令和6年(2024) 11月17日 車 単独
若穂太郎山997.0m 北信地方 長野県
晴れのち曇り
コース:天王山登山口から往復

天気予報が微妙で下り坂。烏帽子岳&湯ノ丸山朝駆けを考えるもモチベーション上がらず。結局朝までグーグー。で朝起きると晴れ。太郎山と若穂太郎山で迷ってまだ登ったことのない若穂太郎山に登ることにした。
朝すっかり寝坊したので7時35分に出発して高速利用(上田菅平インター~須坂長野東インター)、国道403号を南下して左手に稲荷神社という神社のある交差点で左折して8時25分天王山登山口駐車場へ。こんな天気なのでガラガラかと思いきやすでに4台とまっている。上田よりも天気が良くて雲がより少ない。
8時35分に出発して獣除けゲート(電気柵にて注意)を通って黄葉の美しいジグザグと道を上がると拝殿がでてきた。その手前に飯縄さまという案内版がありそこから飯綱山が大きく見えている。さらに登ると功霊殿、そしてさらに登って東屋がでてきた。このあたりは公園のように整備されている。
少しやせていて岩が時々露出している尾根が岩尾根であることを感じさせてくれる。尾根の先に岩の展望地があり行ってみると雲を被った後立山、戸隠山の険しい峰々、飯綱山、黒姫山などが一望できる。
9時に春日口への分岐にでてきた。分岐から10分ほど歩くと岩がゴロゴロした岩尾根になった。ロープが張ってある。岩場なので展望ポイントが多くて天気が良いものだから写真を撮ったりしてしまってなかなか進まない。
9時20分蓮台寺分岐に着いた。このあたり黄葉が美しい。今年は紅葉より黄葉がいい感じがする。けど今年は異常気象だからなのかどうか?普段の紅葉がわからないので??。9時25分春山城跡についた。源頼季(よりすえ)の一族が築いたとある。人工に造成された雰囲気がある。ここは城ノ峰山頂635mでもある。
尾根上を少し下って登り返す。振り返ると表銀座が世見えていて燕山荘・燕岳のあるピークがよくわかる。何度も見ているので餓鬼岳も確認できる。爺が岳も見えているけど鹿島槍ヶ岳は雲を被っている。
9時40分、ダルマ岩がでてきた。こちらは登れないというか登ったらいけなさそうだ。落ち葉の尾根を登っていくと再び岩尾根となり10時05分こしき岩がでてきた。登れるのかな?と登ってみた。こちらも展望ばっちり。青空がきれいだ。午後から崩れるというのがウソみたいな天気だ。妙徳山の右手に草原のなだらかな山が見えている。根子岳だ。志賀高原の笠ヶ岳もよく見る。
こしき岩から下りて登山道を登っていく。黄葉の少しやせた尾根を登っていくと鉄塔がでてきた。こちらは灌木に囲まれて展望はイマイチ。10時40分、太郎山南展望・史跡コース入口との分岐に着いた。このすぐ先が三村境だ。綿内村・川田村・保科村が合併して若穂町となりのちに長野市に合併となったとある(若穂太郎山トレッキング愛護会)。このあたりも黄葉が見事だ。紅葉もあり。
前方の山頂が見えている。笹の尾根道をいったん下って登り返す。標高が高くなったからかカラマツ林があり黄葉している。
11時05分山頂に着いた。山頂は切り開かれていて木の切り株椅子がある。みなさん座ってお昼中。南の村から太鼓の音がする。お祭りをやっているみたい。私も昼食タイムでいつものカップ麺とインスタントトン汁。
朝に比べると雲が多くなってきている。11時40分、下山を開始。登って来た道を下りていく。曇ってくると紅葉の鮮やかさは減少するけど濃厚な?感じになってそれはそれで美しい。北アルプスは濃いい雲を被っていてどんより。12時05分こしき岩まで下りてきた。12時35分城ノ峰山頂まで戻ってきた。
岩尾根をぐんぐんと下りて13時10分駐車場まで戻ってきた。水分はポカリ1000cc。温度計を見ると20度。暑くてほとんど飲んでしまった。変化にとんだ楽しい岩尾根で展望もよく整備もされていて通いたい山だ。13時15分に車で出発して国道403号、県道35号を経由して14時20分自宅に着いた。

地図 出典 国土地理院
備考 天王山登山口駐車場あり・トイレはなし
装備
靴 ホカオネオネスピードゴート 5
ザック グレゴリー ZULL40
その他