三国ケ岳(北摂丹波境)

14年
02/11/24 雲海を求めて早朝登山

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02/11/24(雲海を求めて早朝登山)

麓より三国ヶ岳を望む



 土曜に雲海見物ができなかったので今度こそといろいろ山を探して篠山三田
境界にある三国ヶ岳に登ることにした。みーとさんが県の丹波県民局から取り
寄せた丹波森の径ガイドマップを見ると見晴らしがよく、登山口のある美濃坂峠
からも美しい雲海がみれるようだ。

美濃坂峠のふきのとう休憩所 茶畑が広がるのどかな田園風景


 夜の23時45分に大阪を出発して阪神高速、中国道を経て三田へ。三田から
は176号を北上し三田市三輪で県道37、志手原で県道49号へ入った。左には
有馬富士があるはずだけど判らない。ずーっと北上していると峠道に入った。

 ここが美濃坂峠かな?と思ったけど地図をみると違うようだ。少し下ると高原
の中の母子地区、こんな山の中だから小さな集落かなと思っていたけどミニ新
興住宅街ができている。

林道をある東に歩いていく 工事中の砂防ダム


 宗教施設を左に見送りふたたび峠道を上がっていくと右手に東屋がでてきた。
その先が峠になっており少し下っていくと左に展望台がでてきた。篠山盆地を
見下ろす格好の雲海スポットになりそう。これはガイド本にも載っている。今日
はここで車中泊をすることにした。

 満点の星空、月明かりに安心していたけれど朝起きるとなんとどんよりとした
曇空に変化していた。もちろん雲海はなし。また天気予報にやられた〜とがっ
かり。せっかく来たんだから三国ヶ岳に登ろうと峠の南側にある駐車場付の東
屋へ。みーとさんが登山口を探すがわからず。東へと伸びる林道があるのでそ
れかもと準備を終え歩いていく(8時)。

三国岳との道標をようやく発見 さらに茶畑の中の道を歩く


 茶畑の中を歩いていくと左に工事中の砂防ダムがでてきた。右手に溜池があ
るからこれへの土砂流入防止目的なんだろう。さらに進んでいくと林道から左
に分岐した小道でみーとさんがあった!と手を振っている。いってみると三国
岳との道標があった。

左側にはテープが張ってある


 あとは道標に従い登っていく。手入れの行き届いた茶畑の中を歩いて行くと右
が杉林、左が荒地になった。左側にはテープが張ってある。秋にはマツタケ山に
なるんだろうか。さらに進んでいくと右手に倒れかけた作業小屋がでてきた。左
には茶畑跡があるからこれのためのものだったのだろう。

稜線にでてきたら左に進む ススキの合間より展望が


 この先に三国岳道標があり登山道が左に折れている。松などの潅木帯の比
較的明瞭な尾根道をグングン登っていくと前方が明るくなってきた。思ったとお
り頂上だった(8時25分)。大展望とあったが萱が群生しており邪魔だ。北には
三岳三山、三尾山、西には笠形山や千ヶ峰、南には六甲山、淡路島などを望む
ことが出来た。

三岳三山が北にどっしりとした姿をみせてくれた


 しばらく展望を楽しみ下山を開始(8時50分)。登ってきた登山道を下っていくと
あっという間に林道までくだってきた。美濃峠に到着すると(9時10分)県道をたく
さんの車が走っている。三田と篠山間の抜け道になっているのかもしれない。帰
路は篠山へ抜け、古市を経由して三田から大阪へと帰った。


私のコースタイム(休憩含))登山口-25分-頂上/頂上-20分-峠登山口


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