伯耆大山1729m

 平成26年
14/05/31 三ノ沢から槍尾根へ
 平成27年
15/01/25 好天を狙って初めての厳冬期
15/05/21 ツガザクラ狙いで三ノ沢から槍尾根へ

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15/01/25


 7時前に起きて7時35分に出発。雪道を歩いて夏山登山道を登る。天気の良かった翌日の
日曜日ということもありトレースはしっかりついている。8時に2合目道標を通過。そこか
ら30分ほどでだだっ広い尾根が少し狭くなってきた。この辺りから霧氷がでてきた。時々
霧氷の合間から真っ白な三鈷峰が見える。大山周辺は晴れているけど日本海周辺は暗い雲で
覆われている。やがて雲海に変わるのか? 山の神さの霧氷は高見山以来だ。

 9時頃には木々がなくなり雪尾根を登っていくようになった。9時7分に6合目避難小屋に
到着。多くのハイカーが休んでいる。でも夕方から天気が崩れるそうなので休まず登る。日
本海周辺の雲と同じくらいの高さにまで登ってきた。アイゼンは活躍するも久しぶりに持っ
てきたワカンジキは使うところはなさそう。避難小屋を過ぎたあたりで剣ヶ峰の右肩から太
陽が見えていた。時々スノボーやスキーを背負っている人がいるけどとても重そう。

 遥か上に霧氷化した道標?一本木が見える。そのあたりで合流する左の尾根で5人組のパ
ーティーが冬山登山の練習をしている。三鈷峰に雲がたなびき始めたのでそのままガスに覆
われたら嫌だなあと思ったけど問題なかった。迷い防止の青い棒が登山道脇にさしてある。

 9時50分にようやく少し傾斜がゆるくなり弥山への尾根がなだらかに左にカーブしてきた。
右側はなだらかとなり雪と風による芸術品を見ることができる。雲は雲海となり少しすじ雲
がでてきているけれども日差しもあり微風で気温が高く気持ちがよい。竹棒のさしてあるト
レースを登っていくとおそらく木道であろうあたりにでてきた。

 10時8分に山頂避難小屋前に到着した。真っ白けで雪で覆われているけれども入口は除雪
されている。天気が良いので入らず山頂へ。山頂手前のピークで多くの人が休んでいる。こ
こでもまずは山頂へ。トレースはしっかりしてるけどこけ方によってはただでは済まないの
で慎重に。

 弥山山頂(10時10分)からは雲海上の真っ白な剣ヶ峰が美しい。二人連れが縦走を試みて
いるが雪がゆるくなっているからキケンと判断したのか引き返してきている。アイスクライ
ミングのパーティーが数組みえる。今日はカメラ日和でもあるので?大きなカメラで写真を
撮っている人もいる。

 手前のピークに戻り腹ごしらえをした。遠くに道後山とすぐ右奥に猫山、さらに左には比
婆山系毛無山・比婆山が見える。もっと長く居たいが帰路が長いので10時50分に下山開始。

 雲はとれて弓ヶ浜がよく見える。男性二人が右谷へ向かって尻セードで下りて行った。や
りたいけど・・雪がゆるくて雪崩れると嫌なので断念した。12時20分に駐車場に着いた。天
候に恵まれとても快適な2月の大山を楽しむことができた。

私のコースタイム(休憩含))南光河原駐車場(7時35分)-六合目避難小屋(9時7分)-弥山山頂(10時10分〜10時50分)〜南光河原駐車場(12時20分)


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