令和2年(2020) 1月03日日 車 四人(山SNS仲間と)
伯耆大山 1729m 中国地方 鳥取県・・・伯耆大山&山SNSオフ会♪(夏山道↑元谷↓)
天気:ほとんどガス(強風)
登り 南光河原駐車場(8:10)→阿弥陀堂前(8:20)→三合目(8:55)→六合目(9:40)→(石室)→弥山山頂(山頂避難小屋)(11:40)
下り 弥山山頂(山頂避難小屋)(12:40)→六合目避難小屋(13:15)→元谷分岐(13:50)→大神山神社奥宮(14:55)→南光河原駐車場(15:15)
アクセス 国道375号→尾道道(三良坂~)→中国道(~庄原)→国道183号→国道180号→県道46号→国道180号→桝水高原→南光河原駐車場

Smoke57さんが大山に登られるとのことなので私もご一緒させていただくことになった。娘さんのもじさんもご一緒されるとのこと。それに山SNSでフォローさせて頂いているカズ926さんもご一緒されるとのこと。面白そう。
前日の20時50分に自宅を出発した。庄原のコンビニで食料品を調達した。ここのコンビニは、前回大山山行に向かう途中にSmoke57さんとトイレでばったり会ったところ。今回はおられなかった。
南光河原駐車場には23時50分に着いた。冬季期間に入ったので有料だ。大山は雲の中のようだ。ということは明日は霧氷はみれそう。ただ弱い冬型なので展望はどうかなあ。気温は2.5度で暖かい。年末年始で天気がいまいちということもあってか車は数台だ。窓にシェードをくっつけて車中泊用にと購入した「蓄熱式コードレス電気あんか ぬくぬく」をシュラフに入れたこともあって薄着でも十分熟睡できた。
6時半頃に起きてまずはお湯を沸かして魔法瓶(山専ボトル)へ。朝食を摂って大山博労座駐車場までちょっとお散歩。朝になっても大山は雲の中だ。予報では霧時々晴れだったけれどもどうかな。そうしていると駐車場の方が来られて千円を支払う。
準備をしたりしているとSmoke57さんがおられお初のもじさんとカズ926さんも来ておられ挨拶をする。これだけの団体で登るのは久しぶりだ。前回は兵庫の段が峰だったかな。8時になるとさすがに駐車場がかなり埋まってきた。
8時10分に出発した。カズ926さんはアイゼン・ピッケルともに初めてということでピッケルの練習を兼ねて尻セードで遊ぶ予定だ。雪はとても少なくて夏山道へ続く階段がしっかり出ている。夏山道もとけかけた雪がちょこっとのっている感じ。8時20分、阿弥陀堂前に着いた。ここはナイトハイクの時に一休みするところ。8時50分、頭上注意の木の根っこがでてきた。そこから5分ほど歩くと三合目だ。
少し雪が増えてきた。この辺りからガスの中へ。ブナの森がガスで神秘的だ。9時05分、霧氷がびっしり木々に着いている。登るにつれてさらに成長してくるだろう。楽しみだ。
9時15分、「標高1200m」看板がでてきた。霧氷がサンゴのようになってきた。先日、寒風山で見た霧氷のようになってきた。9時25分、山の神さんへ。ここでちょっと休憩。9時半に元谷分岐まで登ってきた。
ここから6合目避難小屋までが意外と遠い。雪は増えてきたけれども気温が高いので全く凍っておらずアイゼンは要らない。風の音がすごい。9時40分、6合目避難小屋まで登ってきた。数人のハイカーが休んでおられる。霧氷がとてもきれいだ。これから先、暴風になる可能性があり今のうちに防寒具を着た。12本アイゼンも装着した。カズ926さんは初めて装着だ。
10時に再び登り始める。風がでてきたがそれほどまでには強くはない。10時10分、七合目に着いた。風の音だけ。ガスの中の雪山は風以外に音がない。10時25分、落石に注意の看板がでてきた。
10時半に草鳴社ケルンまで登ってきた。霧氷が成長してエビノ尻尾になっているがそこまで長くといった感じではない。成長するとまるで旗のようになる。10時40分、ダイセンキャラボクが霧氷をかぶっていてまるで魚のうろこのようになっていたり何かの実のような恰好になっていたりと面白い。厳冬期にはこのあたりは完全に雪原になるのだがまだ灌木がしっかり出ている。右手に柵がでてきた。左の沢を見ると灌木がでておりスキーができるような積雪量ではない。10時45分、大山のトイレ事情の看板がでてきた。この先が大山八合目だ。10時50分、木道がでてきた。木道の脇は雪原には程通り状況でダイセンキャラボクが霧氷化している。霧氷が発達していて風が強いこともあっていろんな形をしている。左の沢を見るもやはり藪だ。この先左がやせてきた。雪庇ができるところだ。
10時55分、少し下って周遊路の下の分岐にでてきた。Smoke57さんより石室へ方向へ行ってみようと提案があり行ってみることに。今日は夏山道なので時間に余裕があるし確かに風は強いものの幸いそれほどでもないし気温も高い。石室方向は一つのトレースがあるのみ。ほとんどの人が小屋へ直接登っているようだ。ガスはあるものの積雪が少なくて木道がしっかり確認できるので安心は安心。11時15分、石室に着いた。ネットで調べた限りではあるが石室は避難用に作られたようだ。
周囲のキャラボクは霧氷でデコレーションされていてとてもおもしろい。鬼の顔に見えたりドラゴンに見えたり。11時35分、上の分岐に着いた。小屋はすぐそこ。11時40分にアイゼンを外して小屋へ入るも工事中なので混雑していてとても休めないので外へでて風の当たらぬところで昼食タイム。雪山シーズンは暖かい食べ物に限る。前回ユートピアの時に弁当を持ってきたらパサパサだった。お面を持ってきて霧氷に乗っけたり雪で体を作ったりして遊ぶ。雪があると童心にかえることができる。小屋入口の温度計はマイナス2.5度。風があるとやっぱり寒い寒い。
12時40分に下山を開始する。すぐに上の分岐がでてきた。12時55分に下の分岐へ。尻セードできるかなあと右の沢を覗くも雪が少なすぎてとてもじゃないけれども滑れない。
13時15分、六合目避難小屋まで下りてきた。雪だるまが入口に置いてある。小屋の前でアイゼンを外してチェーンスパイクに替えた。そうしているとガスがとれてきて宝珠山が見えてきた。三鈷峰も下の方が見えてきている。ひょっとして雲がとれて来るかもと期待するも見えたり隠れたり。
13時40分再び下山を開始する。13時50分、元谷分岐まで下りてきた。ここは右の元谷コースへ。三鈷峰にかかっていたガスがとれて山頂まで見てきた。かっこいい。大きなブナと霧氷がすばらしい。
14時15分、砂防ダムまで下りてきた。ここまで下りるともう霧氷はない。三鈷峰が見えている。雲のかかる雪の大山北壁もかっこいい。砂防ダムの上を歩いて林道へ。そのまま歩いて下宝珠越への登山口のところから林道を離れて大神山神社へと下りていく。14時55分、大神山神社まで下りてきた。大神山神社からの石畳が一番の難所かも?。雪はないでしょうと話していたけれどもシャーベット状になっている。ここで遭難したらシャレにならんねえ。一番の難所だとか話しながら無事通過して15時15分に南光河原駐車場まで下りてきた。相変わらず大山には濃いい雲がかかっている。この後、豪円湯院で汗を流して解散。とてもワイワイと楽しい雪山ハイクを楽しめた。

地図 出典 国土地理院
GPXデータ
アクセス:広島県庄原市方面からだと国道183号で道後山のふもとを通って黒坂で県道46号へ入って矢倉峠を越えて伯耆大山の南光河原駐車場へ。高速道利用なら米子道溝口インターで下りるのが近い。
駐車場:南光河原駐車場は冬季有料(ほかのところも有料では)・南光河原駐車場は、天気の良い週末朝にはすでに満車となっていることがほとんど。
トイレ:駐車場や山頂避難小屋にあり。六合目避難小屋には携帯トイレ用ブースあり。
日帰り入浴温泉::参道沿いに日帰り入浴施設の豪円湯院あり(今回は利用)。
備考(その他):モンベルが南光河原駐車場から橋を渡ったところにあり。
garminconnect
装備
靴:モンブランプロGTX
ザック:バーサライトパック40
その他: ODアルパイングローブ(M)・GPS(fenix5x+oregon400t)・ツエルト(ライペンスーパーライトツエルト2)・モンベルチェーンスパイク・12本カジタックスセミワンタッチアイゼン(使用せず)・ピッケル(使用せず)等

前日夜に南光河原駐車場へ(冬季有料)。

8時10分に出発した。雪はとても少なくて夏山道へ続く階段がしっかり出ている。

夏山道もとけかけた雪がちょこっとのっている感じ。

8時20分、阿弥陀堂前に着いた。ここはナイトハイクの時に一休みするところ。

8時50分、頭上注意の木の根っこがでてきた。そこから5分ほど歩くと三合目だ。

三合目あたりから登りがきつくなってくる。

少し雪が増えてきた。ガスの中へ。

ブナの森がガスで神秘的だ。

9時05分、霧氷がびっしり木々に着いている。登るにつれてさらに成長してくるだろう。楽しみだ。

9時25分、山の神さんへ。ここでちょっと休憩。

9時半に元谷分岐まで登ってきた。

ここから6合目避難小屋までが意外と遠い。雪は増えてきたけれども気温が高いので全く凍っておらずアイゼンは要らない。

風の音がすごい。

9時40分、6合目避難小屋まで登ってきた。数人のハイカーが休んでおられる。

異常に雪が少なくて6合目から上も登山道がしっかり出ている。これから先、暴風になる可能性があり今のうちに防寒具を着た。練習ついでに12本アイゼンも装着した。10時に再び登り始める。

風がでてきたがそれほどまでには強くはない。10時10分、七合目に着いた。

ガスの中の雪山は風以外に音がない。

10時25分、落石に注意の看板がでてきた。

10時半に草鳴社ケルンまで登ってきた。霧氷が成長してエビノ尻尾になっているがそこまで長くといった感じではない。成長するとまるで旗のようになる。

雪が少なく左の沢はとても滑れる状態ではない。

いろんな形をした霧氷が面白い。

右手に柵がでてきた。

10時45分、大山のトイレ事情の看板がでてきた。この先が大山八合目だ。

10時50分、木道がでてきた。木道の脇は雪原には程通り状況でダイセンキャラボクが霧氷化している。

霧氷が発達していて風が強いこともあっていろんな形をしている。

10時55分、少し下って周遊路の下の分岐にでてきた。Smoke57さんより石室へ方向へ行ってみようと提案があり行ってみることに。

石室方向は一つのトレースがあるのみ。ほとんどの人が小屋へ直接登っているようだ。

ガスはあるものの積雪が少なくて木道がしっかり確認できるので安心は安心。

11時15分、石室に着いた。ネットで調べた限りではあるが石室は避難用に作られたようだ。

周囲のキャラボクは霧氷でデコレーションされていてとてもおもしろい。

11時35分、上の分岐に着いた。小屋はすぐそこ。

11時40分にアイゼンを外して小屋へ入るも工事中なので混雑していてとても休めないので外へでて風の当たらぬところで昼食タイム。

小屋入口の温度計はマイナス2.5度。風があるとやっぱり寒い寒い。

お面を持ってきて霧氷に乗っけたり雪で体を作ったりして遊ぶ。

12時40分に下山を開始する。

すぐに上の分岐がでてきた。

12時55分に下の分岐へ。

右に雪尻ができるところ。

13時15分、六合目避難小屋まで下りてきた。雪だるまが入口に置いてある。小屋の前でアイゼンを外してチェーンスパイクに替えた。

ガスがとれてきて宝珠山が見えてきた。三鈷峰も下の方が見えてきている。

13時40分再び下山を開始する。13時50分、元谷分岐まで下りてきた。ここは右の元谷コースへ。

大きなブナと霧氷がすばらしい。

14時15分、砂防ダムまで下りてきた。ここまで下りるともう霧氷はない。

三鈷峰が見えている。

砂防ダムの上を歩いて林道へ。

そのまま歩いて下宝珠越への登山口へ向かう。

14時55分、大神山神社まで下りてきた。

雪だるまがたくさん。

大神山神社からの石畳が一番の難所かも?。雪はないでしょうと話していたけれどもシャーベット状になっている。

朝に登った夏山道の尾根

15時15分に南光河原駐車場まで下りてきた。この後、豪円湯院で汗を流して解散。とてもワイワイと楽しい雪山ハイクを楽しめた。

相変わらず大山には濃いい雲がかかっている。