平成30年(2018) 2月17日
深入山1153m 中国地方 広島県・・・冬の雪山ハイク・雪原・雪崩に注意が必要
天気:曇りのち時々晴れ
登り 三段峡深入山口→南登山口→標高1000mあたりでグリーンシャワールートの尾根上へ→山頂
下り 山頂→標高1000mあたりでグリーンシャワールートから右の尾根上へ→南登山口→三段峡深入山口
行き 山陽道→中国道(~戸河内インター)→国道191号→三段峡深入山口
帰り 行きの逆

冬型だけれど先週のような厳しいものではなさそうなので深入山へ登ってみることにした。8時40分に車で出発して山陽道経由で中国道戸河内インターへ。広島北インターあたりまでくるとすこーし路肩に雪が残っていてジャンクションをすぎてトンネルをこえると雪が増えてきた。戸河内インターを下りて国道191号を北上。松原あたりまでくるとものすごい雪の量で民家は屋根しか見えないところもある。
深入山のいこいの村の入り口をすぎてキャンプ場の入り口のところが少しだけ除雪してあって2台車がとまっている。その先の西登山口のところも道路の左右が除雪してあってそれぞれ1台とまっている。右に止めることができた(三段峡深入山口)。ちょうど車の人は出発するところでわかんじきを着けている。自分もわかんじきを持っていくことにした。
ツボ足で4,5m歩いたところで膝まで足がはまってしまってどうしようもなくなったのでワカンを装着した。見た感じしまっていそうな感じだったけれどもツボ足ではどうしようもない状態だった。少し歩いていくと夫婦連れが下りてきた。どちらもツボ足でどうしようもなくなって下りてきた様子。雪がないときには何度も登っているんだけどと話される。
曇り時々晴れで雲が流れていてサーッと雪原に日が差し込み流れていく。さっきの男性のワカンジキの後を進む。南登山口のすぐ左側(取り付きは100mほど西)の尾根へと登っていく。雪紋がとても美しい。南西に恐羅漢山と十方山がかすかに見えている。時々雪がまっている。気温が高いので霧氷は残念ながらみられない。残雪期のような雰囲気がある。
11時40分900mあたりにて尾根が少し右へ。その先はゆっくりと尾根が左へ曲がっている。少々きつい登りになりそう。直登になるのできつい。左には西尾根休憩小屋が見えている。
950mから1000mにかけてのきつい登りを終えたあたりで尾根の右側にクラックができている。西尾根の斜面に大規模な雪崩の跡がある。100貫岩近くのピークを目指して登っていく。12時半に南登山口へのルートと東登山口へのルートが合流した。山頂まで300m。そりを背負った3人連れが下りてきた。なかなか怖いのか滑るのを戸惑っている様子。
12時45分に山頂へ着いた。山頂あたりは猛烈な風で寒いというか顔が痛い。臥龍山・大佐山・雲月山の雪原などがよく見える。聖岳や高岳も見えている。ただじっとしていられないくらい痛いので腰を下ろすこともままならず12時50分に下山を開始した。西尾根も考えたけどワカンでも結構潜るので樹林帯の中はどうかなと思い登ってきたところを引き返すことにした。帰るころになると恐羅漢山方面がくっきりみえてきた。スキー場がよく見える。13時40分に車のところまでもどってきた。あっという間だった。尻すべりはちょっとだけ楽しめた。このころには雲が少なくなり晴れに。こういう天気だとお気軽雪山ハイクを楽しめるよい山だ。

備考 ホワイトアウトすると迷いそう。雪崩の跡があり。戸河内インターを下りたところに道の駅とホームセンターあり。その先に(国道191号沿い)ポプラがある。ふもとにあるいこいの村ひろしまにて日帰り入浴可。
garminconnect
装備
靴 ミラージュGTX
ザック
その他 ツエルト・ダブルストック(モンベル)・GPS(fenix5x+oregon400t)

三段峡深入山口のところに車をとめて11時05分に出発

ツボ足で4,5m歩いたところで膝まで沈んで動けなくなりワカンジキを装着した

雲が流れていてサーッと雪原に日が差し込み流れていく

ふもとの雪原

南登山口のすぐ左側(取り付きは100mほど西)の尾根へと登っていく

恐羅漢山方面は雪雲に覆われている

深入山山頂方面

気温が高いので霧氷は残念ながらみられない

残雪期のような雰囲気がある

11時40分900mあたりにて尾根が少し右へ

その先はゆっくりと尾根が左へ曲がっている

少々きつい登りになりそう

左には西尾根休憩小屋が見えている

西尾根の斜面に大規模な雪崩の跡がある

尾根の右側にクラックができている

100貫岩近くのピークを目指して登っていく

12時半に南登山口へのルートと東登山口へのルートが合流した

山頂まで300m。そりを背負った3人連れが下りてきた

12時45分に山頂へ着いた。山頂あたりは猛烈な風

聖山・高岳方面

臥龍山

大佐山

恐羅漢山

臥龍山・大佐山などの山々

十方山

12時50分に下山を開始

ワカンでも結構沈むので樹林帯の中は大変そうなので引き返すことにした

13時40分に車のところまでもどってきた。あっという間だった

こういう天気だとお気軽雪山ハイクを楽しめるよい山だ