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令和元年(2019)  6月01日 車 三人(家族で)・・・イワカガミ・アカモノの咲く高原の山歩き

道後山1271m 中国地方 広島県

天気:晴れ

登り 月見ケ丘登山口(10:25)→東屋(10:55)→岩樋山(11:22)→山頂(11:53)

下り  山頂(12:38)→大池(12:53)→東屋(13:27)→月見ケ丘登山口(13:50)

行き 国道375号→尾道自動車道(三良坂~)→中国自動車道(~庄原)→国道183号→県道250号→月見ケ丘登山口

帰り 月見ケ丘登山口→県道250号→国道183号→中国自動車道(庄原~)→国道375号
子供が道後山へ登りたいというので久しぶりに家族でハイキングに行くことになった。草原の山がいいらしい。今の時期ならイワカガミやアカモノを見ることができそうだ。

東広島を8時に出発して国道375号を北上して尾道道(三良坂インター~)より中国道(~庄原インター)へ。国道183号を北上して道後山高原スキー場1kmの道標のところで右折する。ちなみに左折するとスズランの湯(かけ流し日帰り温泉)がある。県道250号を進んでいく。道後山高原スキー場との道標があるところをすぎて道後山→との道標通り県道250号を進む。やがて山の中の一車線になる。まあ待避路があるのでバックすれば問題ないだろうが。
スキー場の中に入ると広くなる。蛇紋岩が露出しているところがある。四国の東赤石や岩手の早池峰が蛇紋岩の山だ。

スキー場上部の左側に公衆トイレがある。登山口のある月見ヶ丘のトイレは故障で使えないと書いてある。ここでトイレ休憩をして車でもう少し上がる。ちょっと狭くて対向車が来たらいやなところだ。だいぶんバックしないといけない。幸い対向車はこず月見ヶ丘の登山口に着いた。ここでもう1000m近くある。まだまだ駐車場に余裕はあるがたくさん車が停まっている。下のトイレに張り紙がしてあった通り故障でトイレは使えない。

もう羽虫の季節なので森林香をザックにつけて10時25分に出発した。駐車場の左側から続く道を歩いていく。タニウツギやニガナが咲いている。「←登山口」との道標があり左へ道は続く。砂防ダムあたりは草が茂っている。子供が魚はいないけれどオタマジャクシがいっぱいいると言っている。確かに魚は見当たらない。ヤブデマリ(だと思う)が咲いている。ヤブデマリ・ムシカリ・ガクウツギ・・・似ていて同定に自信がない。クルマバソウもあちこちに咲いている。里山ではなじみのかわいらしい花だ。ミツバツチグリかなあと思って葉っぱを見るとキジムシロだった。

10時37分に北側を走る林道へ合流した。林道といっても遊歩道のような感じ。クルマバソウの大きな群落がある。ウマノアシガタ(キンポウゲ)も咲いている。東屋あたりまでとても快適な森林浴を楽しめる。緑のつぼみのアジサイがみられる。小さな白いタニギキョウの花が咲いている。写真を撮ろうにも小さすぎてピントがなかなか合わない。

10時55分東屋に着いた。羽虫が多くてゆっくりとしていられないのですぐに出発する。岩樋山へも登りたいので誘うが二人とも迂回するとのことで一人で登る。山頂近くは草原帯になっていてイワカガミやタニウツギ、アカモノなどが咲いている。ミツバ土口にキジムシロ・・・とてもにぎやかだ。11時22分に山頂に着いた。山頂から道後山側は草原帯が続く。

11時38分に迂回路と合流した。とても広い草原を歩いてゆく。昔、昭和30年代には両国牧場という牧場があったようだ。

11時53分山頂に着いた。山頂に猫を書いた石がある。二人は山頂の東側で休んでいる。風はあるけど羽虫が多くて二人は何か所か刺されている。意外と遠望ができて伯耆大山が良く見える。中海あたりも見えている。さすがに四国は見えていない。みんなで下りたくないなあと話す。

昼食を食べて12時38分に出発した。大池(ヒイゴ池?)を経由して下山していく。12時50分に池を通過してやがて樹林帯へ。13時27分に東屋へ。この先に伐採を逃れたブナが立っている。13時50分に駐車場に戻ってきた。帰りにスズランの湯によって汗を流して帰った。久しぶりの家族でのハイクを楽しむことができた。

地図 出典 国土地理院

備考 月見ヶ丘のトイレは故障で使えませんでした。登山口への道路は狭くてスキー場上部から月見ヶ丘は対向車が来るとちょっと大変そうです。

garminconnect

装備 

靴 モンベルワオナブーツ

ザック バーサライトパック40

その他 ダブルストック(モンベル)・GPS(fenix5x+oregon400t)・森林香・虫よけネット&スプレー



月見ヶ丘登山口を10時25分に出発した。

月見ヶ丘にあるトイレは故障で使えない。

駐車場の左側から続く道を歩いていく。

タニウツギやニガナが咲いている(こちらはタニウツギ)。

←登山口との道標があり

左へ道は続く。

砂防ダムあたりは草が茂っている。

魚はいないけれどオタマジャクシがいっぱいいる。

ヤブデマリ(かな)


クルマバソウ

クルマバソウアップ

10時37分に北側を走る林道へ合流した。林道といっても遊歩道のような感じ。

ウマノアシガタ(キンポウゲ)も咲いている。


東屋あたりまでとても快適な森林浴を楽しめる。






クルマバソウの大きな群落がある。

緑のつぼみのアジサイがみられる。

小さな白いタニギキョウの花が咲いている。

クルマバソウはマクロで撮るとよりかわいい。


10時55分東屋に着いた。羽虫が多くてゆっくりとしていられないのですぐに出発する。

数年前より茂ってきているのか展望が・・・


岩樋山へも登りたいので誘うが二人とも迂回するとのことで一人で登る。





山頂近くは草原帯になっていてイワカガミやタニウツギ、アカモノなどが咲いている。


イワカガミ


月見ヶ丘の登山口駐車場が見えている。その向こうに比婆山系。

猫山




ヤマツツジ?

タニウツギ

真中奥に少し尖った猿政山

伯耆大山が良く見えている。



11時22分に山頂に着いた。


山頂から道後山側は草原帯が続く。


色の濃いいイワカガミ

こちらはキジムシロかな

キジムシロの葉っぱ

11時38分に迂回路と合流した。

アカモノ

草原歩き・・とても快適だ。








11時53分山頂に着いた。

二人は山頂の東側で休んでいる。風はあるけど羽虫が多くて二人は何か所か刺されている。

伯耆大山が良く見える。

大山アップ

山頂に猫を描いた石がある。

猿政山

比婆山系

昼食を食べて12時38分に出発した。大池(ヒイゴ池?)を経由して下山していく。




持丸登山口との分岐(荒れているようだ)。

大池への道はとても快適。



池のあたりは湿地になっている。

大池周辺



向こうに岩樋山

合流した。

昔、昭和30年代には両国牧場という牧場があったようだ。

岩樋山を迂回するルートへ。

登りでは毛虫が落ちてきたらしい。

13時27分に東屋へ。

この先に伐採を逃れたブナが立っている。

ツクバネソウ

13時50分に駐車場に戻ってきた。帰

りにスズランの湯によって汗を流して帰った。久しぶりの家族でのハイクを楽しむことができた。

駐車場にあった道後山の花一覧

クルマバソウ







伯耆大山

























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