令和元年(2019) 11月10日 車 三人(家族で)
鯛ノ巣山1026m 中国地方 島根県仁多郡奥出雲町・・・紅葉と展望を求めて鯛の巣山へ
天気:晴れのち曇り
登り 鯛ノ巣山駐車場(10:40)→大滝・鯛ノ巣山登山道分岐・登山口(11:00)→こうもり岩(12:10)→山頂(13:00)
下り 山頂(13:45)→大滝(15:10)→大滝・鯛ノ巣山登山道分岐・登山口(15:30)→鯛ノ巣山駐車場(15:40)
行き 尾道・松江道(~高野インター)→国道432号→/→鯛ノ巣山駐車場
帰り 鯛ノ巣山駐車場→/→国道432号→尾道・松江道(高野インター~)

今回の家族ハイクは広島ではそれほど有名ではないかもしれないが自然豊かで変化がある鯛ノ巣山に登ることにした。アクセスが比較的良くて高速代がかからないしよく利用している日帰り温泉の「たかの温泉 神之瀬の湯」が近いのもいい。
8時半に出発した。登山口近くにはコンビニがないのでコンビニで食料品を調達して国道375号を北上して三良坂インターから高野インターまで尾道松江道を利用して国道432号を北上し大貫峠を越えた。口和インターあたりから紅葉していてきれいだけれど例年に比べるとくすんでいる感じがする。
鯛の巣山登山口との看板に従い左折して県道38号へ。このあとも要所に看板があり10時20分に登山口駐車場に着いた。車が二台停まっていた。りっぱな舗装の駐車場ときれいなトイレがある。
10時40分に出発した。天気は快晴。ただ天気が下り坂の様子だ。車で上がってきた道を下りていく。鯛ノ巣山山頂あたりだろうか紅葉しているのが見えている(後で確認すると鯛ノ巣山の左の879ピークのようだ)。すぐに鯛ノ巣山登山道ご案内の地図看板のところに着いた。ここで右へ森の中へと舗装路を歩いていく。3年前の秋に来たときは11月17日でふもとの方が黄葉していた。今回は紅葉が遅れていることもあってかあまり紅葉していない。それでももみじなどが時々赤色や橙色に紅葉していてとてもきれいだ。もちろん植林なのだのだろうがイチョウが真っ黄色に黄葉している。11時、登山口に着いた。車が一台停まっている。左回りにこうもり岩を経て山頂へ登り大滝経由で下山する予定だ。
植林の中を谷に沿って登っていく。大きな岩が時々ある。最初はシダの下地だったのがすぐに笹の下地に代わった。少し色づいてきているがまだ紅葉には早いようだ。11時10分、左手に苔むした大きな岩がでてきて息子が写真を一生懸命撮っている。11時15分、前方に大岩が再びでてきた。右に少し小さめの大岩がある。どこを登るのだろうかと少し戸惑う。たしかまっすぐなはずと思ったが左の岩の手前を上がる踏み跡がしっかりあってそれならそちらだろうかと急斜面を上がるもやっぱりまっすぐだった。みんな間違えて上がってくるようだ。戻って二つに岩の間を越える。越えるとすぐに「イヌシデ」の看板がある。時々黄色に黄葉している木が出てくる。このあたりで標高580m前後だ。
11時20分、イザナミ(鯛ノ巣)国有林との看板がでてきた。11時25分、谷から尾根へと上がっていく。草黄葉がとてもきれいだ。11時半、左手にかまど跡がある。この先少しだけ下って登り返す。谷沿いの道へ。11時45分に谷を越えるところに「三合目」とある。「まだ三合目~」と声が上がる。「鯛流水」との看板がある。谷を横断して滝の右側を歩いて右側の尾根へと上がっていく。ここで標高640mほど。ようやく右側の自然林帯が色づき始めた。登山道は植林帯の中だ。左に洞窟みたいなものがある。クマがいてそうと話すがとても浅くいのでいないだろう。
12時、尾根上にあがりひたすらこうもり岩を目指して直登していく。いつの間にか曇ってきているが右側の自然林が黄葉していてきれいだ。このあたりで標高730mほど。12時10分、こうもり岩が見えてきた。ベンチが二つありちょっと休憩。晴れているととてもきれいだろう。良く紅葉している。岩と紅葉が素晴らしい。ここで標高810mほど。このあたりが紅葉前線のようだ。「けわしいなあ」と話す。こうもり岩の下を左へと巻いていく。「こうもり岩」「六合目」との道標がある。紅葉と岩峰がいい雰囲気を出している。急な登山道を登ってこうもり岩を左からぐるっと巻いたところに「(左)鯛ノ巣頂上へ」「(右)こうもり岩頂上」の道標がでてきた。ここは左へ。このあたりは自然林帯た。前方に大岩がでてきた。もうすぐ山頂だろう。
13時、山頂に着いた。誰もいない。みんな下りた様子だ。一人男性がそういえば下りていった。完全に曇ってしまったが展望は良くて中海・宍道湖が良く見えている。登ってくるときは三瓶山が良く見えていた。ここからはみえない。伯耆大山は頭に雲を被っている。しばらくすると女性が独りで登ってきて少し休んで大滝へと下りていった。このあと夫婦連れが登って来られた。出雲ドームも良く見えてる。寒い季節になるといつもカップ麺とトン汁。魔法瓶(サーモスの山専ボトル)で簡単だ。
13時25分、せっかくだからと弁当岩へ。稜線は紅葉は終わり。先週登った臥龍山同様に初冬の雰囲気だ。5分で弁当岩に着いた。弁当岩の上に登ると猿政山がドーンとみている。弁当岩の下は素晴らしい紅葉だ。家内も「これはきれいだ」と話している。息子に言われてスマホでワイドで撮ってみるとなかなかいい感じ。西には大万木山が見えている。今年は全山紅葉はなかなか期待できないが部分的には例年通りにきれいに紅葉しているとこもあるように思う。
13時45分に山頂へと戻っていく。13時55分、「げざんどうへ(大滝経由)」との道標の方向へと下りていく。この時間には伯耆大山の頭の雲がとれている。快適な尾根道を歩いていく。14時10分に尾根の左へ曲がって(おそらく前方の大岩を巻いているのだろう)再び尾根をぐんぐん下っていく。14時20分に左の谷へと下りていく。14時25分、ルイヨウボタン群生地との看板がでてきた。14時半に谷の右へ。谷を見上げるとシダに覆われている。14時35分に再び谷の左へ渡る。14時40分、右手にとても小さな滝がでてきた。「これが大滝?」というので「まさか、もっと大きい」と返す。
とても険しい谷だ。とても大きな岩がでてきた。子供が下の隙間に入って写真を撮っている。14時50分、大岩を抱いた大木がでてきた。このあたり、紅葉がきれいだ。晴れているともっと素晴らしいのだが曇っているのが残念だ。14時55分、3mほどの滝が出てきた。息子が写真を撮っている。15時に木橋を渡って谷の右側へ。この先とても険しい。谷の対岸は大きな岩壁になっている。もうすぐ大滝がでてくるのだろう。「駐車場」「大滝」との道標がでてきた。どちらも同じ方向を指している。
15時10分、谷に下りてきた。大滝への分岐になっている。せっかくだからと大滝へと寄ってみる。最近、落石した跡があったりして用心して滝の近くまで行ってみる。岩盤に囲まれた細く長い滝だ。15時20分、登山道に戻り下りていく。滝に行っている間に山頂におられた夫婦連れが下りていったようだ。左手が植林になった。前方に車が停まっている。夫婦連れがおられ挨拶をする。ここまで普通車ならこれるだろう。15時半にこうもり岩へのルートとの分岐の登山口に着いた。ここから舗装路を歩いていくと案内地図看板のところにでてきた。ここから2,3分で15時40分に駐車場まで戻ってきた。岩峰に見晴らしの良い山頂、猿政山山系のかっこいい景色に険しい谷歩きと変化に富んだ山歩きを楽しめた。日帰り温泉の「たかの温泉 神之瀬の湯」で汗を流して帰った。

地図 出典 国土地理院
GPXデータ
アクセス:
駐車場:トイレ付きの舗装された駐車場有り(マップコード:388 456 132*55)(10台以上停めることができると思います・満車になることはないのでは)。こうもり岩ルートと大滝ルートの分岐部にも1,2台停めることができる未舗装駐車場がありますがトイレはありません。
トイレ:駐車場併設のきれいなトイレがあります。
日帰り入浴温泉:高野インター経由だと「たかの温泉神之瀬の湯」があります。
備考(その他):熊の生息地・大滝ルートは良く整備されていますが険しい谷なので転落注意(普通に歩けば問題のないレベルだと思います)。
garminconnect
装備
靴:モンベルワオナブーツ
ザック:バーサライトパック40
その他:ダブルストック(カリマー)・GPS(fenix5x+oregon400t)

10時20分に登山口駐車場に着いた。車が二台停まっていた。

りっぱな舗装の駐車場ときれいなトイレがある。

10時40分に出発した。車で上がってきた道を下りていく。

すぐに鯛ノ巣山登山道ご案内の地図看板のところに着いた。ここで右へ森の中へと舗装路を歩いていく。

3年前の秋に来たときは11月17日でふもとの方が黄葉していた。

紅葉真っ盛りにはまだまだ早いがもみじなどが時々赤色や橙色に紅葉していてとてもきれいだ。

イチョウが真っ黄色に黄葉している。

11時、大滝・鯛ノ巣山登山道分岐登山口に着いた。車が一台停まっている。左回りにこうもり岩を経て山頂へ登り大滝経由で下山する予定だ。

ここにも地図看板がある。

確かに�熊が多そう。

植林の中を谷に沿って登っていく。大きな岩が時々ある。最初はシダの下地だったのがすぐに笹の下地に代わった。

11時15分、前方に大岩が再びでてきた。右に少し小さめの大岩がある。どこを登るのだろうかと少し戸惑う。たしかまっすぐなはずと思ったが左の岩の手前を上がる踏み跡がしっかりあってそれならそちらだろうかと急斜面を上がるもやっぱりまっすぐだった。

みんな間違えて上がってくるようだ。戻って二つに岩の間を越える。

11時20分、イザナミ(鯛ノ巣)国有林との看板がでてきた。

谷から尾根へと上がっていく。草黄葉がとてもきれいだ。

12時、尾根上にあがりひたすらこうもり岩を目指して直登していく。

12時10分、こうもり岩が見えてきた。ベンチが二つありちょっと休憩。晴れているととてもきれいだろう。良く紅葉している。岩と紅葉が素晴らしい。

こうもり岩を左からぐるっと巻いていく。

こうもり岩を巻いて尾根に復帰して登っていく。

斜度が落ちた。もう山頂だ。

13時、山頂に着いた。誰もいない。みんな下りた様子だ。一人男性がそういえば下りていった。

完全に曇ってしまったが展望は良くて中海・宍道湖が良く見えている。登ってくるときは三瓶山が良く見えていた。ここからはみえない。

伯耆大山は頭に雲を被っている。

船通山

13時25分、せっかくだからと弁当岩へ。

5分で弁当岩に着いた。弁当岩の上に登ると猿政山がドーンとみている。

大万木山へといたる稜線

中腹は紅葉真っ盛り

山頂に戻って13時55分、「げざんどうへ(大滝経由)」との道標の方向へと下りていく。

14時10分に尾根の左へ曲がって(おそらく前方の大岩を巻いているのだろう)再び尾根をぐんぐん下っていく。

14時20分に左の谷へと下りていく。14時25分、ルイヨウボタン群生地との看板がでてきた。

とても険しい谷だ。とても大きな岩がでてきた。子供が下の隙間に入って写真を撮っている。

14時50分、大岩を抱いた大木がでてきた。このあたり、紅葉がきれいだ。晴れているともっと素晴らしいのだが曇っているのが残念だ。

14時55分、3mほどの滝が出てきた。息子が写真を撮っている。

15時に木橋を渡って谷の右側へ。

15時10分、谷に下りてきた。大滝への分岐になっている。せっかくだからと大滝へと寄ってみる。

岩盤に囲まれた細く長い滝だ。

15時20分、登山道に戻り下りていく。

15時半にこうもり岩へのルートとの分岐の登山口に着いた。

ここから舗装路を歩いていくと案内地図看板のところにでてきた。

ここから2,3分で15時40分に駐車場まで戻ってきた。岩峰に見晴らしの良い山頂、猿政山山系のかっこいい景色に険しい谷歩きと変化に富んだ山歩きを楽しめた。日帰り温泉の「たかの温泉 神之瀬の湯」で汗を流して帰った。