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令和3年(2021)  2月07日 車 単独

伯耆大山(夏山道往復) 1729m 中国地方 鳥取県・・・ガスガスの大山に早朝ハイク

天気:ガスガス

登り 南光河原駐車場(5:40)→阿弥陀堂前→三合目(6:40)→六合目避難小屋(7:35)→山頂部・山頂避難小屋(8:45)

下り  山頂部・山頂避難小屋(8:45)→六合目避難小屋(9:35)→三合目→南光河原駐車場(10:50)

行き 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→県道46号→国道181号→桝水高原→南光河原駐車場

帰り 南光河原駐車場→桝水高原→国道180号→県道46号→国道180号→国道183号→(庄原~)中国道→尾道道(~三良坂)→国道375号
雪たっぷりの雪山を歩いてみたい。そうなると大山だけれど天気予報があまりよろしくない。少々荒れ模様の様子。でも荒れている方が人が少なさそうだし現実逃避にはいいかなあと都合よく考えて大山へ。

前日に自宅を18時55分に出発して南光河原駐車場には21時50分に着いた。いっぱいで停められなかったら嫌だなあと思っていたが半分以上空いていた。星がでているけど見えなくなるのだろうなあ。夜中にトイレに行くときに見上げると予想通り見えなくなっていた。ご来光は無理。だったら遅くまで寝れるなあと目覚ましを再セット。

4時半頃に起床して準備を済ませて5時40分に出発した。隣で団体さんが登攀用具をセットして出かけていった。別山でも登られるのかなあ。駐車場はまだまだ空きがある。

天気が良ければぽつりぽつりとハイカーが夏山道へと向かっているのだけれども誰もいない。1月15日に来た時に比べるとかなり雪が減っている。気温は0度。夏山道に入って暑くなったのですぐにハードシェルとベストを脱いだ。気温は高いけど風が強い。

ギャーギャー、ギーギー鳥の鳴き声がする。鳥の鳴き声というと聞こえはいいが喧嘩しているようで誰もいない暗闇ではちと不気味。5時55分、阿弥陀堂前を通過した。すっかりテーブルとイスが雪から出ている。6時に一合目を通過。雪の表面が固いので3合目手前でどっちにしろつけないといけないなら早めにつけようと二合目の手前で12本アイゼンを着けた。

6時25分、二合目を通過した。少し東の空が明るくなってきた。日の出は7時頃、今日は曇っているので明るくなるのが遅い。東の方には青空が少し見えている。6時35分、頭上注意の木の根っこ。木の階段が露出している。斜度がきつくなる。雪の表面が固まっているのでどこでもあるけそう。上から4人組が下りてきた。泊ったのかな。6時40分、三合目を通過した。雨が降ってきた。0度だから雪だろうと思いきや雨。温度計を見ても0度。そのうち雪に変わるだろう。

7時10分、五合目に着いた。山の神様のところだ。周囲はすっかりガス。風が強いが
暴風というほどではない。7時半、予想通り雨があられに変わった。この後小雪が降ったりやんだり。

7時35分、六合目避難小屋に着いた。ここでゴーグルを装着して再びハードシェルを着た。SWANSの熱線ゴーグルほんとに曇らないのかな。風がますます強くなった。雪面に風でできた模様ができている。よく見る雪紋とも違っていて霧氷に似ているような。避難小屋から少し登ったところでガスが風でとばされて登ってきた尾根見えている。このまま取れたらいいのになあと思うもすぐに隠れてしまった。

7時55分、「落石に注意してください」の看板が出てきた。この辺りから霧氷が出てきた。晴れていたらきれいだろうに。青いポールが設置してある。特に頂上台地ではとても助かる。左は切れ落ちて右は広い雪原だ。

8時05分、草鳴社ケルンのところまで登ってきた。霧氷が発達している。左の灌木と右に大山キャラボクの間を通過。キャラボクに氷のしずくがついている。草木、岩みんな霧氷で覆われている。右手に柵がでてきた。8時20分、八合目に着いた。この先でトレースは右へ。青いポールも続いている。再び柵がでてきた。ロープで結ばれた柵。この先、前方上に看板がある。霧氷が付着するとびっくりした顔のようになる。

上から二人組が下りてきた。もうすぐですよと声をかけてくれる。8時40分、周遊路の下の分岐に着いた。大山頂上0.2kmとある。もうすぐだ。帰りにここでまっすぐ下りてしまわないように注意が必要だ。

ガスガスの中を登っていくと8時45分、頂上の避難小屋が見えてきた。前回よりだいぶん露出している。ポッシェットに着けた温度計を見ると0度。下界と変わりない。なんか変な感じ。そのまま石碑のところへ向かう。ポールにさしてある落とし物だろう手袋が霧氷と化している。石碑に着くも風が強いし小雪が降っているしで寒い寒いしガスで小屋は見えないし1,2分してまずは小屋前へと引き返す。トレースが薄いので雪原にできた霧氷?の方向と風向きも参考にして(自己流)小屋前へ。頂上台地であったのは一組だけで下りていった。独占とはいえうーん・・ガスガス。

次は8合目を目指す。幸い雪はそれほどでもなくトレースはしっかりしていてホワイトアウトというほどでもなく青ポールも確認できる。GPSや地図で確認するまでもない。8時55分、周遊路の下の分岐に着いた。ここは右へ。何年か前にボーダーグループがひとりいなくなったと探していたところ(下の登山道にいた)。

木道に沿って歩いていると9時頃再びガスがサーっと取れて雪原が見えた。こういう一瞬ってとてもうれしい。ただ写真にはうまく撮れていないだろう。レンズ(プロテクター)がすぐに曇って雪がくっついてしまう。そういえば熱線ゴーグルは全然曇らない。ついでに最初は少し曇っていたメガネも曇らないがなぜだろう。

9時10分、八合目に着いた。このあたりまで来るとぽつりぽつりハイカーが登ってくる。右の方で団体さんの声がする。七号尾根か八号尾根?。たいへんそう。9時15分草鳴社ケルンまで下りてきた。

9時35分、六合目避難小屋まで下りてきた。スキーヤー(Yさん?)二人が斜面を見ながら話をしている。恐ろしく雪が少なかった去年はほとんどスキーヤーに会わなかった。ゴーグルを外してハードシェルも脱いた。続々とハイカーが登ってくるが天気の良い週末に比べると格段に少ない。9時50分、五合目まで下りてきた。10時20分、頭上注意の木の根っこ。ブナの森を見ると残雪期の雰囲気だ。かわいい鳥の鳴き声がする。10時35分、阿弥陀堂前を通過。道路に出る手前でアイゼンを外して10時50分、南光河原駐車場まで戻ってきた。数台まだ空きがある。大山は相変わらず雲の中だ。今回は想定内のガスの大山。同じ山で同じルートでもいろんな山を楽しむことができる。11時10分に出発して自宅には14時10分に着いた。

地図 出典 国土地理院

備考

garminconnect

装備 

靴 モンブランプロGTX

ザック グレゴリーアルピニスト50

その他 ピッケル・12本アイゼン(カジタックスLXB12)・GPS(fenix5x+oregon400t)・ツエルト



4時半頃に起床して準備を済ませて5時40分に出発した。隣で団体さんが登攀用具をセットして出かけていった。別山でも登られるのかなあ。駐車場はまだまだ空きがある。

雪の表面が固いので3合目手前でどっちにしろつけないといけないなら早めにつけようと二合目の手前で12本アイゼンを着けた。6時35分、頭上注意の木の根っこ。木の階段が露出している。



7時10分、五合目に着いた。山の神様のところだ。周囲はすっかりガス。風が強いが暴風というほどではない。

7時半、予想通り雨があられに変わった。この後小雪が降ったりやんだり。7時35分、六合目避難小屋に着いた。ここでゴーグルを装着して再びハードシェルを着た。SWANSの熱線ゴーグルほんとに曇らないのかな。

避難小屋から少し登ったところでガスが風でとばされて登ってきた尾根見えている。このまま取れたらいいのになあと思うもすぐに隠れてしまった。

7時55分、「落石に注意してください」の看板が出てきた。この辺りから霧氷が出てきた。

8時05分、草鳴社ケルンのところまで登ってきた。霧氷が発達している。

霧氷が発達している。


ロープで結ばれた柵。この先、前方上に看板がある。霧氷が付着するとびっくりした顔のようになる。


8時40分、周遊路の下の分岐に着いた。大山頂上0.2kmとある。帰りにここでまっすぐ下りてしまわないように注意が必要だ。

ガスガスの中を登っていくと8時45分、頂上の避難小屋が見えてきた。前回よりだいぶん露出している。

石碑のところへ向かう。ポールにさしてある落とし物だろう手袋が霧氷と化している。石碑に着くも風が強いし小雪が降っているしで寒い寒いしガスで小屋は見えないし1,2分してまずは小屋前へと引き返す。

トレースが薄いので雪原にできた霧氷?の方向と風向きも参考にして(自己流)小屋前へ。頂上台地であったのは一組だけで下りていった。独占とはいえうーん・・ガスガス。

トレースはしっかりしていてホワイトアウトというほどでもなく青ポールも確認できる。GPSや地図で確認するまでもない。

9時35分、六合目避難小屋まで下りてきた。スキーヤー(Yさん?)二人が斜面を見ながら話をしている。

ブナの森を見ると残雪期の雰囲気だ。かわいい鳥の鳴き声がする。

10時35分、阿弥陀堂前を通過。

道路に出る手前でアイゼンを外して10時50分、南光河原駐車場まで戻ってきた。
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