令和2年(2020) 10月10日 車 2人(Smoke57さんと)
高岳1054.1m 中国地方 広島県
天気:晴れ
コース時間 高岳登山口(4:50)→高岳(5:35~6:35))→聖山(8:10~8:40))→十文字峠(9:00)→(中の甲林道)→踏み跡(9:30)→尾根上(9:35)→岩のピーク(11:00)→田代川(11:15)右田代の駐車場(11:25)
行き 山陽道(~戸河内インター)→道の駅 来夢とごうち→国道191号→田代駐車場(車を一台デポ)→国道191号→(橋を渡ってロイヤルシティ芸北聖湖畔リゾートの道標に従い南に曲がる(左折)→高岳駐車場
帰り 田代駐車場→高岳駐車場→深入山ふもと(昼食)→国道191号→山陽道(戸河内インター~)

Smoke57さんから中の甲林道から965.7mピークを経由して田代へ下りて砥石郷山~中山を周回するコースを歩かないかとお誘いを受けた。ナイトハイクで高岳でご来光と霧海を見たいとリクエストして、高岳(ご来光&霧海)~聖山~中の甲林道(台所原方向へ)~965.7mピーク~田代コースを歩くことになった(砥石郷山と中山はまたの機会に)。
前夜発で車中泊の予定だったが宿直明けで気怠くてそうそうにあきらめ夜中に出発することにした。前日、早めに就寝して午前1時に起床して1時40分に東広島の自宅を出発した。2時35分道の駅に着くとSmoke57さんはすでにスタンバイされており2時55分にまずは田代駐車場へ。3時30分にSmoke57さんの車をデポして3時40分に高岳登山口駐車場へ。4時10分に高岳登山口のすぐ先の湖側に駐車場がありそこに車を停めた。
前日雨だったので翌日晴れたら間違いなく霧海のはず。4時50分に出発した。ナイトハイクでまずは高岳へ。登山口を少し入ったところで左でガサガサ音が。Smoke57さんが熊かな?と。姿は見えず熊か鹿のどちらだろうかわからなかった。暗闇の中を歩いてゆき5時35分高岳の山頂に着いた。予想的中して素晴らしい霧海が広がっている。聖湖は濃いい霧海でその向こうにオレンジ色をバックにシルエットの深入山が見えている。八幡湿原方面も美しい霧海が広がる。太陽が上がってくるとその温かさで霧海が動き出す。とても美しいご来光を拝むことができた。これだけの霧海はなかなかみれないのでは。ふと山頂に目をやるとツリガネニンジンが梅雨でしっとり。ススキが穂を出している。
6時35分に聖山へと縦走していく。左の方でガサガサ音がするのでみると熊が逃げていった。今年は良く熊に遭遇する。7時10分。高岳から聖山方向と奥匹見峡方向の分岐にでてきた。ここは道標を見落とさず左へ逆くの字に曲がって登山道を進んでいく。よく歩かれているハイキングコースでありお気軽な感じがするけれども意外と登り下りがあって歩きごたえがある。きれいに紅葉した葉っぱがあったりと秋を感じさせてくれる。まあ紅葉はまだまだ先。
8時10分、高岳山頂との分岐で右へ(高岳山頂へ)。すぐに山頂。展望はなく先ほどの分岐(8時40分)に戻って下っていくと9時、十文字峠に着いた。中の甲林道が左右に走っている。ここは右へ。台所原方向へと中の甲林道を歩いていく。朽ちた廃自動車が左にあり。林業資材置き場として使われていたのかな。
時々立派な木々があり感激。アケボノソウが咲いている。意外と少ない。もっと咲いていそうな感じがする。9時半「中の甲国有林」の看板がでてきた。すぐ左にリボンがたくさん巻いてありそこで林道を離れて踏み跡を進んでいく。しかし予定していた965.7mピークへの尾根上から外れているので5分ほど歩いたところで前にみえているなだらかな支尾根を無理やり(植林なのでたいしたことはない)登って尾根上へ。
笹の下地に踏み跡がうっすらありリボンが時々あり尾根上を歩いていく。9時50分右から尾根が合流して左へ尾根が曲がりしばらく進むと965.7m三角点ピークに到着。周囲は刈られているのでわかりやすい。ここから少し下り気味となり大きな倒木を越えたころから956mピークへ登り返していく。左は植林帯。いつの間にかピークを越えたようでやがてぐんぐん尾根上を下っていく。岩が多くなってきた。三段峡の上だけあって険しい。
標高870mあたりで左の植林に踏み跡が続いているので行ってみると行き止まりで引き返して尾根上に復帰して下っていく。時々新しいピンクリボンがある。大きなブナが時々あって感激。クマのひっかいた跡がある。大きな岩がゴロゴロ。右手に猿の集団がおり「キーキー」鳴いている。炭焼き小屋の跡がある。時々右に深入山が右に砥石郷山が見えている。
11時、右が大きな岩壁となった。その先が少し高くなっている。踏み跡はその手前の鞍部で左の植林帯へと続いている。記念に?その高みにあがるが展望はなく戻って踏み跡を下りていく。この鞍部には楕円形の丸い大きめの石がある。ほかのはゴツゴツしているので目立つ。
植林帯を下っていくと奥三段峡と田代川の合流点にでてきて踏み跡は田代川方向へ。小さな滝の下を岩の上を飛んで対岸へ渡る(11時15分)と小道があり右の下流方向へ。歩いていくと田代の道標がでてきてデポしておいたSmoke57さんの車があり(11時25分)。同乗して高岳登山口の私の車のところへ送ってもらってこのあと深入山のふもとで昼食を食べて解散となった。美しい霧海とご来光、あまり歩かれていない965.7mピークへの続く尾根~田代と大きなブナ達。とても満腹感ありありのコースだった。

地図 出典 国土地理院
備考 中の甲林道から965.7mピークを経て田代へ向かう尾根は尾根上のピンクリボンと踏み跡を見落とさぬよう歩けば問題ないとは思いますが笹が茂って踏み跡が隠れているところがあります。熊の生息地。
garminconnect
装備
靴 シリオ P.F.46
ザック グレゴリーZULU40
その他 水分2リットル・魔法瓶0.5リットル・ツエルト・ダブルストック(カリマー)・GPS(fenix5x+oregon400t)

4時50分に出発した。ナイトハイクでまずは高岳へ。

思っていたより山頂が遠いなあ。

5時35分高岳の山頂に着いた。

予想的中して素晴らしい霧海が広がっている。

太陽が昇ってくるとその温かさで霧海が動き出す。

山頂に目をやるとツリガネニンジンが露でしっとり。

6時35分に聖山へと縦走していく。

7時10分。高岳から聖山方向と奥匹見峡方向の分岐にでてきた。ここは道標を見落とさず左へ逆くの字に曲がって登山道を進んでいく。

左の方でガサガサ音がするのでみると熊が逃げていった。今年は良く熊に遭遇する。

よく歩かれているハイキングコースでありお気軽な感じがするけれども意外と登り下りがあって歩きごたえがある。

8時10分、高岳山頂との分岐で右へ(高岳山頂へ)。すぐに山頂。

聖山の山頂には展望なく先ほどの分岐(8時40分)に戻って下っていくと9時、十文字峠に着いた。

下りてきたところを振り返ったところ。

中の甲林道が左右に走っている。ここは右へ。台所原方向へと中の甲林道を歩いていく。

アケボノソウが咲いている。意外と少ない。もっと咲いていそうな感じがする。

9時半「中の甲国有林」の看板がでてきた。

すぐ左にリボンがたくさん巻いてありそこで林道を離れて踏み跡を進んでいく。

しかし予定していた965.7mピークへの尾根上から外れているので5分ほど歩いたところで前にみえているなだらかな支尾根を無理やり(植林なのでたいしたことはない)登って尾根上へ。

尾根上にでた。踏み跡がある。

リボンが時々出てくる。

9時50分右から尾根が合流して左へ尾根が曲がりしばらく進むと965.7m三角点ピークに到着。周囲は刈られているのでわかりやすい。

大きなブナが点在する。

火の用心が時々ある。

時々笹が踏み跡を覆っているところがある。

標高870mあたりで左の植林に踏み跡が続いているので行ってみると行き止まりで引き返して尾根上に復帰して下っていく。

大きなブナが時々あって感激。

クマのひっかいた跡がある。

炭焼き小屋跡

11時、右が大きな岩壁となった。その先が少し高くなっている。

楕円形の丸い大きめの石がある。ほかのはゴツゴツしているので目立つ。

高みに登って鞍部へ戻る。このあと右(田代川側)への杣道へ。

植林帯を下っていく。

奥三段峡と田代川の合流点にでてきて踏み跡は田代川方向へ。

小さな滝の下を岩の上を飛んで対岸へ渡る。

小道があり右の下流方向へ歩いていくと田代の駐車場に着いた。