令和2年(2020) 4月29日 車 単独
広見山1234m 中国地方 島根県
天気:晴れ
登り 恐羅漢登山口()→(立山コース)→立山分岐()→恐羅漢山山頂()→旧恐羅漢山山頂()→ジョシのキビレ()→広見山・ジョシのキビレ分岐()→広見山()
下り 広見山()→広見山・ジョシのキビレ分岐()→ハゲノ林道分岐(三本栃標識あり)()→ハゲノ林道終点()→三本栃)→カマのキビレ()→旧恐羅漢山山頂()→恐羅漢山山頂()→立山分岐(0)→(立山コース)→恐羅漢登山口()
アクセス 山陽道→中国道(戸河内)→国道191号→(深入山のふもと)→恐羅漢山登山口駐車場
夏焼峠から野田原の頭に登って岩倉山を往復しようと計画した。広見山・亀井谷も候補に入れて地図をもって出発した。山陽道から広島道を経由して中国道へ。ところがとても天気が良くて展望の山がよさそう。岩倉山も展望はよいのだろうが広見山に登ってみたい。ということで旧恐羅漢山からジョシのキビレを経由して広見山、時間があれば向半四郎山まで往復することにした。
恐羅漢山駐車場へ。車は二台停まっている。7時50分に出発して立山コースで恐羅漢山山頂へ。ショウジョバカマが最盛期だ。8時05分、リフト上部まで登ってきた。天気は快晴で山日和だ。8時55分、夏焼峠からのコースと合流して恐羅漢山山頂を目指す。
9時、山頂に着いた。誰もいない。雲一つない快晴だけれども霞があるので鷹ノ巣山がかろうじてみえている。今日は出遅れたので休まず旧恐羅漢山へ。平太小屋原あたりにはいつもぬかるんでいるけど簡易木道がつけられたのでとても助かる。
9時20分、旧恐羅漢山山頂に着いた。ここから右へ、広見谷林道1時間35分と看板にある方向へ。大きな岩の右手から登山道を下りていく。岩の影に残雪がみられる。岩場を過ぎてカマのキビレをまず目指す。登山道は笹が登て来てはいるが明瞭だ。10時10分、カマのキビレに着いた。帰りはここから登ってくる予定だ。右前方には中ノ川山あたりが見えている。風で落ちたのかな。ヤドリギが地面に落ちている。大きなブナがあって楽しませてくれる。人があまり歩かないからか野鳥がとても多くてにぎやかだ。10時55分、熊鈴が落ちている。錆具合から今年の冬は越しているような。前方に大きな山が見えている。あれが広見山だろう。一部笹が伸びては来ているがごく一部だ。あまりに目立つのは剪定鋏でカットしたけれど梅雨時期になると一気に茂ってくるのかな。
11時10分、ジョシのキビレに着いた。右へ下るとジョシ谷から亀井谷へ。今回は広見山へ登るので左へミチガ谷へと下っていく。ジョシ谷方面は明瞭な道だけれどもミチガ谷への道はやや不明瞭だ。ただテーブ・踏み跡があるしおそらく適当に下りていっても谷まで下りることはできるだろう。分岐から左へ斜めに下ってこのあと植林の中を適当にテープを探しながら下りていくと11時半、ミチガ谷に下りてきた。沢を渡って右へ、上流へと歩いていくと広見山だ。廃林道を歩いていく。ミヤマカタバミがたくさん咲いている。時々苔むした大きな切株がある。11時50分、谷から左の支尾根に上がり激登りが始まる。植林の中を10分ほど登ると自然林帯へ。左にタムシバが咲いている。ここからは笹の下地に若いブナなどの林だ。以前歩いた阿佐山同様に若い木々が多いので葉のついていないこの時期はとても明るくて木々の間から展望あり右手には当初目指す予定だった岩倉山が見えている。12時15分、広見山山頂に着いた。草原状でとても展望が良い。恐羅漢山と旧恐羅漢山・その右奥に十方山が見えている。昼飯タイム。まったり展望を楽しみちょっと向半四郎方面へと歩いてみる。先日登った吉和冠山が良く見えている。12時45分、下山を開始する。向半四郎への往復は時間的にも体力的にもまずそうなので今回は諦めて(恐羅漢山に登るときにすでに筋肉痛・・・)ミチガ谷へと引き返していく。13時20分、谷まで下りてきた。この後は三本栃を目指すのでまずは広見川に沿って下っていく。エンレイソウが咲いている。ミヤマカタバミの群生。野鳥があちこちで鳴いていてにぎやかだ。廃林道は、崩れているところがあったり何度か渡渉しないといけない。
13時55分、山火事注意の看板のところで左上へと林道が続いている。三本栃の北側の破線の林道だろうか。今度歩いてみたい。切株の広見とある。ボタンネコノメソウが咲いている。14時、水源林造成事業の黄色い看板がでてくるとここが三本栃への分岐だ。左手に立派な「天然記念物 広見の三本栃→」看板がありそこで左へ上流へと続くハゲノ林道を登っていく。右側の川はとてもきれいで魚が泳いでいるのが見える。
14時10分、林道終点に着いた。ここで川を渡渉するが気を付けないとドボンだ。まあ濡れるだけだけど。対岸に渡り植林の中の踏み跡を歩いていく。踏み跡が比較的明瞭だからかテープは少なめ。
14時15分、沢を渡る。前回なぜか右へ行ってしまったところ。ここは渡って左へ。とても明瞭な道なのになぜ前回ミスったのかと思うほど。14時20分、再び渡渉する。このあと支尾根を登っていく。植林帯だ。14時半、三本栃が見えてきた。二本は健在だ。去年と変わらない。さらに登っていく。やや左へ登山道はカーブ。テープを確認しながら植林の中を登っていく。14時40分、右へ登山道がカーブして尾根(というのかな)へと上がる。14時45分今度は左へ登山道はカーブした。左の尾根の上が明るい。浅い谷を登っていく。岩の上に木が生えている。15時、滑車がある。ずいぶん昔のもののようだ。前回も見た。やがて笹の下地になった。登山道は良くわかる。
15時15分、カマのキビレに着いた。やれやれ。だいぶん時間がかかってしまった。ここまで来たら暗くなっても安心して帰ることができる。15時55分、旧恐羅漢山に着いた。誰もいない。16時20分、恐羅漢山山頂へ。ここもだれもいない。快晴だ。ちょっと休んで下りていく。16時30分、稜線を離れて立山コースへと下りていく。前回、右谷山~吉和冠山を縦走したときの疲れが残っているのか足がだるくてなかなか足が進まず。飛んでいる米軍ジェット機を撮ったりしながら休み休み下って17時10分に駐車場まで戻ってきた。登りたかった広見山に登ることができてとても満足。今回は、道中誰一人会わなかった。
地図 出典 国土地理院
備考
garminconnect
装備
靴 靴 シリオ P.F.630
ザック グレゴリー ZULL40
その他 ダブルストック(カリマー)・GPS(fenix5x+oregon400t)