大峯山1050m(広島県)

 平成28年(2016)
16/01/30

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16/01/30

 一週間前の日曜日に登山口近くまで来たものの駐車場が分からず降り積もる雪で車が埋まっていくのを見て断念して引き返した。そのリベンジと霧氷を期待して
9時15分に東広島を出発して高屋インターから山陽道で宮島サービスエリアのスマートインターでおりて県道30号で明石峠を越えて(24日は道路が真っ白で車はほ
とんど走っていなかったが、今日はチラホラと雪が残っているくらい)ナビと大峯山との道標に従い大峯登山口へ。登山口手前にはイチリンソウ自生地との案内板が
ある。

 1月24日は中国自然歩道の大きな案内地図のところあたりまで来て引き返した。その先に大峯山登山口駐車場70メートル先との道標がある。このあたりまで来る
と道路の脇にはゆきがどっさりと残っている。ただ道路には雪はない。右手に大きな駐車場がでてきてとめる。駐車場には雪がまだ残っていてシャーベット状になっ
ている(下山時にはかなり減っていた)。予想に反して車はとまっていない。きれいなトイレがある。

 10時45分に到着して50分に登山口を出発した。溶けて少しスマートになった雪だるまの脇を通って道標通りに駐車場奥から登っていく。山頂あたりが見えるが残念
ながら期待していた霧氷はなさそう。大峰登山口休憩所があるが看板を見るとサウナもあるのか?足湯とあるが氷が張っている。

 この先で別荘地への舗装路へ入るがまだ真っ白なところも多い。青い壁の別荘を左に見送ると貯水槽がありここから山へと入っていく。いきなり植林の中の直登
だ。残雪がしっかりあるが踏み跡はなし。11時10分に2合目道標がでてきてその先で道標に従い右へ。丸太の階段道になると雪がなくなり尾根上へ。左が植林で右
が自然林の尾根道になる。

 尾根を10分ほど歩くと共同のテレビアンテナがでてきた。樹間から残雪が残る村落が見えている。11時35分にベンチがでてきた。GPSでは標高760m。そこから五
分ほど歩くと再び斜面が雪に覆われてきた。道標があり頂上まで30分とある。尾根と谷があいまいになった斜め右上へと登っていく。左手に大きな岩を見送りひたす
ら雪の急斜面を登っていく。

 12時25分に展望岩がでてきた(標高985m)。残念ながらこの辺りまで来るとガスに覆われてしまって展望なし。やや背丈の低くなった自然林(樹木はさっぱり名が
分からない・・)の中を進むと展望岩から8分ほどで山頂に到着した(12時35分)。樹木に囲まれガスにも覆われ展望はない。少し北東へと稜線を進むと見晴らしのよ
さそうな岩がでてきた。左へ下ると休憩小屋があるらしい。

 梯子を使って登ってみるとテラスのような感じの岩だ。もう一つ、奥にある岩へと行ってみる。梯子やロープはあるものの岩に凍った雪が付着していて気を遣う。
風があり寒い。霧氷はないものの木々の枝のしずくが凍結している。明日は冬型らしいので霧氷がみれそう。しばらくするとガスがとれてきて岩国や広島湾、周防
大島が見えてきた。写真でよく見る三倉岳も見えているがこちらの方が標高が高いので見下ろす格好となっている。まだ登ったことがなくぜひ登ってみたい。

 いつも通りバーナーでカップ麺&トン汁を作って(というほどではないけど)、食べていると北側のガスも取れてきた。めがひらスキー場が見えているのはわかるけど
低い雲のおかげで上部が隠れていて同定ができない。雪化粧をした安蔵寺山・吉和冠山はわかったが。羅漢山は雲に隠れておらず雪で覆われた山頂部がよく分
かる。

 13時38分に山頂を後にして下山する。雪が腐ってきていて滑りやすくアイゼンを装着した(六本をもってきたけどチェーンスパイクの方がよさそう)。初老の男性が
登ってきており挨拶をする。年50回ほど登っているそうで、登山道の整備もされているとのこと。去年小さなクマを見たと話されていた。

 14時45分に貯水槽まで下りていた。ここまで山頂から1時間ほどだ。急だけど距離は短いし歩きやすいので早い。別荘地の舗装路を下っていたら県道とのゲート
まで下りてきてしまった。70mメートルほど引き返し駐車場へ。駐車場内の雪がだいぶんとけて水たまりができている。雪だるまも明らかに小さくなっていた。次回は
ぜひ、霧氷が見てみたい。そして西大峯への縦走をやってみたい。高速道路からのアプローチが比較的よく霧氷も見れ展望もよし。ちょくちょく登ることになりそう。
明日は霧氷が見れそう。

私のコースタイム(休憩含))駐車場10時50分→貯水槽11時03分→山頂12時35分〜13時38分→貯水槽14時45分→駐車場14時58分


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