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令和2年(2020)  2月06日 車 単独

吉和冠山1339m(汐谷コース往復) 中国地方 広島県・・・・汐谷コース往復・霧氷回廊とイノシシ集団

天気:曇り

登り 駐車場(10:05)→汐谷登山口(10:20)→林道魚切線(11:00)→山頂(12:45)

下り  山頂(13:40)→林道魚切線(14:30)→汐谷登山口(14:55)→駐車場(15:00)

行き 山陽自動車道→中国自動車道(吉和)→国道186号→潮原温泉→登山口

帰り 登山口→潮原温泉→国道186号→中国自動車道(吉和)→山陽自動車道
予定していたクライミング講習会が延期になった。丸一日空いたので雪山ハイクにでかけることにした。でも泊り明けでかなりけだるいし今季一番の寒波で登れそうな山は限られそう。県北でも東部はだいぶん積もっているようなので登山口にすらいけないかもしれない。西部のアプローチが良くて何度も登ったことのある吉和冠山に汐谷コースで登ることにした。

何も準備をしていないので朝慌てて準備を済ませて8時25分に出発した。広島道を過ぎて中国道へ。今季一番の寒波にしては雪が少ない。加計あたりで雪がちらちら。戸河内までくると山々は雪化粧をしている。吉和インターで下りて登山口へ。山頂部は雲の中だ。

潮原温泉のところで右折して登山口へ。登山口まではいけそうにないので(悪路+雪)、林道入口にある駐車場に車を停めた(9時55分)。誰も登っていない様子で古いトレースがあるのみだ。うっすらと雪化粧をしている程度の雪なのでスノーシューは車に置いてワカンジキを持って行くことにした。

10時5分に出発した。林道を上がっていくと右手に砂防ダムがでてくる。堰堤が雪化粧している。10時20分、登山口に着いた。橋を渡るが倒木で欄干が一部変形している。谷沿いに上がるが今季一番の寒波というわりには雪がとても少ない。10時半に倒木を乗り越えた。あまりに厚いのでハードシェルとベストを脱いだ。

10時55分、右手に岩壁がでてきた。つららができている。例年ならもっとつららができているのだろう。くぼんだ所が氷で鍾乳石のようになっている。そういえばこれだけ雪が少ないと動物が起きているかもしれない。でも熊鈴は置いてきてしまった。

11時に木の階段を上がって林道魚切線を横切る。トレースはなく動物の足跡が続いている。霧氷はできていない。積雪は10センチほどか。林道から10分ほど上がったところで左前方に黒い物体が動いている。最初は熊かと思ったがイノシシの群れだ。こちらには気づいていない。襲われては大変。7匹ほどいるしまるまるとしてデカい。少し下って距離をとったところで枯れ枝で音を立てるとこちらに気づいた。この後声を出すと走って逃げていった。登山道に少し大きめの足跡がたくさんついている。沢を渡って谷沿いの登山道を登っていく。

11時半、クルソン岩との下の分岐に出てきた。そちらにはよらず谷沿いに登っていく。標高が高くなってきたこともあってか雪と風でできた雪の模様が時々見られる。たまに日が射しこみ山が明るくなる。

11時50分、クルソン岩との上の分岐に出てきた。ここは広場になっていて大きなブナがある。そこへ日が射してきて木々の影が雪面に。いい感じ。笹の下地の森を歩いていく。モグラの掘った跡が雪面に表れているのだろうか。変わった這ったような跡がある。このあたり大きなブナがある。しばらく歩くと登山道脇に小さな動物の足跡がある。ネズミかな。

11時55分、トサカのような恰好をした山頂が見えてきた。霧氷ができているようだ。高速道路から見ると山頂部だけが雲の中だったから霧氷ができたのだろう。この先いったん少し下り気味となりすぐに登りに。このあたりで積雪15センチくらいか。12時05分、小さな沢を渡る。木々の背丈が低くなってきた。もうすぐ山頂部だろう。登山道が左へカーブ。そして右へカーブ。12時35分、霧氷がでてきた。12時40分、青空が広がってきた。霧氷がとてもきれいだ。稜線に上がって右へ進むと山頂に着いた。12時45分だ。

霧氷回廊になっている。日が射すととてもきれいだろう。たまに日が射しこむ。南の岩の展望台へ。風が強いからだろう霧氷が良く発達している。ここでカップ麺を食べながら霧氷を眺めてまったり。たまに日が射すのでなかなか下山できない。積雪は25センチほどか。ポッシェットの温度計はマイナス五度だ。

13時40分に下山を開始した。晴れるのを待っていると切りがない。時々笛を鳴らしたり手拍子したり声を出したりしながら14時半に林道を横切り14時55分に登山口へ。15時に車のところまで戻ってきた。イノシシ集団には驚いたがとてもきれいな霧氷を楽しむことができて満足。15時10分に車で出発して16時25分自宅に帰った。

地図 出典 国土地理院

GPXデータ

アクセス:

駐車場: 登山口に車数台を停めることができる駐車場はあるが道がデコボコなので不安な人は林道入り口か入ってしばらくしたところにある駐車場に停めた方がいい。

トイレ:ありません。

日帰り入浴温泉:潮原温泉が汐谷コース登山口のすぐ近くにあり。

備考(その他):熊鈴を忘れた。

garminconnect

装備 

靴:シリオ P.F.630

ザック:ニルバーナ プロ35L

その他:GPS(fenix5x+oregon400t)



登山口まではいけそうにないので(悪路+雪)、林道入口にある駐車場に車を停めた(9時55分)。10時5分に出発した。

10時20分、登山口に着いた。橋を渡るが倒木で欄干が一部変形している。

谷沿いに上がるが今季一番の寒波というわりには雪がとても少ない。


10時55分、右手に岩壁がでてきた。つららができている。例年ならもっとつららができているのだろう。

11時に木の階段を上がって林道魚切線を横切る。

トレースはなく動物の足跡が続いている。積雪は10センチほどか。


イノシシ集団。びっくりさせたら大変なので離れたところで音を立てると逃げていった。

イノシシの足跡


11時半、クルソン岩との下の分岐に出てきた。そちらにはよらず谷沿いに登っていく。


標高が高くなってきたこともあってか雪と風でできた雪の模様が時々見られる。







11時50分、クルソン岩との上の分岐に出てきた。ここは広場になっていて大きなブナがある。

モグラの掘った跡が雪面に表れているのだろうか。変わった這ったような跡がある。

このあたり大きなブナがある。

しばらく歩くと登山道脇に小さな動物の足跡がある。ネズミかな。

11時55分、トサカのような恰好をした山頂が見えてきた。霧氷ができているようだ。高速道路から見ると山頂部だけが雲の中だったから霧氷ができたのだろう。

この先いったん少し下り気味となりすぐに登りに。


モグラの穴?


木々の背丈が低くなってきた。もうすぐ山頂部だろう。登山道が左へカーブ。

そして右へカーブ。

12時35分、霧氷がでてきた。



12時40分、青空が広がってきた。霧氷がとてもきれいだ。


稜線に上がって右へ進むと山頂に着いた。12時45分だ。

霧氷回廊になっている。日が射すととてもきれいだろう。たまに日が射しこむ。

南の岩の展望台へ。風が強いからだろう霧氷が良く発達している。ここでカップ麺を食べながら霧氷を眺めてまったり。














たまに日が射すのでなかなか下山できない。積雪は25センチほどか。ポッシェットの温度計はマイナス五度だ。

13時40分に下山を開始した。晴れるのを待っていると切りがない。

山頂を振り返ったところ。



林道を横切った。

沢沿いに下りていく。

14時55分に登山口へ。

15時に車のところまで戻ってきた。イノシシ集団には驚いたがとてもきれいな霧氷を楽しむことができて満足。


























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