令和2年(2020) 2月02日 車 2人(山SNS仲間と)
伯耆大山(夏山道往復) 1729m 中国地方 鳥取県・・・濃いいガスがとれるとそこはまさに天国♪
天気:ガスのち曇り時々晴れ
登り 南光河原駐車場(6:00)→阿弥陀堂前(6:15)→三合目(6:40)→六合目(7:20)→山頂部・山頂避難小屋(8:45)
下り 山頂部・山頂避難小屋(11:40)→周遊路→六合目避難小屋(13:20)→元谷分岐(14:10)→大神山神社奥宮(15:10)→南光河原駐車場(15:45)
アクセス 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→桝水高原→南光河原駐車場

山SNSでお互いフォローしているいのちゃさんと伯耆大山に登ることになった。大山にはまだ登ったことがなく初ピッケルとのこと。
前日20時45分に自宅を出発していつも通り庄原から道後山のふもとを通って南光河原駐車場へ。先週と違ってたくさん車が停まっている。5時25分にいのちゃさんが到着され準備を済ませて6時に出発した。到着したときには晴れていたのに山には雲がかかって見えない。晴れるかなあ。
6時15分、阿弥陀堂前に着いた。テーブルにたっぷり雪が積もっている。でも体がとても重たい。昨日の白木山が意外と堪えている様子。白木山往復しただけなのに。登り始めたときには真っ暗だったけれども明るくなってきた。5合目手前まで登ってくるともうすぐ日の出の時間だ。霧氷で木々がしなっている。
7時15分、元谷分岐に着いた。相変わらずガスで北壁は見えない。いのちゃさんは初めての大山なのでぜひ素晴らしい大山の姿を見てもらいが。7時半に六合目避難小屋に着いた。ここで12本アイゼンを装着した。だいぶん雪が増えてきているがまだまだ六合目から上は灌木が出ている状態だ。
7時50分、七合目に着いた。霧氷はすごく発達している。8時に草鳴社ケルンへ。風の関係がケルンにはあまりついていない。右手に柵が出てきた。ガスガス。ホワイトアウトではないけれども濃いいガスの中。8時15分、八合目。大山のトイレ事情の看板があるが登るたびに毎回誰かがわざとなのか小便をしている。この先左が切れ落ちたところだ。竹や青いポールが要所にはさしてある。これが見えないようなら下りるようにと指導員の人に言われたことがある。
8時45分、山頂の避難小屋に着いた。ガスで何も見えず風もあるしひとまず小屋の中へ。そこまで混雑はしておらず。小屋の前の温度計はマイナス五度だ。アイゼンを外して小屋の中へ。いのちゃさんが鍋を作っておられ一緒に食べさせていただく。いつもとても美味しそうな山飯レポートを上げておられるがとても美味しい。シーツーサミットの折り畳み鍋を使っておられる。とてもコンパクトになるのでかさばらないのでほしいなあと思っていた鍋だ。
しばらく小屋の中でトイレ待ちをしたり談笑したりしていると濃いい霧が一気にとれた。慌てて外へでると日が射している。前回は真っ白と言いながらも地肌が一部露出していたが今回は正真正銘の真っ白。真っ白な剣ケ峰だ。日が当たりほんときれいだ。時間がたつのを忘れてしまう。三の沢を見ると4,5人が登っているが新雪でかなり苦戦しているのがわかる。このあと弥山山頂へ移動。三角点があるはずといのちゃさんが掘るがなかなか見つからない。居合わせた方が写真を見せてくれてこのあたりだろうと掘っていくと三角点がでてきた。弥山尾根から二グループが登ってきた。弥山尾根からも素晴らしい展望だっただろう。ユートピアの人影が見えている。大山南壁をのぞき込む。雪がモフモフなので滑って下りれそうな感じだけど(下がどうなっているのかは不明)。いつの間にか小屋の周りは人だかり。山頂周辺んもすごい人だ。
11時40分、避難小屋へと下りて下山を開始する。ただこのまま下りるのはもったいないので石室への周遊路へ。雪原に日が射しこむととてもきれいだ。左に一ノ沢からのバリエーションルートの尾根が見えている。石室は雪で埋まっていて一見するとわからない。その前に正面道がある。一人のトレースがある。今日登っているようだ。まだまだ積雪が少ないので木道のところはわかるのでその上を歩く。
12時45分、夏山道に合流して下山していく。続々と登ってくる。登りにはガスガスで見えなかった三鈷峰や別山、北壁が良く見えている。右が切れ落ちたところは雪面になってきている。左の斜面も右の斜面も灌木がでていてスキーはまだまだ無理だ。尻セードもできない。
12時55分、八合目に着いた。霧氷がとてもきれいだ。13時10分、草鳴社ケルンへ。13時20分六合目避難小屋に着いた。あまりの絶景になかなか進めない。14時10分、元谷分岐に着いた。ここは右の元谷コースへ。三鈷峰~ユートピア~北壁が素晴らしい。元谷へ下りる途中から見た三鈷峰は特にいい。いのちゃさん、ピッケルは初めてといわれるが足さばきがとても素晴らしい。ハイカーというよりもアルピニストに雰囲気が漂う。
14時半、尻セードできそうなところがあり登山道から離れて久しぶりの尻セードというかセードしてないので滑り台だ。すごくスピードがでる。めちゃたのしい。
14時35分、元谷小屋の下のところへと下りてきた。堰堤を横切り林道を離れて下りていくが積雪で道が一部不明瞭だ。ここでアイゼンを外した。外した方が断然歩きやすい。15時10分、大山神神社奥宮に着いた。お参りをして参道を下りていく。いつもなら石畳が滑るので気を遣うところだけれど雪道になっていて歩きやすい。15時半にモンベル前まで下りてきた。バッチを買うとのことでモンベルに入るもここにはなくて大山参道市場にあるとのことで引き返してそこで購入して15時45分に南光河原駐車場へと戻ってきた。日は射していないけれど夏山道から弥山へと至る尾根が良く見えている。いのちゃさんには大山の魅力を十分わかってもらえた様子でうれしい。ガスがとれてよかった。ここで解散をして16時に車で自宅へ出発して18時55分自宅に着いた。今回も素晴らしい大山だった。

地図 出典 国土地理院
GPXデータ
アクセス:広島県庄原市方面からだと国道183号で道後山のふもとを通って黒坂で県道46号へ入って矢倉峠を越えて伯耆大山の南光河原駐車場へ。高速道利用なら米子道溝口インターで下りるのが近い。
駐車場:南光河原駐車場は冬季有料(ほかのところも有料では)・南光河原駐車場は、天気の良い週末朝にはすでに満車となっていることがほとんど。
トイレ:駐車場や山頂避難小屋にあり。六合目避難小屋には携帯トイレ用ブースあり。
日帰り入浴温泉::参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり(今回は利用せず)。
備考(その他):モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。
靴:モンブランプロGTX
ザック:ニルバーナ プロ35L
その他:12本アイゼン・ピッケル・ツエルト・山専ボトル(魔法瓶)・チェーンスパイク(使用せず)・GPS(fenix5x+oregon400t)

南光河原駐車場を6時に出発した。

阿弥陀堂前のテーブルには雪がてんこ盛り。

霧氷で木々がしなっている。

7時15分、元谷分岐に着いた。相変わらずガスで北壁は見えない。

7時半に六合目避難小屋に着いた。ここで12本アイゼンを装着した。だいぶん雪が増えてきているがまだまだ六合目から上は灌木が出ている状態だ。

8時に草鳴社ケルンへ。風の関係がケルンにはあまりついていない。

右手に柵が出てきた。ガスガス。ホワイトアウトではないけれども濃いいガスの中。

8時15分、八合目。大山のトイレ事情の看板があるが登るたびに毎回誰かがわざとなのか小便をしている。

この先左が切れ落ちたところだ。竹や青いポールが要所にはさしてある。これが見えないようなら下りるようにと指導員の人に言われたことがある。

8時45分、山頂の避難小屋に着いた。ガスで何も見えず風もあるしひとまず小屋の中へ。

いのちゃさんが鍋を作っておられ一緒に食べさせていただく。

しばらく小屋の中でトイレ待ちをしたり談笑したりしていると濃いい霧が一気にとれた。慌てて外へでると日が射している。

前回は真っ白と言いながらも地肌が一部露出していたが今回は正真正銘の真っ白。真っ白な剣ケ峰だ。

烏ケ山

三の沢

天狗ケ峰

槍ケ峰

三の沢を見ると4,5人が登っているが新雪でかなり苦戦しているのがわかる。

三鈷峰

弥山尾根から二グループが登ってきた。弥山尾根からも素晴らしい展望だっただろう。

このあと弥山山頂へ移動。三角点があるはずといのちゃさんが掘るがなかなか見つからない。居合わせた方が写真を見せてくれてこのあたりだろうと掘っていくと三角点がでてきた。

ユートピアの人影が見えている。

。大山南壁をのぞき込む。雪がモフモフなので滑って下りれそうな感じだけど(下がどうなっているのかは不明)。

いつの間にか小屋の周りは人だかり。山頂周辺んもすごい人だ。

11時40分、避難小屋へと下りて下山を開始する。

ただこのまま下りるのはもったいないので石室への周遊路へ。

雪原に日が射しこむととてもきれいだ。

旧正面道の尾根

12時45分、夏山道に合流して下山していく。続々と登ってくる。

12時55分、八合目まで下りてきた。

左の斜面も右の斜面も灌木がでていてスキーはまだまだ無理だ。

13時10分、草鳴社ケルンへ。

13時20分六合目避難小屋に着いた。あまりの絶景になかなか進めない。

宝珠山

14時10分、元谷分岐に着いた。ここは右の元谷コースへ。

標高が下がってきたので霧氷が小ぶりになってきた。

三鈷峰

14時半、尻セードできそうなところがあり登山道から離れて久しぶりの尻セードというかセードしてないので滑り台だ。すごくスピードがでる。めちゃたのしい。

14時35分、元谷小屋の下のところへと下りてきた。

堰堤を横切り林道を離れて下りていくが積雪で道が一部不明瞭だ。ここでアイゼンを外した。外した方が断然歩きやすい。1

15時10分、大山神神社奥宮に着いた。お参りをして参道を下りていく。

いつもなら石畳が滑るので気を遣うところだけれど雪道になっていて歩きやすい。

15時半にモンベル前まで下りてきた。バッチを買うとのことでモンベルに入るもここにはなくて大山参道市場にあるとのことで引き返してそこで購入して15時45分に南光河原駐車場へと戻ってきた。

今回も素晴らしい大山だった。