鉢伏山1928m(長野県・松本市)

14年
02/08/16雲上のアルプス展望台


02/08/16(雲上のアルプス展望台 )

高ボッチ高原より槍穂高連峰 南アルプス

 高ボッチ高原の駐車場で車中泊し朝起きるとガスがかかっていて日の出は
見ることはできなかったけれどガスはだんだん薄くなっていき電波塔がみえ
てきた。急いで頂上へと行ってみると360度雲海で槍穂高連峰や常念山脈、南
アルプスから中央アルプスまで見渡せることができ大感激。やがて南アルプ
ス方面の雲がとれていき富士山もみえてきた。

鉢伏山より美ヶ原方面 穂高にも日が照り始めた

 近くにいた人の話によると何度も来ているけれどこれほどまできれいな光
景はないよとの事だった。麓には薄くなってきた雲海の中から諏訪の町並み、
諏訪湖もみえてきた。日が昇るにつれ雲海は上昇していきやがて周囲を覆い
はじめた。

開放感あふれる高原でした 八ヶ岳連峰(左に蓼科山)

 ここよりもっと高い鉢伏山なら雲も上かもしれないと思い鉢伏山へと向か
った。思ったとおり雲の上にでてまだまだ雲海になっていた。駐車場に車を
とめてお椀のような格好をした鉢伏山へと登りはじめた(7時半)。

 高ボッチ高原と同様、草原にお花畑が広がる美しい山でその草原の向こう
が雲海に浮かんだアルプスがみえるというすばらしい美しい光景が広がる。
地元の人々の散策コースになっているのか運動靴のハイカーや、カメラマン
がたくさん見られる。景色や花を楽しんで登っていると上からここの持ち主
だという男性が下りてきた。ここは第一種保護地区なんだよと誇らしげに話
していった。

鉢伏山山頂の展望台へ

 登っていくと展望台があり階段で上へあがる(8時)と八ヶ岳から北アルプ
スまでの大パノラマが広がっている。しばらく上で休んでいるとたくさんの
ハイカーで賑わいはじめたので東の高みへと登ることにした。高みの少し手
前に石仏群がありそこにある説明書きによるとここで雨乞いの神事がされて
いたそうで今も続いているとの事だ。

 高みからは東の展望が開け鉢伏山から二ツ山を経て美ヶ原へとつづく高原
状の稜線をみることができた。充分展望と花々を楽しみ下山をした。そのこ
ろになると美ヶ原はガスに包まれ鉢伏山ももうすぐ雲の中に入るだろう。車
まで戻り(9時25分)中腹にある崖ノ湯温泉で汗を流し(六百円?)13時に待
ち合わせをしているTmanさんを探しに松本駅前へと向かった。

諏訪湖と諏訪市街地

 選挙に立候補している羽柴秀吉にふんする(本人?)侍姿の一行がいた。
しばらくするとTmanさんがやってきたので駅の食堂で昼食をとり上高地への
入り口である沢渡へと向かった。国道158を使うと混んでそうなので県道48・
278で新島々、沢渡駐車場(一日五百円)へ。

雨乞いの神事がされてた石仏群

 Tmanさんが駐車場近くの温泉に入り出てきたところで十五分おきにでてい
る上高地へのバスに乗った。天気は下り坂で夕方には雨が降ってきそうな気
配がある。焼岳はみえているものの穂高は雲の中だった。バスを降りて囲炉
裏のベースキャンプがある徳沢へと向かう(16時15分)。かっぱ橋あたりはす
ごい人だかりで嫌になりかけたけれど明神(17時10分)をすぎるとガクンと減
りハイカーだけの世界になった。明神岳はよくみえている。六時に徳沢園に
到着した。

鉢伏山を振り返る

 少し奥まった所にテントキーパーベリさんの囲炉裏のテント村がありみん
な宴会中だった。徳沢の小屋には風呂があり七時まで入浴可だったけれどそ
れほど汗はかいておらず宴会にでた後、翌日3時半起きなので早めに就寝し
た。

                         


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