ。五合目道標がでてきた所
で前方に下蒜山が見えてきた。三角錐のきれいな山だ。眼下には蒜山高原が見える。道端にはウマノアシガタがあちこちに
咲いている。

見たかったイワカガミが出現 五合目道標のところで下蒜山山頂付近が見えてきた


 雲居平道標がでてきた。夫婦連れが休んでおられ挨拶をする。ここより少し進んだところでレジャーシートを広げた。日差しが
きつく暑い。赤子と私は留守番し、みーとさんだけ山頂を目指す。夫婦連れが下りていったので道標へ移動しみーとさんが帰って
くるのを待つ。最初は機嫌よくしていたが退屈してきたのか泣き始めた。でもすぐに土遊びに夢中となり手を土で汚してペタペタ
と地面をたたいたり、草をさわったりして遊んでいる。

眼下には蒜山高原が見える

赤子と私は雲居平まで


下蒜山山頂付近(みーとさんによるとこの奥に山頂があるとのこと)


 1時間ほどしてみーとさんが下りてきた。見えている山はニセピークでその向こうに山頂があるそうだ。かなりの急斜面できつ
かったとのことだ。みーとさんが頂上で写真を撮ってもらったという団体さんが下りてきてお互い記念写真を撮りあう。少し進んだ
ところにカタクリが咲いていたそうなので行ってみる。7合目道標をすぎたあたりからカタクリの群生がでてきた。この時期に花が
みられるのには驚いた。イカリソウも咲いていた。

カタクリ群生があるとのことなので7合目まで登ってみた



イカリソウもみられた


 雲居平まで引き返し登ってきた道を下っていく。スリップしやすい急斜面が続き気を使う。赤子は少しねぐずりした後寝てしまっ
た。無事に難所をクリアし谷へと下りてきた。かなりひざがガクガクする。登山口まで戻ってきた。まだたくさんの車が停まってい
る。山頂まで行くことはできなかったがいろんな花やうつくしい草原を見ることができて大満足であった。

登ってきた道を引き返し登山口へ

犬挟峠登山口11時40分ー尾根上11時50分ー草原帯12時45分ー雲居平12時55分〜13時55分ー犬挟峠登山口16時                            


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