令和2年(2020) 10月16日 車 単独
蝶ケ岳2677m 日本アルプス・八ヶ岳 長野県・・・蝶ケ岳はすばらしい
天気:霧雨&稜線は快晴
登り 三股駐車場(トイレあり)(7:00)→登山口(登山届受付・トイレあり)(7:25)→ゴジラみたいな木(8:00)→まめうち平(9:15)→蝶沢(10:20)→最終ベンチ(11:25)→大滝山分岐(11:50)→蝶ケ岳(12:00)
下り 蝶ケ岳(12:55)→大滝山分岐(13:05)→最終ベンチ(13:20)→蝶沢(14:15)→まめうち平(14:55)→ゴジラみたいな木→登山口(登山届受付・トイレあり)(16:05)→三股駐車場(トイレあり)(16:15)
行き 山陽道→/→中央道→長野道(~安曇野インター)→県道57号→/→県道495号→三股駐車場
帰り 三股駐車場→長野道(安曇野インタ~松本インター)→安房トンネル→東海北陸道→国道158号→荒島岳勝原登山口
有給をとるように言われてそれでは信州へ♪と計画を立てるも予報が芳しくない。休みの初日と最終日はまずまずだが真中が良くないというのは困ったもの。逆だったら思い切って岩手まで北上して秋田駒を登るがこれでは無理。
とりあえずテント泊装備と日帰り山行装備を準備をして出勤した。さて前日の夕方の予報を見ると北アルプス南部がよさげ。ということで折立から薬師岳はやめて蝶ケ岳に登ることにした。雑踏は新型コロナ以前から苦手なので上高地からはやめて三股からの往復とした。常念は岩がゴロゴロしていて大変だった思い出があるので今回は見送り。
職場を17時50分に出発して福山西インターから高速道路で長野道安曇野インターには午前3時に着いた。24時間ガソリンスタンド(いつも寄るところ)で満タンにしてほりでーゆ~四季の郷のところから三股へ。平日でこんな天気(霧雨&シトシト雨・・・)なのでよく空いている。自分のことは棚に置いといてこんな天気の日に登る人がいるのだなあ、いろんな人がいるものだと思ってしまった(自分はどうなのか)。駐車場にはトイレあり。
この天気で一気にモチベーションが落ちてしまって・・でも新型コロナがあるから観光するのは仕事の関係上具合悪いしこのまま帰るわけにもいかず。日帰りで往復することにした。明るくなってきたのでテント泊ザックから日帰りザックに装備を入れ替えた。ポシェットの温度計は10度だ。
7時に出発した。車止めがしてある舗装道路を進んでいく。山には濃いいガスがかかっている。ただ黄葉がものすごくきれい。黄葉した渓谷はまるで絵を見ているようで現実なのかと疑うほどというのはいいすぎか。
800m歩くとトイレと建物が見えてきた。登山届をだして7時25分に出発した。木橋を渡ると常念岳(7.1km)と蝶ケ岳(6.2km)の分岐だ。この前GW蝶ケ岳に登って下りてきたときにお兄さんが常念からクタクタになって下りてきたのを見たことがある。相当きつそうだ。黄色、黄緑と緑ととてもカラフルで油絵のよう。右手に岩壁がでてきた。
7時40分、吊り橋がでてきた。橋から見る渓谷もとっても美しい。7時55分、谷から山腹を登っていく。7時55分、力水がでてきた。最後の水場とある。蝶ケ岳5.6kmとある。黄葉の中を登っていくと8時ゴジラにでてきた。蝶ケ岳5.4kmとある。このあたりカラマツが多い。まあ黄葉がすばらしいすばらしい。びっくりするくらいキレイだ。8時半ベンチがでてきた。三股2.0kmとある。温度計は16度を指している。ガスが濃いくなり黄葉した木々が幻想的だ。9時15分、木の階段がでてきた。これを登りきるとまめうち平に着いた。何人かが休んでいる。三股2.5km 蝶ケ岳ヒュッテ3.9km 標高1900mとある。まめうち平から少し下って山腹をゆっくりと登っていく。ポシェットの温度計は6度だ。
9時45分、標高2000mの道標がありヒュッテ3.3kmとある。ひたすら山腹をまっすぐに登っていく。きついキツイ。10時18分登山道が右にカーブして山腹をトラバース気味になると蝶沢の看板がでてきた(10時20分)。ここがGWに少し緊張するところだろう。ポシェットの温度計は5度だ。ここからぐんぐんと登っていく。
10時45分、第二ベンチがでてきた。標高2350mとある。蝶ケ岳ヒュッテ1.7kmとある。上から下りてきた男性が稜線は快晴で槍穂高が見えていますよと教えてくれてええ!とびっくり。これは急がねばと休まず登っていく。11時20分、青空が見えてきた。これまでどんよりした山の中だったのですごくうれしい。11時25分、最終ベンチだ。蝶ケ岳ヒュッテ0.9kmとある。
ここからもう雲の上だ。右手に常念岳が見えている。上は真っ青。北アルプスにやってきたなあと実感。「大滝・三股 方面」の看板がある。右手に赤い屋根の小屋がみえてきた。左はテント場。みんな左側に固まって張っている。11時50分、大滝山との分岐に着いた。
12時テント場を横切って稜線にでると・・・すごい。槍穂高連峰がばっちり。こちらはガスがなくて上高地まで見えている。まあびっくりたまげた。人間欲がでるものテントを持ってきたらよかったと。でもこのペースだとまだ2,3時間かかっただろう。昼食を食べていつまでも見ていたい素晴らしい展望をしっかり目に焼き付けて12時55分に下山を開始した。
13時05分、大滝山と三股の分岐道標があり。ここを間違えるとえらいことになる。13時20分、最終ベンチにでてきた。14時15分蝶沢へ。14時35分標高2000m地点まで下りてきた。14時55分まめうち平へ。ここまでで下りてきた人に一名会っただけ。このあたりから黄葉が美しくなる。黄葉を楽しみながら15時55分吊橋まで下りてきた。もう少しだ。16時05分、登山届を出したところまで下りてきた。あと800m。ところがこの最後が長く感じてしまう。毎回のようにここでは猿の集団に遭う。16時15分駐車場まで下りてきた。テント泊ができなかったのはとても残念だけれども素晴らしい槍穂高の展望を楽しめた。蝶ケ岳はサプライズをいつもやってくれる。このあとホリデー湯で汗を流して17時25分出発して安曇野インターから高速に乗って安曇野SAで仮眠というか爆睡。松本インターを下りて安房トンネルを越えて九頭竜湖のふもとを通て荒島岳登山口のある勝原登山口駐車場に5時15分に着いた。

地図 出典 国土地理院
備考 紅葉シーズンだけれども平日で天気がいまいちなのでガラガラでした。登山口までのアプローチは燕岳よりよいです。
garminconnect
装備
靴 シリオ P.F.46
ザック グレゴリーZULU40
その他 携帯トイレ・傘・エマージェンシーシート・水分2.5リットル・魔法瓶0.5リットル・ダブルストック(カリマー)・GPS(fenix5x+oregon400t)