令和6年(2024) 12月12日 車 四人(ガンちゃん・ぎずもにゃんさん・ひろし丸さんと)
編笠山2523.9m 日本アルプス・八ヶ岳 長野県
天気:快晴
コース:富士見高原登山者用駐車場→編笠山・西岳登山口→編笠山→(往復)

私たちと同じく広島から移住されたぎずもにゃんさん&ひろし丸さん、仕事仲間のガンちゃんさんとでオフを計画。天気予報がころころ変わってぎりぎりまで粘って編笠岳に決定。冬は観音平冬季閉鎖なので富士見高原登山者用駐車場から登ることに。トイレはないので道の駅 こぶちさわで済ましておく。
現地集合でみんな集まったところで出発。アイゼンはいらなさそうなので車に置いていった。でも予定していた6時発だとまだ暗いんだった。6時半に出発して登っていく。ゲートの脇を通っていく。林道にでて「編笠山・西岳・不動清水←」とあり左へ林道を歩いて行くも・・登山道に入るところが分からずスマホの軌跡を見ると行き過ぎ・・で引き返して登山道復帰。ここは目印になるものがない?ので行き過ぎてしまいそう。
五叉路分岐を通っていく。振り返ると北岳が朝日を受けて赤く染まっている。甲斐駒がドーンとかっこいい。登山道は枯れ沢を右へ横切り左岸(上流側を向いて右側)へ。この前登った日向山の天空のビーチが雪で白くなっていて良くわかる。
7時40分、「ここは標高1640m 編笠山山頂まで3時間15分・・」のプレート・・みんなで遠いなあっ💦。ならだかな尾根道を登っていく。時々大きく両手を開いたような立派な木がある。このあたりは樹林帯だからだろう。
8時05分、臼久保岩小屋という岩室がでてきた。修験者やマタギなどが利用していたそうだ。8時40分、標高2000m・山頂まで2時間10分のプレート、このあたりからうっすら雪化粧。9時45分、チェーンスパイク装着。このあたりはほぼ無風。キラキラしたのが降っている。気温はマイナス10度行ってないけどダイヤモンドダストかなあ?それとも山の上の方から雪が飛んできたのか。キラキラきれいだ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°。
10時05分、標高2300mプレートがでてきた。この先から岩がゴロゴロしたところになった。樹林帯の中で岩ゴロゴロ。このゴロゴロ歩きにくくて難儀。見上げると真っ青な空。樹林帯を抜けると素晴らしい展望なんだろう。
10時半、ロープがでてきた。そこを登って振り返ると甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈岳が見えている。そして左に美しくすそ野を左右に広げた富士山。富士山と南アルプスの間からオレンジ色に輝く太平洋が見える。こんなところから太平洋が見えるとはびっくり。
大きな岩を右に左にと登りやすいところを探してペンキを頼りに登っていく。行動食を車に置いてきたのが失敗でクラクラするのでお昼用に買ってきた饅頭でカロリー摂取し復活。ただ大丈夫だろうって思っていた水筒の水は全部シャーベットになってしまった・・ひろし丸さんにお湯をもらって融かした<m(__)m>。
プレートが上に見えてそこが山頂か!と期待したら?まだ先があったりして。ガンちゃんさん岩の上をヒョイヒョイと登っていく。うらやましいなあ。運動神経鈍いから無理だ・・。
11時20分、山頂到着。北に赤岳、阿弥陀ケ岳や権現岳が見える。かっこいい。まだ雪は少なくて黒っぽいけどそれも荒々しく見えていい感じだ。みんなで記念撮影。心配していた暴風はなし。ただ微風でも気温がマイナス8度で寒いというか痛い。ので風下の岩陰に避難。避難して風が収まるとウソのように暖かい。富士山や南アルプスを眺めながら昼食タイム。
この後青年小屋が見えるところへ移動。青年小屋のテント場で泊まってみたい。いい感じだ。引き返して再び展望タイム。快晴で岩陰は無風で大展望を楽しむにはばっちりで山頂に1時間40分滞在。
西岳への周回は時間的に無理そうなのでまたの機会として13時05分下山を開始。登ってきた岩ゴロゴロを下りていく。下りるのも難儀。でも登るよりは楽だ。鳥がフワフワと飛んできて木の上に。ホシガラスだ。
ロープ場を過ぎて14時に2300mプレートがでてきた。ここでようやく岩ゴロゴロが終わって延々と尾根を下りていく。みんなユーチューバーの話で盛り上がり。16時20分、駐車場まで戻ってきた。暴風という予報がでてきたので心配していたけど山頂の岩陰は無風。そして絶景。ベストコンディションの編笠山をみんなで楽しむことができた。ほかに誰も登山者はおらず独占だった。

地図 出典 国土地理院
備考 冬季は観音平への道路が閉鎖・富士見高原登山者用駐車場にはトイレがないので道の駅 こぶちさわのトイレを利用