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令和元年(2019)  5月16日 車 単独・・・5/12のリベンジ、亀井谷より裏恐羅漢を三十三曲がりからジョシ谷へと周回

恐羅漢山1346.4m 中国地方 広島県/島根県

天気:晴れのち曇りのち晴れ

登り 亀井谷林道(舗装終点辺り)(9:28)→かめいたに橋(10:00)→亀井谷奥橋(10:20)→ジョシ谷分岐(10:47)→三十三曲がり(11:40)→台所原(12:20)→恐羅漢山 (13:21)

下り 恐羅漢山(13:27)→旧恐羅漢山山頂(13:50)→→カマノキビレ(14:15)→→ジョシノキビレ→ジョシ谷出合(15:23)→ジョシ谷→亀井谷(15:55)→→亀井谷奥橋(16:13)→かめいたに橋(16:23)→亀井谷林道(舗装終点辺り)(16:44)

行き(車) 山陽道→広島道→中国道(~戸河内)→国道191号→(島根)県道307号→亀井谷林道(舗装終了辺り)

帰り(車) 亀井谷林道(舗装終点辺り)→(島根)県道307号→国道191号→(戸河内~)中国自動車道→広島道→山陽道
5月12日のリベンジをしようと今回はネットで情報収集をして本日再度恐羅漢山(ジョシ谷~亀井谷)を計画した。前回の様に広島側のエコロジーキャンプ場からだと谷に下りた後の登り返しが大変そうなので島根県側の亀井谷からスタートすることにした。

今回は念のためクマよけスプレーを持参した。中国道戸河内インターで下りて国道191号を北上する。平日なので戸河内の道の駅はガラガラでトイレを済ませた。この先のコンビニポプラで食料品を調達した。深入山は緑が戻ってきている。子供が小さいときに行ったやわたハイランドスキー場をすぎて匹見峡の道の駅のところで県道307号へ左折する。上屋敷遺跡を過ぎたところで左折して(お墓がある)、匹見川を渡ってすぐに左折すると亀井谷林道だ。少し進むと舗装路が終わるので終わる手前のところの右手に駐車スペースが二台分ほどあるので停めた。

羽虫が多そうなので森林香(蚊取り線香のようなもの)をザックに着けた。9時28分に出発した。早速林道わきに熊の糞らしきものがある。ただ古そう。道端にヒメレンゲの群落がある。春は毎週のように咲いている花々が変化していく。9時35分未舗装に変わった。キンポウゲが道端に群生している。9時50分に左に関係者以外立ち入り禁止との道標がでてきた。この先に駐車場らしきスペースがある。ただそのわきには違法投棄されたテレビやパソコン、冷蔵庫が落ちている。この先は一般車両進入禁止I島根森林管理署とあり、チェーンがしてある。

さらに林道を歩いていく。道端にはいろんな花が咲いている。10時にかめいだにはしがでてきた。突然ストックが壊れた。中の芯?が折れたようだ。やむなく一本で歩く。川の右側へ。左の山を見上げると岩峰が見えている。10時15分に土石流防止の柵がつけられた沢が右にでてきた。そこから5分ほどで亀井谷奥橋がでてきた。ここで未舗装林道は左にカーブする。このまま進むと岩倉山の登山口へあがってしまう。カーブのところに木に赤テープがいくつも巻き付けられていて踏み跡がある。ここから亀井谷へ入っていく。しっかりした太い踏み跡がある。登っていくと渡渉箇所にでてきた。雪止め水で増水しているのか?もともとなのか登山靴が半分ほど浸からないと渡れない。岩がとても滑りやすいので気を使う。ヒメレンゲが咲いている。沢の右側(左岸・・・上流から見て左)へ渡った。赤テープがついているので安心して歩くことができる。ふと首元を見るとタオルがない・・・落としたようだ。帰りに拾おう。

10時33分、石垣がでてきた。鉱山があった名残りだろうか。このさきで左側へ渡った。この先で再び右側へ。沢の真ん中に岩の上に木が数本立っている。この辺りもとても踏み跡がしっかりしている。それにしても新緑がきれいだ。鳥の鳴き声がとても賑やかだ。9時50分右の谷にテープがある。ここがジョシ谷出合だ。ジョシ谷から下りてくると奥の方(亀井谷の上流側)からでてくるようだ。ここには広見入口と木に書いてあり赤と黄色のテープが巻きつけてあるのですぐわかった。ジョシ谷へと踏み跡が続いている。帰りはここへ出てくる予定だ。この辺りにも石垣がみられる。今の谷の状況からは考えられないような様子だったのだろう。

とても深い深い谷を歩いている。緑がとても濃いい。黄色のカラフルな花が咲いている。なんていう花なんだろう。前方に小さな滝が見えてきた。この手前で左へ渡る。左の山の斜面に岩がゴロゴロしているところがある。

11時13分沢から踏み跡が少し高いところをゆくようになったが再び沢ぞいに戻った。11時18分再び少し高いところを進むようになった。石垣をしてあるところの上を歩く。再び沢の上へ。岩の上にケルンというほどではないけれど石が積んである。左に滝がある。沢が蛇行している。沢の右側へ渡る。とても渡渉が多い。流れが多いので増水すると危なそうだ。11時28分石垣がまたでてきた。こんなところまでとはびっくり。このあたり新緑がとてもきれいだ。ピンクや赤のテープがあるのがとても助かる。安心感がある。11時33分沢の左側へ。この辺りまでくると流れが小さいのでそれほど気を使わない。少し高いところを歩いていく。踏み跡はしっかりしている。枯れた木が絡まって芸術作品のようになっているものがある。右側の山肌は岩壁になっている。

11時40分赤テープと白テープが巻いてある所へでてきた。沢沿いは行き止まりで左前方に小さな滝がある。ここが三十三曲がり入口だ。黒っぽい滝だ。左へあがってからその流れ(支流)を横切る。ここはポイントなのでテープが多い。ここを万一見落とすと亀井谷沢登りになってしまう(テープが各所にあり踏み跡がしっかりしている今の状態であればまあ普通に注意していれば見落とさないだろう)。少し小柄のブナの木々の中を台所原を目指して登っていく。ネットでみると33回も曲がらないとのことだけれどもジグザグにゆっくりと登っていく。気温が20度とそれほど高くないので(とはいっても上着を脱いで歩いているのでTシャツだけど)それほどしんどくはない。ここでもギンリョウソウが頭を出してきてる。右前方の高みに杉の大木の森が見える。先日のジョシ谷への道同様に新緑が日で照らされて光っているように見える。

三十三曲がりへ入ったところでは笹はまだらだったけれども上がってくると斜面が笹で覆われている。12時17分だいぶん上がってきた。チゴユリが咲いている。前方が明るくなってきた。もうすぐ台所原だろう。遮っていた倒木がチェーンソーで切られている。まだ新しい切断面だ。

12時20分に台所原へとでてきた。ちょうどミズナラとの看板のある大きなミズナラの左手からでてきた。その右(登山道から振り返ると左側)に現在地:台所原などの道標がある。恐羅漢山頂60分とある。ここからもとても素敵なブナの森が続く。ただきつい・・・。キレンゲショウマを見に来た時に比べるとまだ余裕はある。19日に第4回ひろしま恐羅漢トレイルがあるのでよく整備されていてトレイル用のテープが随所に巻いてある。13時20分に台所原分かれにでてきた。そこから1分で恐羅漢山の山頂へ。誰もいなかったが少しすると若者が登ってきた。初めてきたとのこと。登っている最中に曇ってきていたけれどもまた晴れてきた。今日も霞のため遠望はきかない。ちょっと休んで旧恐羅漢山へ。今日はそこから下りていくだけなので気持ちが楽だ。

13時50分旧恐羅漢山山頂に着いた。広見谷林道1時間35分とある方向へと下りていく。岩の間を這うように道が続いている。14時15分カマノキビレに着いた。来たばっかりなので心が軽い。新緑を楽しみながら下ることができる。樹間から広見山が見えている。いつかは登りたいな。14時20分に鞍部へ降りて登っていく。ちょっときつい。先に三角のピークが見える。下りていくと15時にジョシノキビレに着いた。ここからがメインイベントだ。一番恐羅漢山の深さ幽玄さを楽しめるところだ。

雰囲気を楽しみながら下りていくと15時20分に谷底が見えてきた。前回登った山腹の踏み跡が見えている。谷へ降りたらそのまま下ればよいことが分かっているので安心だ。谷へ降りると赤と黄色のテープが巻いてある。谷を下りていく。踏み跡はあるが荒れており少々わかりにくいがテープがやや少ないがらもあるので安心だ。だいたい左側(左岸)を下りていく。25分ほどで右が岩壁になった。ここはシダが多い。恐竜の時代みたい。前方が明るくなってきたもうすぐ亀井谷だろう。ここでアカショウビンを発見。木に止まっている。写真をとるが・・遠すぎて写ってなかった。始めてみることができた。
テープ通りに右側へ渡り亀井谷へ合流した。ジョシ谷にはマムシが1匹いた。気を付けないと。

亀井谷を下りていく。ジョシ谷に比べると断然歩きやすい。ただマムシが二匹いた。一匹は鎌首を上げて威嚇してきた。もう一匹は踏み跡のうえでとぐろを巻いて動かない。うっかり踏んだら大変なことになる。無事タオルを回収した。昔鉱山のあったころの種が飛んだのかシャガが咲いている。16時13分に亀井谷林道へでてきた。ここから2.5km歩くこととなる。これが意外と長かった。16時27分に車止めチェーンのところへ。16時43分に車を置いたところまで戻ってきた。時間はかかったけれども念願の亀井谷~ジョシ谷を歩くことができた。これで恐羅漢山の楽しみ方がさらに増えた。緑がとてもとても濃いいコースだ。

地図 出典 国土地理院

備考 裏恐羅漢は緑が濃いくてとても静か。今回はジョシ谷出合からそのまま谷を下って亀井谷へ合流しました(ハイカーにとっては足元は悪い・沢屋さんにとっては普通かなあ)。水分は2000cc+予備300ccで残り1000ccほど。マムシが3匹。ネットや書籍(西中国山地)などで調べてみると亀井谷の別称はオオカメ谷ということでオオカミがオオカメに転訛。カマノキビレのカマはカメイの転訛でジョシ谷は地よし谷の転訛かも。キビレはクビレが転訛したものらしい。

garminconnect

装備 

靴 シリオP.F.630

ザック バーサライトパック40

その他 GPS(fenix5x+oregon450)・森林香・クマよけスプレー



亀井谷林道の舗装路の終点手前のふくらみにとめた。

9時28分に出発した。早速林道わきに熊の糞らしきものがある。ただ古そう。

道端にヒメレンゲの群落がある。春は毎週のように咲いている花々が変化していく。

9時35分未舗装に変わった。

キンポウゲが道端に群生している。


亀井谷川

9時45分に左に支流用?の砂防ダムがでてきた。

9時50分に左に関係者以外立ち入り禁止との道標がでてきた。

この先に駐車場らしきスペースがある。

ただそのわきには違法投棄されたテレビやパソコン、冷蔵庫が落ちている。

冷蔵庫も捨てられている。困ったものだ。

この先は一般車両進入禁止島根森林管理署とあり、チェーンがしてある。





さらに林道を歩いていく。


道端にはいろんな花が咲いている。こちらはニガナ。

10時にかめいだにはしがでてきた。



川の右側へ。

10時15分に土石流防止の柵がつけられた沢が右にでてきた。


そこから5分ほどで亀井谷奥橋がでてきた。

ここで未舗装林道は左にカーブする。このまま進むと岩倉山の登山口へあがってしまう。


カーブのところに木に赤テープがいくつも巻き付けられていて踏み跡がある。ここから亀井谷へ入っていく。


左が亀井谷へ入る踏み跡

しっかりした太い踏み跡がある。







登っていくと渡渉箇所にでてきた。

雪止め水で増水しているのか?もともとなのか登山靴が半分ほど浸からないと渡れない。岩がとても滑りやすいので気を使う。


ヒメレンゲが咲いている。


沢の右側(左岸・・・上流から見て左)へ渡った。

赤テープがついているので安心して歩くことができる。





10時33分、石垣がでてきた。鉱山があった名残りだろうか。

このさきで左側へ渡った。




再び右側へ。沢の真ん中に岩の上に木が数本立っている。

この辺りもとても踏み跡がしっかりしている。

それにしても新緑がきれいだ。

鳥の鳴き声がとても賑やかだ。









深い谷の中に石垣があるのは不思議な感じ


9時50分右の谷にテープがある。ここがジョシ谷出合だ。





ジョシ谷から下りてくると亀井谷の上流側からでてくるようだ(右奥がジョシ谷)

テープがしっかりとあちこちに巻いてある。









この辺りにも石垣がみられる。今の谷の状況からは考えられないような様子だったのだろう。

黄色のカラフルな花が咲いている。なんていう花なんだろう。


前方に小さな滝が見えてきた。この手前で左へ渡る。


左の山の斜面に岩がゴロゴロしているところがある。





11時13分沢から踏み跡が少し高いところをゆくようになった。










石垣をしてあるところの上を歩く。

再び沢の上へ。


岩の上にケルンというほどではないけれど石が積んである。


左に滝がある。

沢が蛇行している。


沢の右側へ渡る。とても渡渉が多い。流れが多いので増水すると危なそうだ。

11時28分石垣がまたでてきた。こんなところまでとはびっくり。

このあたり新緑がとてもきれいだ。








11時33分沢の左側へ。この辺りまでくると流れが小さいのでそれほど気を使わない。


少し高いところを歩いていく。踏み跡はしっかりしている。



枯れた木が絡まって芸術作品のようになっているものがある。

左側を歩いていく。

右側の山肌は岩壁になっている。

左側の踏み跡を歩いていると11時40分赤テープと白テープが巻いてある所へでてきた。

左前方に小さな滝がある。ここが三十三曲がり入口だ。

踏み跡は支流の沢で遮られて上から迂回して渡る。

左へあがってから

その流れ(支流)を横切る。

横切るところから見ると上にも滝がある。

。ここはポイントなのでテープが多い。

少し小柄のブナの木々の中を台所原を目指して登っていく。



ギンリョウソウが頭を出してきてる。



先日のジョシ谷への道同様に新緑が日で照らされて光っているように見える。




振り返ったところ








チゴユリが咲いている。

イワカガミかな

前方が明るくなってきた。もうすぐ台所原だろう。

遮っていた倒木がチェーンソーで切られている。まだ新しい切断面だ。



12時20分に台所原へとでてきた。

ちょうどミズナラとの看板のある大きなミズナラの左手からでてきた。


でてきたところを振り返ったところ。

19日に第4回ひろしま恐羅漢トレイルがあるのでよく整備されていてトレイル用のテープが随所に巻いてある。1

とても素敵なブナの森が続く。







ツクバネソウは終わりかけ

13時20分に台所原分かれにでてきた。



恐羅漢山の山頂へ(13:21)。誰もいなかったが少しすると若者が登ってきた。

13時50分旧恐羅漢山山頂に着いた。

広見谷林道1時間35分とある方向へと下りていく。

岩の間を這うように道が続いている。





14時15分カマノキビレに着いた。



15時にジョシノキビレに着いた。ここからがメインイベントだ。一番恐羅漢山の深さ幽玄さを楽しめるところだ。



右へと山腹を下っていく。

雰囲気を楽しみながら下りていく





15時20分に谷底が見えてきた。


谷へ降りると赤と黄色のテープが巻いてある。

谷を下りていくが踏み跡はあるがあれておりわかりにくいがテープがやや少ないがらもあるので安心だ。

ここはシダが多い。恐竜の時代みたい。

だいたい左側(左岸)を下りていく。



亀井谷が見えてきた。

亀井谷へでる手前で沢を右へ横切る。

亀井谷へでてきた。

亀井谷を下っていく。

シャガが咲いている(お寺があった名残り?)

マムシに気を付けながら下りていく。



16時13分に亀井谷林道へでてきた。


16時27分に車止めチェーンのところへ。

16時43分に車を置いたところまで戻ってきた。時間はかかったけれども念願の亀井谷~ジョシ谷を歩くことができた。これで恐羅漢山の楽しみ方がさらに増えた。

キンポウゲ(ウマノアシガタ)


ニガナ

亀井谷林道から亀井谷へ入るところ。

踏み跡がしっかりついている。

テープもついている。





最初の渡渉箇所。

テープが適所にあるので安心だ。




だいぶん上流まで石垣があった。


ジョシ谷出合にて

ジョシ谷を下ってここへ出てくる予定。



























三十三曲がりにて

ギンリョウソウ







ユキザサ


ツクバネソウ


恐羅漢山山頂

山頂より十方山

旧恐羅漢山山頂

広見谷林道との方向へ下りていく。


山頂近くは岩の間を通ったりして下りていく。


カマノキビレ


ジョシノキビレ



右のジョシ谷へと下りていく。


ジョシ谷を下りていく。

だいたい左側を歩く。

亀井谷出合の手前で右へ。



亀井谷奥橋を過ぎたところで林道を離れて右の踏み跡へ。

林道を離れるところにはテープがたくさんある。

最初の渡渉地点

ヒメレンゲ







ジョシ谷出合、ジョシ谷を下ってくるとここへ出てくる。

















三十三曲がりへ入るポイント

支流の沢が横切っている。


支流の沢を上から迂回して渡る。

ここから横切る。

横切るところから上を見たところ。


山腹を登っていく。









台所原から山頂へ向かう。

台所原~台所原分かれの美しい森

ジョシノキビレからジョシ谷へ



ジョシ谷

ジョシ谷へ降りたところ。

ジョシ谷を下っていく。



亀井谷の手前にてジョシ谷を右へ渡渉する。

ジョシ谷から亀井谷へでてきたところ。
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