令和3年(2021) 10月03日 車 単独
三瓶山1126m 中国地方 島根県
天気:晴れ
アクセス 庄原市街から国道54号を北上して赤名峠を越えて道の駅赤来高原をすぎたところで道標に従い県道166号へ。そして国道375号、県道40号で西の原駐車場
コースタイム 西の原駐車場10:35→男三瓶山13:10~13:30→女三瓶山14:20→子三瓶山16:00→扇沢分岐16:20→西の原駐車場17:00

大阪から広島に転居して間もない頃に大阪の山仲間と東の原から周回したっきりで15年以上ぶりに周回してみることにした。ただいつもの通り?出発が遅くなったので予備ヘッデンに加えてナイト用のヘッデンも持って行くことにした。
8時過ぎに東広島を出発して10時過ぎに西の原に着いた。天気が良いこともあって結構車が停まっている。ちょっとおなかが減ったのでと売店でアイスクリームを食べた。西の原から良く三瓶山に登るけど下りた時には遅いのでいつも閉まっている。
10時35分、出発して登山道道標に従い西の原を縦断していく。前回は下りてきたらユウスゲがきれいだった。今回はススキがきれいだ。秋の花々がチラホラ咲いている。特に野菊がすごくたくさん咲いている。今年は野菊の当たり年なのかなあ。周遊路分岐のすぐ先に男三瓶と扇沢の分岐がでてくるので左の男三瓶をさす方向へと登っていく。
カラマツ林の中を山腹を右へ左へと登っていく。警戒?スズメバチがたまに飛んでいるけどついてきたりはしない。警戒隊でなくて餌探し隊?。11時50分、展望が開けた。西の原の向こうに大江高山が見える。天気は快晴。
12時頃になると木々がなくなり森林限界を過ぎた。まあ高山の森林限界とは違うけど。紅葉はまだまだしていないけれどススキがいい感じ。野菊とヤマラッキョウがたくさん咲いている。久しぶりにP.F.431を履いてみたけど足の裏が痛い。履きならさないと。子三瓶の向こうに鷹ノ巣山とカンノキ山が見えている。ランドマークになる特徴ある山容だ。小高い山の上にソーラーがある。切り開かれて作られたのだろう。12時35分、1000m道標がでてきた。この先少し斜度が落ちる。アルペン的な感じがいい。
12時55分、頂上台地に出てきた。一面のススキ原が見事だ。以前、北の原から登った時にも見たことがあるけど三瓶山のススキ原はすごい。快晴の下のススキ原は初めてかなあ。
13時10分、男三瓶山の山頂に着いた。ハイカーはちらほら。島根半島が良く見える。霞があるので伯耆大山はうっすら。ふりかけご飯+ジャーキーを食べて13時半に女三瓶山へと縦走開始。小屋周囲もススキがすごい。ザレ場を過ぎるとぐんぐん下っていく。振り返ると男三瓶の荒々しい崖が見えている。お鉢の外側を歩く。13時40分、崩落地へ。鎖やロープがあり普通に?歩けば問題なさそう。
この先に昔からの?短いロープ場がある。この後、お鉢の上を歩いていく。振り返ると岩場が見えている。ぐんぐんとお鉢の上を下っていくとやがてなだらかになった。狂い咲きのアカモノがある。13時55分、ユートピア着いた。980Ⅿとある。子三瓶・孫三瓶が見えている。下っていく。14時05分、再びロープが出てきた。14時10分、兜山の看板がでてきた。女三瓶山へ10分とある。この先ロープがまたでてきた。
14時15分、登りになった。振り返ると男三瓶山が大きい。14時20分、女三瓶山との分岐にでてきた。女三瓶山山頂は左にすぐだ。せっかくなので行ってみる。小さな子供が登ってきている。ご機嫌だ。時間が押しているのですぐに引き返してリフト乗り場をさす方向へと歩いていく。前を団体さんが歩いている。14時35分、リフト乗り場分岐にでてきた。団体さんはここで左へとリフト乗り場の方向へと下りていった。ちなみにリフトは動いていない。なので歩いて下りていかれるはず。
大平山3分・子三瓶75分とある方向へ。大変残にはその通りすぐに着いた。14時40分大平山だ。いいテラスができている。新型コロナが落ち着いてリフトが動けばにぎわいそう。孫三瓶を目指す。14時55分、室の池への分岐がある。曲がらずまっすぐ進む。笹の下地の急登だ。やがて岩が少しゴロゴロしたところとなる。
15時15分、孫三瓶山頂に着いた。とても展望がいい。これから目指す子三瓶と最初に登った男三瓶がみている。男三瓶山はとてもかっこいい。子三瓶35分と道標にある。そんなに早く着くのかなあ。下っていくと男性が向こうから登ってこられた。きついですねえとお互い苦笑い。15時半、鞍部に着いた。ここからも室の池に行くことができる。さて最後の山頂だ。結構急だ。振り返ると孫三瓶が美しい。
16時、子三瓶山頂に着いた。ここは何度か登ったことのある山頂だ。ここのススキ原も素晴らしい。男三瓶の姿も。扇沢を目指してく立って行く。ぐんぐん下ってやがて草原状の道へ。少し登り返しがある。この後16時20分扇沢分岐だ。ここで左へ谷に下りていく。まっすぐ進むと男三瓶山だ。少し暗くなってきているが問題なし。ただ谷に下りるとこれまでほとんどいなかった羽虫がたくさんたくさんで閉口する。倒木が多いがリボンがあったり通れるように切断してあったりする。16時50分、砂防ダムがでてきた。これを越えるともうすぐだ。16時50分、男三瓶と扇沢分岐に戻ってきた。夕暮れの西の原を歩いてゆき17時に駐車場まで戻ってきた。犬の散歩でにぎわっている。家族連れも多い。足の裏の魚の目が靴底に当たって痛い痛い。魚の目もなんとかしないと。
久しぶりの三瓶山周回は前回同様にきつかったけど素晴らしかった。前回は10年以上前だったのであまり覚えておらず今回歩いてなんとなくコースの雰囲気やタイムが分かった。ぜひまた歩いてみたい。
お鉢と書いていますがウィキペディアによると正確には異なるようです。

地図 出典 国土地理院
備考
garminconnect
装備
靴 シリオP.F.421-GTX
ザック グレゴリー ZULL40
その他 ダブルストック(モンベル)・GPS(fenix5x+oregon400t)・モンベル ヘッドランプ コンパクトヘッドランプ(予備)

西の原の駐車場に車を停めて出発。

周遊路との分岐のすぐさきに男三瓶山と扇沢の分岐があるので男三瓶(左)へ。

カラマツ林がある。

ヤマハハコ、野菊やリンドウなどが咲いている。

樹林帯を過ぎたら展望が広がる。

石見冠山

下には車を停めた西の原の駐車場。

鷹ノ巣山とカンノキ山

標高看板があったりと良く整備されている。

山頂台地に出てきた。扇沢・男三瓶山の分岐がある。ここは左へ。

ススキ原

男三瓶山の山頂ベンチで昼食を食べて女三瓶山へ。小屋の前を過ぎる。

少し急な下り。

地震で崩れたところ。でもロープや鎖があるし普通に歩けば問題なし。男三瓶から扇沢へ下りる方が大変な感じがする。

それ以外にもロープ場とかがある。

ユートピア(とうらしい)。

ロープ場

女三瓶山によってみる。

休止中のリフト乗り場の上のところにでてきた。まっすぐ進む。

大平山、立派な展望台。雲海を見るのにも良さげ。

孫三瓶山を目指す。

奥の湯峠、室の内池に行くことができる。孫三瓶20分とある。

孫三瓶山に着いた。展望良好。

次の目的地の子三瓶山へ。

子三瓶山と孫三瓶山の鞍部に着いた。風越とある。

山頂手前はガレ場登り。

子三瓶山に着いた。

扇沢分岐に着いた。左の谷へと下りていく。

倒木が時々ある。西の原のススキ原を通って駐車場へと戻った。