13年 | |
01/05/04 | 宮本より、長い林道、新緑、熊の爪あと |
01/05/04(宮本より、長い林道、新緑、熊の爪あと)
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登山口を示す標識 |
伯耆大山に行くつもりがまたしても寝過ごしてしまった。代わりに矢問さ
んが先日HPにアップされた須留ヶ峰に行くことになった。以前から気にはな
っていたけど登山道が不明瞭だという噂を聞いていたので行くのを躊躇して
いた。でも矢問さんのレポートではそんなに不明瞭でもなさそう。登山口の
様子などをチェックしガイド本も携帯し九時半に実家の夢前町を出発。
最初はこの林道を登っていく | 沢と区別がつかない古い林道 |
山崎・明延を経て大屋へ進んでいくと田淵と標識があり山の脇に須留ヶ峰
登山口とある。しかし今回は宮本から登るのでパスし進んでいくと○○神社
と標識がある。そっちの方に須留ヶ峰があるのでそちらへ入って犬に追いか
けられつつバイクで進んでいくと須留ヶ峰登山口と標識が立っていた。くね
くねした道を進んでいくと右手の山ぎわに登山口との古い標識が立っている
のでバイクをとめて出発。車が二台止まっており男性二人に登るのですかと
聞いたら今から登るとのこと。
小川には家族連れがおり絶好の行楽日和を楽しんでいる様子。小川を渡っ
て新しい林道を登っていくと魚釣りに来ている男性がいた。林道は砂防ダム
建設のために作られたようでたくさんのダムが出来ている。でも水がすごく
綺麗で気持ちが良い。新緑の林道を登っていくと25分で最後の砂防ダムが現
れここで新しい林道は終わる。
ここからは古い林道になる。かなり荒れていて林道か沢なのかよくわから
ない所もある。時々崩壊していて巻き道を通って進んでいくと新緑に囲まれ
豊富な水が落ちる綺麗な滝が前方に出現。クソブ滝と札には書いてある。
クソブ滝 |
沢を離れ山腹を林道は登っていく。また林道らしくなってきたが所々崩壊
している。大きく土砂崩れしている所があって杉がたくさん林道になぎ倒さ
れている。くぐった出てこようとした瞬間背中を枝で引っかいてしまって怪
我をしてしまった・・・注意!。
山腹につけられたうねうねした林道を登っていくと北にきれいな三角錐の
山が見えてきた。方向からすると御祓山のようだ。その左脇には妙見山が見
えている。東に頂が見えているがあれが目指す頂上だろうか?(実は違う)。
いやというほどうねうね林道を歩くとすぐ上が尾根の道となり尾根を横切っ
たところで林道は終わり。
クソブ滝を過ぎると山腹へ | 北に御祓山 |
そこからは尾根につけられた登山道となる。これがかなり急で今まで長い
距離を歩いてきた身には堪える。時々展望が開けた所があり北西に少しだけ
残雪の残った氷ノ山が見えている。伐採されずにすんだブナが少しだけ残っ
ている。ほどんど花を落としたタムシバ・スミレが見られる。そして大杉山
山頂に到着。綺麗な地図付きの方向案内板がある。木々が伐採されていて展
望は良く霞んでて遠望は利かないけれど氷ノ山や三室山、段ヶ峰などを望む
ことが出来た。
林道終点より大杉山への急登 | 大杉山より氷ノ山 |
ここまで意外と時間がかかったので急いで須留ヶ峰を目指す。自然林の中
の心地の良い登山道で稜線の一本道。大峰釈迦ヶ岳の古田の森のような雰囲
気がある。稜線続きのずっと向こうのピークに開けた所が見えているがあそ
こが頂上だろうか。自然を楽しみ歩いていると頂上側から三人パーティーが
やってきた。普段はほとんど人がやってこないような(推測)山だけどGWだ
からかな?二つのピークを過ぎて最後の登り。熊がいそうだなあと思ってい
たが木に鋭い爪でひっかいた傷がいくつもついているのを発見、今日つけら
れたものだろう。足跡も残っている。
大杉山頂上 | 大杉山から須留ヶ峰へ |
頂上に一時半に到着。展望は大杉山の方がよい。南へと進む小道があるが
田淵からのものだろうか?しばらく弁当を食べたり景色を見たりしてすごし
大杉山へと戻ると登山口で会った二人連れが登ってきた。再び尾根を北へと
戻り林道を下りて登山口に戻った。バイクで宮本からの舗装路を東へ進んで
朝来町から生野を経て実家へ帰った。
須留ヶ峰より南東 | 熊の爪あと |
私のコースタイム(休憩含))登山口-40分-滝-60分-林道終点
-20分-大杉山-30分-須留ヶ峰
-20分-大杉山-90分-登山口