令和2年(2020) 11月14日 車 三人(山SNS仲間と)
恐羅漢山1346.4m 中国地方 広島県/島根県
天気:快晴
前半(登山) 恐羅漢山登山口(6:50)→(立山コース)→稜線(8:10)→恐羅漢山山頂 (8:20)→旧恐羅漢山山頂(8:35)→ジョシのキビレ(9:45)→ジョシ谷(10:20)→亀井谷合流点(11:05)→台所原(12:25)
後半(登山) 台所原(13:25)→恐羅漢山山頂(14:15~14:45)→夏焼峠(15:25)→恐羅漢山登山口(15:55)
行き(車) 山陽道→広島道→中国道(~戸河内)→国道191号→→恐羅漢山登山口駐車場
帰り(車) 恐羅漢山登山口駐車場→国道191号→(戸河内~)中国自動車道→広島道→山陽道
亀井谷を歩いてみたいとリスエストをもらってkoruri2001さんとminaeさんの三人で恐羅漢山登山口からジョシ谷~亀井谷~台所原を計画した。7時半集合恐羅漢山登山口に集合とした。
朝5時に出発して6時50分に集合場所の恐羅漢山登山口の駐車場に着いた。天気は快晴。気温は8度ほど。7時20分、立山コースでまずは恐羅漢山山頂へと向かう。紅葉シーズンということもあって二軒小屋駐車場に数台車が停まっていたがこちらにも車が停まっている。
ゲレンデの端っこを歩いていると日が射してきた。7時50分、ゲレンデを終えて山の中へ。8時10分、稜線にでてきた。恐羅漢山0.2kmとある。少し登ると8時20分、恐羅漢山山頂に着いた。低い雲が湧いてきている。というか霧が上昇気流で上がって朝の雲になっているのか。それならしばらくすると消えるだろう。
8時35分、旧恐羅漢山山頂に着いた。大岩へとはしごを使って登る。先日登った広見山・半四郎山・向半四郎山などが見えている。もやが沈んで境界がくっきり見えている。亀井谷入口あたりを見ると紅葉しているのが見えている。
8時45分、ジョシのキビレを目指して看板「広見山林道→」の方向へ。大きな岩があちこち点在しているところを歩いていく。登山道は良く整備されている。9時05分、カマのキビレに着いた。ここで左に下ると三本栃だ。この前、広見山から半四郎、向半四郎と縦走してここからカマのキビレへと上がってきた。キビレというからには峠だと思うが鞍部はここから60mほど下ったところ。
ここから1155mピークを目指して登り返す。木々はほぼ落葉していて右手に中ノ川山などの稜線が、谷を隔てて右手には恐羅漢山の山体が見えている。時々、紅葉した木々があり再び快晴となった青空に映える。
9時半にいったん鞍部へ。そこから1090mピークへ登り返す。ちょっと急な斜面だ。ここを下って9時45分、ジョシのキビレに着いた。ここで右へ下るとジョシ谷た。左へ下ると広見林道・広見山だ。ジョシ谷から亀井谷へ向かうので右へ。とても良く整備されている。落ち葉に敷き詰められた山腹道をゆっくりと下ってゆく。大きなブナが時々見られる。いかにも熊が出そうな雰囲気のところだがまだここでは見たことがない。とても山深い雰囲気のところ。ジョシ谷に下りる手前でちょっと崩れているところがあるがゆっくりと下りれば問題なし。
10時20分、ジョシ谷に下りた。木にテープが巻いてある。春や夏にはシダが茂っていてシダの谷という印象が強いが晩秋なのでシダは少ない。紅葉していてとても美しい。写真を一杯とるもなかなか写真では表現することができなかった。
10時45分、右手に滝がある。koruri2001さんによると四段になっているようだ。その先にツルがあってぶら下がってみるもうまくいかない。紅葉がとても美しくて美しくてなかなか進めない。だいたい谷の少し左側を歩く。5月にも歩いているが毎回少しずつ谷底が変化している。11時、ミニケルンがある。11時05分、ジョシ谷と亀井谷合流点手前で谷を右へ渡て亀井谷に下りた。ジョシ谷入口には看板がある。亀井谷にも看板があるが残念ながら割れていた。ここからの谷もとても美しい。北側の山腹に日が射しこんで紅葉が輝いている。
11時半に谷にロープが張っているところがあって対岸に渡る。水量が少ないので簡単に渡ることができた。この先、右側が岩壁になっている。左のアマスギ谷の手前で2mほどの滝がある。
11時40分、ロープが張ってある。その先でアマスギ谷を渡る。登山道から見ると岩がゴロゴロした小さな谷だ。この先、登山道は谷底から少し高いところを歩くようになる。7時50分、岩塊がある。この先、石垣が見えている。11時55分、対岸に渡る。ここはさきほどよりもっと簡単。テープや小さなケルンがある。小さな洞窟というより洞穴がある。狸くらいなら入れそう。
12時に再び対岸へ。昔々の道だろうか。歩いていくと12時05分、谷が遮り谷を少しだけ上がって渡るとそこから三十三曲がり。振り返ると洞窟がある。行ってみようと中をのぞく。koruri2001さん、中へ入っていった。こうもりいるだろうが熊はいなさそうとのこと。崩落が怖そう。
登山道に戻り三十三曲がり。つづら折りでキツイ。まだ歩いたことのない二人にとってはどこまで続くのかという思いだったのでは。台所原が近づいてくると標高が高くなり落葉している。
12時25分、台所原に着いた。ここで昼食タイム。13時25分に出発。ここから恐羅漢山の山頂までも素晴しいブナ林が続く。急な登りを経て台所原分かれにでた。ここからすぐ14時15分、恐羅漢山山頂に着いた。霞の上に石鎚山などの四国の山並みが見えている。霞が沈んでいるので大山がみえるかなあと探したが見えなかった。
14時45分、夏焼峠を目指して下っていく。15時25分、夏焼峠に着いた。15時55分、駐車場へと戻ってきた。もう紅葉は終わっているのではと危惧していたがまだまだ紅葉まっさかり。
とても充実した山歩きを楽しめた。

地図 出典 国土地理院
備考
garminconnect
装備
靴 シリオ P.F.46
ザック グレゴリーZULU40
その他 山専ボトル・ダブルストック(カリマー)・GPS(fenix5x+oregon400t)