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平成28年(2016)  11月26日 車 単独

伯耆大山 1729m 中国地方 鳥取県・・・夏山登山道往復・快晴・白銀の伯耆大山

天気:晴れ

登り  南光河原駐車場(7:25)→阿弥陀堂前→三合目(8:10)→六合目避難小屋(8:55)→弥山山頂(石碑)・伯耆大山山頂小屋(10:10)

下り  弥山山頂・伯耆大山山頂小屋(11:00)→六合目避難小屋(12:07)→三合目→阿弥陀堂前→南光河原駐車場(13:30)

行き 福山市内→国道182号→中国道(東城~)→松江道(~溝口インター)→升水高原→南光河原駐車場

帰り 南光河原駐車場→升水高原→国道180号→県道46号→国道180号→国道183号→中国道(庄原~)→尾道道(~三良坂)→国道375号→東広島市内
三ノ沢・ユートピア・夏山登山道で迷ったけれども積雪状況がさっぱりわからないし晴れのち曇りで天気が崩れるのが早くなると心配なので夏山登山道に登ることにした。

仕事を終えて福山市から北上して中国道の東城インターから高速に乗り溝口インターで下りて南光河原駐車場へは21時に着いた。桝水高原あたりまで来ると路面がぬれていたけども幸い氷点下ではなかったので凍結はなかった(早朝なら凍結していたかも)。車は一台停まっているけど乗っていない様子。そのあと、ぽつぽつと車がやってきた。

朝7時に起床して朝食をささっとすませてお湯を沸かして魔法瓶へ入れて7時25分に出発した。天気は快晴。隠岐の島がよく見える。念のためワカンジキを積んできたけど登山者が多いのでいらなさそうなので置いていった。

雪は全くない。地面は濡れていて登山道の階段の木が凍っていて不意に足を置くと滑る。木々はさすがに落葉している。倒れかけて根っこが露出している木に「頭上注意」の注意書きがありその先から残雪がちらほらでてきた。

真っ白な三鈷峰が見えてきた。五合目まで登ってくるとすっかり雪化粧となる。積雪は2,3センチか。樹氷がでてきたけど霧氷なのか雪が着雪したのか?元谷分岐には8時37分に着いた。元谷方面にも踏み跡がたくさんついている。5合目から6合目までは近いかなと思っていたけど意外ときつい。

8時55分に6合目避難小屋に着いた。小さな雪だるまが二つある。大山北壁はまっ白。ただ逆光になっている。登山道の続く尾根には日が当たり樹氷がきれい。ここで日が当たり始めた。西には三瓶山がくっきり見えその左には台形状の大万木山1216mが見えている。先日登った鯛の巣山も見えているはずだけどよくわからない(カシミールで確認すると大万木山のちょうど手前に見えるようだ)。ここで6本アイゼンを装着した。

9時25分に草鳴社ケルンまで登ってきた。三角錐の大山の影がみえる。登って来た尾根に日が上がり真っ白。ケルンから10分ほどで左が切れこんだ尾根上を歩くようになった。そのおかげで北壁がよく見える。兎の足跡や小さな霧氷がかわいい。やがて台地状のところまで来た。

ヘリがやってきて山頂あたりを飛んでいるので撮影しているのかと思いきや救助している様子。登山者がみんな立ち止まっており問うと動けなくなった登山者がいて救助が終わるまで待機するように指示があったとのこと。風はあまりないけど寒い。でも温度計で確認すると0度はある。

5分ほど待機してヘリが引き上げ飛び去ったので再び登っていく。四国の山が霞の上に頭を出しているのが見える。10月に来た時ほどはクッキリとは見えていない。

10時10分山頂に着いた。山頂からは真っ白な剣ヶ峰や槍が峰、通行禁止となった烏ヶ山が見えている。風がありとても寒い。氷ノ山や後山、那岐山、小豆島・・などがよく見える。

小屋へ向かう。入口の温度計は0度を指している。アイゼンを外して中へ入るが人が多いのでカップ麺などを出して小屋の影で食べた。救助された人は外国のひと(西洋の方らしい)で登山靴ではなかったらしい。


11時に下山を開始した。だんだん日が高くなり山の姿が変化していく。北壁にも日が射し込むようになってきた。ただスジ雲がでてきて突風で地吹雪ができている。11時53分に七合目へ。意外と時間がかかってしまった。六合目避難小屋前でアイゼンを外して下りるがたくさんの人が登ってきていて圧雪されておりあまり早く下りられない。

四合目をすぎてしばらくするとすっかり雪がなくなり今までの雪景色がウソのような山の雰囲気になった。大山寺との道標がありひょっとしたら近道ができるかもと思いきや遠道になりそうなので戻ってすぐに南光河原との道標があり右へまがり駐車場の奥の方へでてきた。そのまま元谷へ下りて谷を渡てモンベルの前を通って13時半に駐車場へ戻った。その後、三ノ沢へ寄り道。少し沢を登ると険しい峰々が見える。桝水まで戻り地道を通り庄原から三次東まで高速を使って東広島まで帰った。晴れのち曇りの予報なので天気が持つか心配だったけど今回はガスることなく久々の雪山ハイクを楽しめた。




地図 出典 国土地理院

備考 ヘリで無事救助されたとはいえ、快晴で初冬であっても雪の大山にスニーカーで来ることはかなり疑問を感じる。そういえばGWの唐松岳に高校生らしき単独者がびしょ濡れの運動靴で上がってきていた。

garminconnect

装備 

靴 

ザック 

その他 ダブルストック(モンベル)・GPS(oregon400t)



三ノ沢・ユートピア・夏山登山道で迷ったけれども積雪状況がさっぱりわからないし晴れのち曇りで天気が崩れるのが早くなると心配なので夏山登山道に登ることにした。

朝7時に起床して朝食をささっとすませてお湯を沸かして魔法瓶へ入れて7時25分に出発した。天気は快晴。隠岐の島がよく見える。

雪は全くない。地面は濡れていて登山道の階段の木が凍っていて不意に足を置くと滑る。

二合目


標高1100m道標

大山四合目道標(8:25)

真っ白な三鈷峰が見えてきた。


五合目まで登ってくるとすっかり雪化粧となる。

弓ヶ浜


5合目から6合目までは近いかなと思っていたけど意外ときつい。


8時55分に6合目避難小屋に着いた。

小さな雪だるまが二つある。

大山北壁はまっ白。ただ逆光になっている。

登山道の続く尾根には日が当たり樹氷がきれい。ここで日が当たり始めた。




影大山

登ってきた尾根



9時25分に草鳴社ケルンまで登ってきた。三角錐の大山の影がみえる。





ケルンから10分ほどで左が切れこんだ尾根上を歩くようになった。そのおかげで北壁がよく見える。

兎の足跡や小さな霧氷がかわいい。





やがて台地状のところまで来た。


ヘリがやってきて山頂あたりを飛んでいるので撮影しているのかと思いきや救助している様子。

山者がみんな立ち止まっており問うと動けなくなった登山者がいて救助が終わるまで待機するように指示があったとのこと。


5分ほど待機してヘリが引き上げ飛び去ったので再び登っていく。

10時10分山頂に着いた。山頂からは真っ白な剣ヶ峰や槍が峰、通行禁止となった烏ヶ山が見えている。

烏ヶ山




小屋へ向かう。入口の温度計は0度を指している。アイゼンを外して中へ入るが人が多いのでカップ麺などを出して小屋の影で食べた。救助された人は外国のひと(西洋の方)で登山靴ではなかったらしい。

11時に下山を開始した。


だんだん日が高くなり山の姿が変化していく。









四合目をすぎてしばらくするとすっかり雪がなくなり今までの雪景色がウソのような山の雰囲気になった。


13時半に駐車場へ戻った。

車で三の沢まで寄り道をして帰った。

久々の雪山ハイクを楽しめた。

三鈷峰

弓ヶ浜





















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