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令和2年(2020) 12月20日 車 単独

吉和冠山1339m(汐谷コース往復) 中国地方 広島県・・・・汐谷コース往復・霧氷の花咲く吉和冠山

天気:曇り時々雪→晴れ時々曇り

登り 駐車場(9:35)→汐谷登山口(9:45)→林道魚切線(10:30)→山頂(12:15)

下り  山頂(13:35)→林道魚切線(14:35)→汐谷登山口(15:10)→駐車場(15:20)

行き 山陽自動車道→中国自動車道(吉和)→国道186号→潮原温泉→登山口

帰り 登山口→潮原温泉→国道186号→中国自動車道(吉和)→山陽自動車道
冬型が緩んでくるようだが中国山地の屋根はまだまだ雪雲の中だろう。当初予定していた寒風山もおそらく同様。吉和冠山なら屋根でも南側に位置しているし1300m以上あるので霧氷は間違いなくうまくいけば青空の霧氷を見ることができるかもしれない。それにここなら直行直帰が可能だ。

8時10分に出発して高速を利用して中国道吉和インターで下りた。国道168号は女鹿平スキー場に曲がるところまではしっかりと除雪されていたが以後は時々圧雪状態。でもこのくらいならぜんぜん平気。

潮原温泉のところで曲がってタイヤ工場をすぎて林道入口の脇に停めた(9:25)。車があと3台停まっている。準備を済ませて9時35分出発。5cmくらいか林道に積もっている。大した積雪ではないが悪路で雪がなくても私の車では底を擦ってしまう。

9時45分、登山口に着いた。橋を渡って対岸へ。汐谷ぞいに登っていく。こけたらいけないところはあるが新雪で凍っておらずチェーンスパイクを履くほどでもない。モフモフ雪だ。岩壁の下を通って10時30分、林道にでてきた。ここからが美しい自然が残る好きなところ。昨日のかトレースがある。カンジキかスノーシューだろう。ツボ足で登っていく。すると後ろから男性が登ってこられた。70前後の方だろう。若いころから登っておられたようで昔の様子などを教えてくれた。

10時50分、クルソン岩の下の分岐に着いた。谷沿いに登っていく。この先で雪が深くなってきたので11時カンジキをつけた。写真を撮りながら登っていく。小雪が舞い少し風もある。トレースはあれど風と雪でツボ足ではきついだろう。11時10分、クルソン岩の上の分岐に着いた。しばらくすると少し下り気味に。このあたりはずーっと昔は2mほどの木々で見通しが良かったとのこと。ここに吉和冠山山頂が見えるスポットがあり教えてもらう。うっすらと見えている。小さな流れを渡って登っていく。山頂手前の急な登りに差し掛かる手前でスノーシューのソロ女性に追いついた。先頭交代して登っていく。ただスノーシューの方が浮力があるのでどんどん進む。ただ雪で木の枝が落ちて居たりごじゃごじゃしているところは難儀されている。

それでもスノーシューは早い。写真を撮ったりしているとすぐ追いついてこられるので再び先に行ってもらった。ジグザグに登っていくようになると前から男性が下りてきた。11時50分、山頂が近くになり美しい霧氷の中へ。晴れていたら一層素晴らしいだろう。モンスターのようになった針葉樹もある。

12時15分稜線に出てきてすぐに山頂到着。北へと歩いてみる。すごい霧氷ロードだ。展望台に行ってみるがあまり展望なし。エビにしっぽもできていない。霧氷は発達しているが。食事を食べて霧氷に囲まれてまったり。すると晴れてきたので展望台へ行くと赤谷山・広見山などの山々、南には大峯山と瀬戸内海などが見えている。このあと青空になり素晴らしい霧氷に囲まれてまるで夢のよう。なかなか下山できない。

13時35分、下山を開始する。登ってきた道を下りていく。登りで一緒になった男性はクルソン岩へと向かうと言って先に行かれた。下りるのは早い。気温を見ると0度。

14時35分、林道を渡る。ここでカンジキを外して防寒具なども脱いだ。谷沿いに下りていく。右の大岩でアイスクライミングの練習をしている。登るときに会った団体さんだ。15時10分、登山口まで下りてきた。15時20分、車のところまで戻ってきた。青空の霧氷を見ることができて大満足。

15時半に登山口を出発して自宅には16時45分に着いた。

地図 出典 国土地理院

備考

garminconnect

装備 

靴 モンブランプロ

ザック グレゴリーアルピニスト50

その他 カンジキ・バラクラバ・マスク・ツエルト・チェーンスパイク(使わず)・GPS(fenix5x+oregon400t)



小さなつらら

水気が多い初冬の雪。

汐谷の岩壁。厳冬期になると大きなつららができる。

林道を横切って登っていく。まだ斜面には笹が頭を出している。

クルソン岩の上の分岐

吉和冠山山頂が見えている。

モンスターみたい。

山頂部は霧氷で覆われている。

十方山方面

青空が広がってきた。

大峯山と宮島

左に赤谷山が見えている。その向こうには日本海

クリスマスの飾り物みたい。


赤谷山アップ

広見山と半四郎山

吉和の町並み

下山中、吉和冠山山頂。

汐谷コース登山口への林道入り口に車を停めた。数台停めることができる。

9時35分に出発して林道を登っていく。右手に砂防ダムがある。

9時45分、登山口に着いた。橋を渡る。

汐谷沿いの登山道を歩いていく。モフモフの雪でチェーンスパイクを履かなくてもよかった。

まだそんなに大きなつららはなかった。

10時半、林道が横切るところにやってきた。

谷沿いの道を登っていく。

クルソン岩の下の分岐。左へ行くとクルソン岩だ。まっすぐ進む。

クルソン岩の上の分岐。ここはちょっとした広場になっている。

少し下り気味のところから山頂が見えた。

再び登ってゆく。

山頂が近づくと白銀の世界へ。

12時15分、山頂に着いた。粘りに粘って青空&霧氷

13時35分、下山を開始。

クルソン岩の下の分岐

だれかな。顔を描いたのは(笑)。

林道を横切り谷沿いに下りていく。右手でアイスクライミングをしていたが気温が高いのでできるのかなあ。

15時10分、登山口まで下りてきた。

林道を下りていく。

15時20分、車のところまで下りてきた。
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