氷ノ山

12年
00/08/21舂米から氷ノ山越えを経て、野花多し
00/12/23舂米から氷ノ山越えを経て・晴天、霧氷、雪、大山遠望
13年
01/08/05早朝登山をするも ガスで展望なし


01/08/05(早朝登山をするもガスで展望なし)

登る前のキャンプ場より鳥取側 氷ノ山山頂避難小屋
登る前のキャンプ場より鳥取側 氷ノ山山頂避難小屋

 朝の四時半に実家をバイクで出発。国道29号にて山崎より戸倉峠を経て若
桜町のわかさ氷ノ山スキー場との看板があるところで右折し国道482号へと入
り舂米へ向かった。スキー場への分岐を過ぎしばらくすると県営幕営場との
標識が出てくるのでそこで標識に従い右折する。そして氷ノ山キャンプ場と
の標識の所で再度右折(氷ノ山自然ふれあい館がある)するとキャンプ場に到
着。

 出発した時は快晴だったけどここの山々には暗い雲がかかっている。雲の
背が高いので雲海は望めそうに無い。キャンプ場には大きな駐車場があるが
たくさんの家族連れがキャンプを楽しんでおり三分の一ほどしか空いてない。
トイレの横にスペースがあったのでとめて六時前に登山開始。

雲の方が背が高い 風が強く雲が流れる
雲の方が背が高い 風が強く雲が流れる

 ここから上に見える草原の展望台経由でも行けるが今回はやめて二百メー
トルほど北にある登山口から登る(標識あり)。植林の中をあるくと熊よけ
の電流が流れている柵が出てきた。登山口のところは開ける事が出来るので
そーっと開けて通りぬけた。登山口から氷ノ山越えまでは三キロほど足らず
なので一時間ほどでいけるだろう。朝早いせいか羽虫は少なく涼しく快適快
適。くもの巣がはっていないから先行者がいるのだろうと思っていたがやは
りそのとおりで十人以上の団体さんを抜かしていく。

 右からキャンプ場上の展望台経由の道が合流、さらに登っていくと下から
別の登山道が合流した。山腹道から沢沿いの道に変わり傾斜が少しキツクな
ってきた。道はたくさんの人があるいているためだろうかなり明瞭である。
この登山道唯一の水場を過ぎるとあともうひとふんばりで峠に到着(6時28分)。

だいぶん出来てきたトイレ付き休憩所 こしき岩と氷ノ山
だいぶん出来てきたトイレ付き休憩所 こしき岩と氷ノ山

 残念ながらガスで展望はまったくない。気温は低く20度ないだろう。じっ
としていると寒い。休まず先を急ぐ。ここからこしき岩まではひたすら稜線
ぞいの道を歩くだけ。天気がいいと西に大山や日本海、東に鉢伏高原を見な
がらの登山になるが今日はなにもみえない。時々伐採を逃れたブナ林が出て
くる。

 展望がないのでもくもくと登っているとこしき岩に到着した。ガスでぼん
やり見えている。ここから稜線を離れ鉢伏側の山腹を登っていく。風が強く
霧が流れているのがよくわかる。上から人の声がしてきた。おそらく小屋に
泊まった人だろう。大きな荷物を持った三人連れが降りてきた。しばらく石
のごろごろした山道を登っていくと頂上に到着、思っていたよりもずっと早
く7時15分だった。

下ると鉢高原が見えてきた 下山中にあった折られたササユリ
下ると鉢高原が見えてきた 下山中にあった折られたササユリ

 工事関係者を除くと男性が一人いるだけで静かな頂上だ。仙谷コースで登
ってきたそうで道はどうかとたずねたらしっかりしていて問題ないとのこと
だった。ガスがはれるのを待ちしばらく小屋の中で昼寝をしたがガスがとれ
ることはあっても展望が開けることはなく十時まで粘って下山することにし
た。このころになると山頂はかなりの賑わいで騒がしい。

 こしき岩まで下るとガスがとれて三の丸や鉢伏が見えてきた。でも山々に
かかる雲は背が高く青空は望めそうに無い。11時すぎに氷ノ山越えに到着、
キャンプ場には11時12分に到着した。バイクでの帰りに一度国道29号を鳥取
側に進みガソリンスタンドで給油し戸倉峠を経て実家に帰った(若桜町役場
近くに一軒あるだけでこれから南には引原ダムをすぎないとありません、注
意されたし)。

私のコースタイム(休憩含))登山口-30分-氷ノ山越-47分-頂上
                -70分-登山口
                


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