01/12/11(この冬初めての霧氷、五番関より洞辻茶屋手前で断念)
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五番関へ向かう途中のロープ場 |
五番関から10分で霧氷地帯へ |
外を見たら曇っていたので日の出登山の予定を変更、下宿を8時頃に出発し
た。水越峠から見る大峰は真っ白だ。大部分の山々には雲がかかっている。
コンビニでカップ麺を買うのを忘れたのに気づいたけれどもう大淀を過ぎ
てしまった・・・これ以降はコンビニはない。でも道の駅近くの黒滝村で商
店の看板を見つけ買うことができた。
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ここで少し休憩し溝道へ |
深くえぐられた溝のような道 |
洞川へ入ってゴロゴロ水の前にきた。車がたくさんとまっていて水を汲ん
でいる。やがて山上ヶ岳登山口との分岐がでてくるのでそこで左の林道へと
入っている。橋を渡り進んでいくと五番関下の登山口に到着した。今日は平
日なので誰もいない。積雪はなかった。
ところが準備をしていてテルモスを忘れたことに気づきやむなく洞川まで
もどり売店に寄るもパンはなくお菓子をかって五番関にもどった。すごく寒
くて冷え冷えしている。雪もちらちら舞っている。
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霧氷の回廊 |
時々ガスがとれてきた。 |
曇っているので薄暗く少々気味がわるい。大天井岳を見ると霧氷が咲いて
いるのが見えた。でも山頂部だけみたいでもっと標高がある山上ヶ岳の方が
大きいのがみれそうだ。10時10分に登山を開始。
岩がゴロゴロした急な登山道を登ってロープ場をすぎるともう稜線が見え
てきて10分ほどで五番関についた。ここも薄暗く寒寒している。ここからも
大天井岳を見上げると霧氷が咲いているのがみえた。
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大天井岳 |
西方面をみる |
女人結界を越えて少々急な道を登って五番関から10分ほどで霧氷の中へと
入っていった。地面はうっすらと雪化粧をしている。五番関からこの辺りま
では少し道が不明瞭なところもあるが普通に気をつけさへしていれば問題は
まったくない。
尾根上にでてくると道はすごくよくなった。ガスで展望はなくすごく寒い
が霧氷の回廊はなかなか見ごたえがある。しかーし時々植林帯に入るとなお
いっそう薄暗く気味がわるい。帰ろうかなあとも思いはじめた。とりあえず
洞辻茶屋まではいこうと進んでいく。
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凍てつくロープ場 |
周りは霧氷 |
小さなアップダウンをいくつか越えると大菩薩の祭ってある所にでてきた。
ここで少し休んで今度は深くえぐられた溝のような登山道へ。溝を過ぎると
遭難碑がでてきた。今は美しい霧氷が咲き乱れ道は明瞭だが昔はこんなに道
は良くなかったのだろう。それに吹雪くとかなり厳しい感じがするところだ
山上ヶ岳らしい岩場が出現し軽アイゼンを装着する。ロープが張られてい
るが完全に凍っている。このあたりで積雪は五センチほどか?しばらくブナ
などの自然林帯を進んでいくがいっこうに洞辻茶屋はみえてこない。右から
尾根が合流したが登山道の走る尾根ではなかったようだ。夕方から用事があ
るのでここで断念しGPSにここのポイントを入力し11時45分に下山を開始。
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日が射すとものすごく綺麗 |
五番関下の登山口 |
さきほどの岩場まで戻ってくるとガスが取れてきて大天井岳など霧氷でま
っしろな山々が見えてきた。時々日が射してきてなんとも言い表しがたいほ
どの美しさである。霧氷の回廊はキラキラと木々が光っていてすばらしい。
ついつい霧氷に見とれて立ち止まってしまう。
尾根を離れて急な下りをしばらく進むと五番関まで下りてきた。ここまで
来るともう霧氷はみれない。関から降りていく途中、夫婦連れが登って来て
いた。この時間からだからちょっと散歩みたいな感じにみえた。登山口には
13時に到着し下宿へと帰った。
私のコースタイム(休憩含))五番関登山口-10分-五番関-80分-洞辻小屋手前300m地点-70分-
五番関-10分-五番関登山口
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