大峰山系釈迦ヶ岳1799m

14年
02/01/13 薊岳の予定を 急遽変更し大峰釈迦ヶ岳へ
02/01/14 早朝に登山口を 出発し雪の釈迦ヶ岳へ
02/05/24 同級生を大峰の 別天地に招待
02/06/01 午後から旭峠登山口より千丈平で幕営・動物の楽園千丈平
02/06/02 美しい日の出・雲海
02/08/22 お昼から同級生と釈迦ヶ岳ハイク
02/10/06 めちゃめちゃきれいな流れ・前鬼川遡行
15年
03/05/05 山頂へは行かず途中の草原でゴロゴロ
17年
05/05/29 シロヤシオ・石楠花が満開


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03/05/29(シロヤシオ・石楠花が満開)


シロヤシオが真っ盛りであった


 日の出ハイクにて花と展望を楽しもうと計画していたが夜中に腹痛が起こって起きたら六時半で普通のハイクになって
しまった。今日は午後より雨が降りそうな予報なので起きてすぐに弁当を作ってもらい車にて310号を使って五條へと抜け
釈迦ヶ岳を目指す。

 大塔村では去年の崖崩れで道路が崩壊しており迂回路を使うが対岸に見える崩壊地がすごい有様だ。迂回路を経て国道に
復帰し進んでいくと旭との道標がある。そこで左折し旭ダムの休憩所を見送りやがて林道は狭いあぶなっかしい道となる。舗装は
されているが狭いし谷川はすごい崖になっており緊張する。

 谷ぞいの道より山腹を上がっていく道になると道路は幅が広がりホッとする。不動木屋谷登山口に車が三台とまっている。先週
登った方のHP報告では峠五百メートルで落石通行止めだったらしいがすでに除去されてるらしく峠まで車で上がることができた。
峠にはトイレができている。まだできたてのようできれいだ。すでに車でほぼ一杯だったがなんとか駐車することができた。団体
さんが準備をしている。

峠に新しくできたトイレ


 準備をして登山口道標より階段道を登っていく。背丈より高い笹のトンネルになっている。石楠花は満開でピンクの美しい花を
たくさん咲かせている。シロヤシオも満開で木全体が真っ白になっており圧巻だ。少々急な道を登っていくと案内板がでてきた。
岩の上に大きな木が根を下ろしている。 稜線に上がるとここでも満開のシロヤシオがある。

登山口 背丈より高い笹回廊が続く





 道端をふと見るとギンリョウソウが芽を出している。道が左に少し方向を変えるところで看板があり右・危険ということを示している。
この先に少し開けたところがあり大日岳を望むことができた。

ギンリョウソウが芽を出している 道が方向を変えるところ


大日岳遠望


 道は平坦となり高原状になってきた。一面のバイケイソウ畑になっている。まだ蕾だけれどトリカブトがあちこち見られる。一箇所だけ
黄色いへびイチゴっぽい。心地よい高原をテクテク歩いていくと左から不動木屋谷林道からの登山道が合流した。ここからもずーっと
快適な高原歩きが続く。小さな白い花が咲いており写真を撮る(タニギキョウ)。

道は平坦となり高原状になってきた


蛇イチゴ タニギキョウ


 やがて釈迦ヶ岳山頂が見えてきたが頂上すれすれに雲が流れている。まだ空は明るいが低い雲が時々流れている。白い小さな
花のワチガイソウが見られる。木々が散在する草原からブナの森へ入りでてくると前方に大きく釈迦ヶ岳が見えてきた。木に熊によると
思われる生々しい引っ掻き傷がある。バイケイソウに囲まれた千丈平に入ると右手にテントがいくつか見られる。

草原からブナの森へ


生々しい引っ掻き傷


  いよいよ釈迦ヶ岳山頂への登りに取り掛かる。右手に水場を見送りゆっくり登っていくと山頂にでてきた。数人のハイカーが
休んでいる。休まず山頂より孔雀岳方面へと歩いていく。左が切れ落ちなかなかの迫力だ。向こう側から団体さんがやってきた。
今から八経へ行くの?と問われる。

釈迦ヶ岳山頂 前鬼からの登山道が合流
もうすぐ頂上
頂上のお釈迦様 孔雀岳側へ少し歩いてみる
イワカガミ



 やせた岩尾根を北へ歩いていくがとうとう雨がパラパラ降ってきたのでやむなく孔雀岳まで行くのを断念し引き返し釈迦ヶ岳山頂で
弁当を食べ登ってきた道を引き返していった。下山してくと皮肉なもので再び日差しがでてきた。登山口に到着すると車がだいぶん
減っている。一番最後になると落石の多い林道であるので嫌なのですぐに車を運転し大阪へと帰った。今回は石楠花とシロヤシオが
満開でかついろんな花を見ることができ大変充実した一日であった。

孔雀岳まで行こうと思っていたが天候が思わしくなく引き返した


出会ったお花たち




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