櫃ヶ山954m(岡山県・湯原町)

13年
01/11/17低徘ミニオフにてガスのち大展望! 雪化粧の大山遠望


01/11/17(低徘ミニオフにてガスのち大展望! 雪化粧の大山遠望)

 

出発準備中 ビジターセンター入り口にある案内板
出発準備中 入り口にある案内板

 12時ころに大阪を出発した。明日の天気予報が曇時々晴から曇に変ったの
が心配だ。もう紅葉は終わっていると思ったけれど宝塚あたりにはまだまだ
紅葉している木々がみられる。

 地道で行こうと思っていたが予想以上に時間がかかり美作で中国道にのっ
た。そしたら雨がポツポツ降ってきた。長いトンネルを過ぎると大雨だった
りしてと みーとさんと話しているとなんと本降り・・・困まった。

星ヶ山を目指す 星ヶ山頂上直下の大岩
星ヶ山を目指す 星ヶ山頂上直下の大岩
 米子道の湯原ICで高速をおりて左折し国道313号を南下する。公衆電話で予
報を聞いたら明日は曇一時雨とのことなので決行することにした。走ってい
ると櫃ヶ山の久納登山口が右手にあった。りっぱな案内図がある。数台がと
めることのできる駐車スペースもある。

 カッパの下を忘れてきたので星ヶ山登山口への分岐を過ぎて勝山のスーパ
ーまで行き購入し分岐より星ヶ山へ(神庭の滝との標識有り)向かった。あ
とは美しの森や星ヶ山登山口との標識を頼りにビジターセンターへと向かっ
た。

縦走路を歩いているとガスがとれてきた 櫃ヶ山へと続く峰々
ガスがとれてきた 櫃ヶ山へと続く峰々
 あたりは真っ暗、二人とはいえ少々怖い、あんまり心地が悪かったら櫃ヶ
山登山口あたりで休もうかといい車を走らせた。ビジターセンターに行って
みると建物の中は電気がついている。誰かいるようだ。センターの周りには
止めるところはなくやむなく駐車場下の東屋のあるところにテントを張った。

 上にあるキャンプ場の方に数台車が行き来しているのがみえた。星ヶ山登
山の人かなあと話す。泉ヶ山の時と同様、豚汁をみーとさんに作ってもらい
食べていると車の人がやってきた。センターか村の人じゃないの?怒られる
よ〜とみーとさん、その通りで自然公園内だから前もって勝山町に届けるよ
うに言われビジターセンターで幕営代1000円を払った。

縦走路を振りかえる 休憩中のみなさん
縦走路を振りかえる 休憩中のみなさん
 夜はすごく寒く風も強い。でも雨は降らなかった。翌朝6時半頃起床し豚汁
の残りとパンを食べて集合場所の湯原ICへと向かった。天気はなんとかもち
そうな感じでほっと一安心。インターおり口の駐車場でまっているとたぬき
さん夫妻がおりてきた。続いて水谷さんやえびちゃん。僕の先導で櫃ヶ山久
納登山口へと向かった。

 メンバーはたぬきさん夫妻、島田さんとM井氏、八木さん夫妻とK林さん、
水谷さん、えびたさん、そしてみーとさんと私となった。久納登山口に二台
車を置いて残りの車で星ヶ山登山口(東口)駐車場(かなり広い)へ行き島
田さんとM氏は自転車を組み立て他のみんなは歩きでビジターセンターへと向
かった。センター前にはトイレがあると思っていたけれどなく中にあるのを
センターの人に使わせてもらった。センターは11月から3月まで閉鎖されると
のことだった。

みはらしの良い稜線歩き 道は終始明瞭
みはらしの良い稜線歩き 道は終始明瞭
 センターの南側から登山道が始まり公園の中を登っていく。笹の下地に木
がまばらにある明るくゆるい尾根道で心地がよい。公園を抜けても明るい雰
囲気は続きまるで段ヶ峰のような感じである。

 ゆるやかな道は終わりやや傾斜をましてきた。天狗を巻いて下って松林の
中を行くと鞍部にて西口からの登山道と合流しいよいよ星ヶ山へと登ってい
く。星ヶ山はガスに覆われていて上半分はみえない。だんだん急になってく
ると列が二つに別れてしまった。M氏らは走るように登っていく島田さんが声
をかけるが行ってしまった。

櫃ヶ山を望む 縦走路より東
櫃ヶ山を望む 縦走路より東
 きつい登山道を登っていくと上に大岩が見えてきた。そこにM氏が自転車で
仁王立ちしている。一方脇では父たぬきさんが無線をしてる。ここまで来る
ともう頂上はすぐ、八分で到着した。残念ながらガスは取れず周囲は真っ白。
頂上にいた団体さんは行ってしまい静かである。記念写真を撮って早々に縦
走に入った。

 縦走路は頂上より北西に続いていて明瞭である。草原の中の道を行くとグ
ングン下っていく。そしたらガスがとれてきた。樹林帯に入りさしたる登り
下りもない明瞭な道をいく。自転車にはサイコ-やなあと島田さん。休憩中、
島田さんがみーとさんに自転車を乗るようにいうが下がぬかるんでいてうま
く乗れない。八木さん(奥さん)がでは私がと乗ってみるとすいすい進んで
見えないところまで行ってしまった。

櫃ヶ山がだいぶん近づいた 道標完備
櫃ヶ山がだいぶん近づいた 道標完備
 やがて樹林帯を抜けると五輪山や周囲の山々が見えてきた。これがすばら
しい景色でなだらかな笹の稜線がずーっと折り重なるようにして先の櫃ヶ山
へと続いている。雨上がりであるがゆえに紅葉や緑、空がいっそう栄えて美
しい。背後には高原状の星ヶ山などの山々が見えている。えびちゃん、桧塚
状態だ〜とカメラでパシパシ撮っている。

 島田さんやM氏は気持ちよさそうに自転車で飛ばしてきた。やがて山々にか
かった雲がとれてきて蒜山三山がみえてきた。展望は時間がたつにつれてよ
くなっている。尾根の上をちいさなアップダウンをいくつか繰り返し小ピー
クにでてきた。簡単な周辺地図が置いてある。ここで昼食を取ることにした。

五輪山と星ヶ山を振り返る 櫃ヶ山山頂にて
五輪山と星ヶ山を振り返る 櫃ヶ山山頂にて
 みんなでわいわいと八木さんからワインをいただきのんびりと景色を楽し
んでいると雪化粧をした大山が上のほうは雲を被っている姿をみせてきた。
もう雪をかぶっているんだーとみんなでいっせいに見た。東には日名倉山を
島田さんが見つけ僕がその右側に明神山をみつけるとえ〜そんなん見えるの
?っていう顔をされた。

 長く休憩し、次のピークの五輪山を目指す。時々パラパラと雪が落ちてく
る。風にながされ西のほうからやってきたのだろう。笹の尾根をいくと木の
階段がでてきて登りきると全山笹の山である五輪山に到着した。ここには団
体さんをはじめ多くの人がいた。今まで五輪山が蔭になってみえていなかっ
た櫃ヶ山がみえる。五輪山より低いのか水平方向より下になっている。

櫃ヶ山からの激下り 水のみ場分岐
櫃ヶ山からの激下り 水のみ場分岐
 少し休んで櫃ヶ山を目指す。ピークを一つ越えるとあとはだらだら下って
櫃ヶ山への登りにとりかかる。途中、東への(右への)分岐があるが八木さ
ん(奥さん)によるとかなりきつい下りだそうであまり良い顔をされなかっ
た。登山口の南側にでるそうだ。

 M氏や島田さん達はずっと先を行っている。やっと頂上についたら島田さん
とM氏が多くの登山者に取り囲まれ談笑していた。先日行った泉ヶ山がよく見
えている。島田さんいわく北に見える山もけっこう面白そうだなあ。あの山
はなんていう名なんだろうとか同定談義をし北へと続く下山路へと進んだ。

紅葉の山々 紅葉の中を歩く
紅葉の山々 紅葉の中を歩く
 かなり急な斜面でしかもドロドロ。こけると真っ黒になりそう。やっと終
えると平坦な場所にでてきた。ここには4×4mほどの草が刈られたところがあ
る。テントサイトかヘリポート?だろうか。

 天狗の森への回り道分岐を左にやり過ごし下っていきやがて合流、この先
の平坦地に水場の矢印がある。島田さんや水谷さんが行ってるようだ。それ
を見つけ面白そう!と八木さんが島田さんの自転車を拝借し少し下って
いった。

ふもとより櫃ヶ山 櫃ヶ山久納登山口
ふもとより櫃ヶ山 櫃ヶ山久納登山口
 やがてとんでもない下り坂にやってきた。先日行った泉ヶ山なんか比では
ないほどすごい。みんな四足でおりていった。ドロドロでないのが救いだ。
超激下りをすぎると森林帯に入った。周囲の木々はまだ紅葉していて美しい。
南へと山腹を登山道が巻いていくともう駐車場は近い。簡易水道施設を過ぎ
しばらくすると棚田あとを通り登山口に到着した。この後、みんなで星ヶ山
駐車場へと向い解散し私らは地道で大阪まで帰った(こっちの方がつかれた
・・・7時間)。

私のコースタイム(休憩含))登山口-80分-星ヶ山頂上-150分-櫃ヶ山頂上-80分-登山口


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