令和2年(2020) 2月09日 車 4人(SNS仲間)
伯耆大山(夏山道往復) 1729m 中国地方 鳥取県・・・夏山道↑元谷↓・・・吹雪と晴天の伯耆大山を楽しむ♪
天気:吹雪のち曇り
登り 南光河原駐車場(8:05)→阿弥陀堂前(8:15)→六合目避難小屋(10:00)→山頂部・山頂避難小屋(11:30)
下り 弥山山頂(山頂避難小屋)(15:05)→大神山神社奥宮→南光河原駐車場(17:20)
行き 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→県道52号→県道284号→南光河原駐車場
帰り 南光河原駐車場→桝水高原→国道180号→県道46号→国道180号→国道183号→中国道(庄原~)→尾道道(~三良坂)→国道375号

先週に引き続き伯耆大山に登ることになった。メンバーは、にしモンさん、いのちゃさんとお連れの方。最初はご来光登山を予定していたが天気予報から無理そう。時間が遅い方が良くなってくるようなので8時に南光河原駐車場集合で調整した。
前日、18時半に自宅を出発して国道375号を北上して大山へ。福富あたりでみぞれ、道後山のふもとあたりでは結構雪が降っている。日野町黒坂の矢倉峠のあたりでは前が見えないほどの大雪で果たして登山口まで行けるかどうか心配になってきた。
溝口あたりにつくも結構な雨でこれは登山口ではすごい雪になるだろう。溝口インターを過ぎたところで北へ進み県道36号から県道24号へ。案の定すごい雪でスタッドレスでも上がれなくなり引き返して大山槇原駐車場近くまで下ってチェーン装着場があったのでそこでチェーンを装着したが雪の降る中大変だった。チェーンを装着すると難なく南光河原駐車場に着くことができた。でもスキー場駐車場・南光河原駐車場などにたどり着けなかったので引き返してくる車が多かった。
こんな大雪なのに結構埋まっている。今年は異常中の異常なほどに雪が少ない中の大雪なのでみんなやってきたのだろう。にしモンさんが午前1時頃に、いのちゃさんとお連れの方が到着された。私だけがスタッドレスにチェーンを付けないと来れなかった。タイヤがちびているのかでもまえも難儀したことがあるしVWは雪に弱いのかなあ。
にしモンさんは本格的な雪山ハイクは初めて。先週のようなすばらしい雪の大山ハイクを楽しみたい。
準備をしているとyasiyasiさんだった。去年、二軒小屋駐車場でお会いして以来だ。8時05分、出発して夏山登山道へ。低い雲が垂れ込めていて大山は見えない。海は見えていて弓ヶ浜のあたりが見えている。8時10分に夏山登山道に合流して登っていく。8時15分、阿弥陀堂前に着いた。テーブルにはすごい量の雪が載っている。
8時20分、一合目を通過。8時50分、頭上注意の木の根っこがでてきた。この先からだんだん斜度がきつくなってくる。霧氷がでてきた。先週よりも早めの登場ではなかろうか。9時05分、左に宝珠山が見えている。全山霧氷でおおわれている。この辺りの霧氷は先日吉和冠山の稜線手前でみた霧氷と同じくらいの規模だろう。左の雪面にかわいらしい足跡がある。
9時15分、四合目へ。この辺りまで登ると霧氷が結構発達してい霧氷の森の中にいるような雰囲気になった。晴れていたら霧氷がとてもきれいだが残念ながら日が射さない。左に甲ケ山が見えている。あのあたりには青空が見えるが。
9時35分、五合目に着いた。あともう少しで六合目避難小屋だ。下りてくる人が何人かいて問うと暴風で何も見えず7合目、8号目あたりで下りてきたという人も多い。まあ無理せず行けるところまで行ってみよう。青空が広がり霧氷がとてもきれいだ。
9時40分、元谷分岐に着いた。ここで大山にかかっていた雲がとれて三鈷峰から大山北壁までが一望で来た。
10時、六合目避難小屋に着いた。多くのハイカーが休んでいる。ここで12本アイゼンを装着してフリースを着て防寒対策を行った。10時15分に再度登り始めた。雪はだいぶん積もってきたがまだまだ少ない。ブッシュがでていて例年のような雪面にはなっていない。ガスガスで展望はなし。風も強い。霧氷がとても発達している。たまに突風が吹いて体が少し振られる。にしモンさんにとっては初めての雪山といえるのでは。こうい冬山らしい大山もよさそうだ。10時35分、道標が埋もれていて掘り返してみると落石に注意の看板だった。
10時45分、草鳴社ケルンまで登ってきた。青いポールが立ててある。風が強い。左から右へと吹いている。11時に大山のトイレ事情の看板のところへ。11時10分、左が切れ落ちたところへ。11時10分、下の石室分岐に出てきた。山頂平原にでてきた。上からスキーヤーが下りてきた。yasiyasiさんだった。11時25分、上の石室分岐に出てきた。あともう少しで山頂の避難小屋だ。11時半に着いた。一階の入口は雪で埋もれているようでみんなで雪を掻きだす。小屋の温度計はマイナス9度だ。昼食をとって一休み。小屋の中はとても暖かい。弥山へ行ってみようかと話をするがガスっていて見えないしトレースがないの断念。
小屋のところへと戻って下山を始めたところでガスがとれてきて青空が見えた。話し合って山頂の避難小屋まで戻る。弥山が見えたのでいのちゃさんが先頭を切ってラッセルして山頂へ。剣が峰が見えないかなあと粘るが見えない。ガスが薄くなったりするがなかなか剣ケ峰は見えず。だいぶん粘るが下山する。小屋でトイレ休憩をしてから15時05分下りていく。山頂平原が雪原帯になっていてとてもきれいだ。
15時40分、草鳴社ケルンまで下りてきた。すっかり晴れてきており剣ケ峰など北壁がくっきり見ている。元谷分岐でアイゼンを外して元谷へ。大山北壁がとてもかっこいい。16時半に元谷まで下りてきた。このあと雪のどっさり積もった林道を歩いて大山神神社によって車のところには17時20分に着いた。先週に続いて今週も大山で思いっきり遊んだ。

地図 出典 国土地理院
GPXデータ
アクセス:広島県庄原市方面からだと国道183号で道後山のふもとを通って黒坂で県道46号へ入って矢倉峠を越えて伯耆大山の南光河原駐車場へ。高速道利用なら米子道溝口インターで下りるのが近い。
駐車場:南光河原駐車場は冬季有料(ほかのところも有料では)・南光河原駐車場は、天気の良い週末朝にはすでに満車となっていることがほとんど。
トイレ:駐車場や山頂避難小屋にあり。六合目避難小屋には携帯トイレ用ブースあり。
日帰り入浴温泉::参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり(今回は利用せず)。
備考(その他):モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。
靴:モンブランプロGTX
ザック:ニルバーナ プロ35L
その他:12本アイゼン・ピッケル・ツエルト・山専ボトル(魔法瓶)・チェーンスパイク(使用せず)・GPS(fenix5x+oregon400t)

8時05分に南光河原駐車場を出発した。

先週より雪が増えている。

8時50分、頭上注意の木の根っこがでてきた。この先からだんだん斜度がきつくなってくる。

この辺りの霧氷は先日吉和冠山の稜線手前でみた霧氷と同じくらいの規模だろう。

左に宝珠山が見えている。全山霧氷でおおわれている。

左の雪面にかわいらしい足跡がある。

9時15分、四合目へ。

この辺りまで登ると霧氷が結構発達してい霧氷の森の中にいるような雰囲気になった。

左に甲ケ山が見えている。あのあたりには青空が見えるが。

9時40分、元谷分岐に着いた。ここで大山にかかっていた雲がとれて三鈷峰から大山北壁までが一望で来た。

三鈷峰~大山北壁

三鈷峰

10時、六合目避難小屋に着いた。多くのハイカーが休んでいる。ここで12本アイゼンを装着してフリースを着て防寒対策を行った。

0時15分に再度登り始めた。雪はだいぶん積もってきたがまだまだ少ない。

ブッシュがでていて例年のような雪面にはなっていない。ガスガスで展望はなし。風も強い。

10時45分、草鳴社ケルンまで登ってきた。青いポールが立ててある。風が強い。左から右へと吹いている。

山頂の避難小屋だ。11時半に着いた。一階の入口は雪で埋もれているようでみんなで雪を掻きだす。

小屋の温度計はマイナス9度だ。昼食をとって一休み。

下山を始めたところでガスがとれてきて青空が見えた。

話し合って山頂の避難小屋の上まで戻る。弥山が見えたのでいのちゃさんが先頭を切ってラッセルして山頂へ。

剣が峰が見えないかなあと粘るが見えない。

だいぶん粘るが下山する。小屋でトイレ休憩をしてから15時05分下りていく。

山頂平原が雪原帯になっていてとてもきれいだ。

ユートピア

振り返ったところ。

三鈷峰

左側をのぞき込む。

ユートピア小屋が見えている。

元谷分岐で元谷へ。

元谷まで下りてきた。

大山神神社によって車のところには17時20分に着いた。先週に続いて今週も大山で思いっきり遊んだ。