経ヶ岳(福井)1625m

16年
04/09/12 六呂師奥越少年自然の家より・ブナと草原の広がる福井の名峰へ
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04/09/12(六呂師奥越少年自然の家より・ブナと草原の広がる福井の名峰へ)

経ヶ岳山頂


日曜は天気がよさげなので久しぶりに福井遠征に向かうことにした。登る山はみーとさんが登ってみねの福井の山
という本に載っている少年自然の家からの経ヶ岳に決まった。いつもどおり準備に手間取って八時に家を出発した。
途中、夕食をとって高速道路を使って福井へ。以前も車中泊したことのある杉津PAで車中泊をした。

翌朝福井インターで下りて国道158号で大野市を目指す。コンビニで朝夕食を購入し大野市で157号へ。次に
県道26号へと右折。六呂師高原へと入ると右側に少年自然の家の看板があるので右折しあがっていくと以前
訪れた自然保護センターがでてきた。さらに上がるとホテルのような建物の少年自然の家がでてきたので
駐車場に車をとめた。

車止めゲートの先にはまだ舗装林道が続いている。本によるとこれをしばらく登ると登山口がでてくるようだ。準備を
終え歩き始める。舗装林道を歩いていくと左に経ヶ岳との看板がでてきた。クマ出没注意との大きな看板もあるので
以前、永平寺で購入した小さな鐘をぶら下げて林道を離れ山へと入っていく。右下に林道を見ながら山腹道を
登っていくと稜線(尾根?)にでてきた。単調な登りがずーっと続く。登りはじめで元気があり天気が良く快適だ。
道端にはツリガネニンジン・キリンソウが見られる。

前方に鉄塔が見えてきた。車がとまっているのも見える。さきほどの林道はゲートがしてあったが・・別の所から
これるのだろうか。林道にでてきたが舗装林道で左(西方面)は工事中のようだ。地図で確かめると東のほうから
この舗装林道に車であがってこれるようだ。どうりで少年自然の家登山口には車がとまっていないわけだ。

少し休憩してさらに続く登山道を登っていく。頂上まで4300mとある。次のピークは保月山だ。アキギリという
紫の花がたくさん咲いた中を進むとゴーロの歩きにくい登山道になった。下山時には注意しないと滑りそう。
ゴーロ帯を過ぎると木でできた梯子などがある急登だ。梯子より16分ほど歩くとアダムとイブとの看板がでてきた。
たしかに二本の木がカラミアッテイル。ブナ林帯へと入り登っていくと保月山に到着した。

男性が休んでいる。僕らもしばし休憩。目指す経ヶ岳山頂は見えない。再び山頂を目指し登っていく。少し進むと
岩場があり展望が良い。経ヶ岳前衛峰が目指す方向に見えるがまだまだ高い。急な登りが続く。木の梯子が
でてきた。前衛峰の奥に写真で見たことのある経ヶ岳山頂が見えてきた。

続いて岩壁の右側をまいていく。これ、本に載ってる牛岩かなあとみーとさん。巻き終えた所で振りかえると
烏帽子みたいな格好してる。上がれるのかなあと足場を探したけど安全には上がれそうにない。あまり展望の
ない急な尾根を登っていくとようやく前方が明るくなってきた。予想通り杓子岳だった。頂上は笹原になっていて
眼前に経ヶ岳全景がドーンと見えすばらしい。しかし最後の登りはかなりきつそう。

今までの登山道とは違い明るく視界の開けた道が続く。道端にはリンドウがあちこちに咲いている。展望が
開けているので写真ばかり撮ってなかなか進まない。ようやく中岳に到着。休まずにさらに進む。経ヶ岳との
鞍部目指し下っていく。先行する人達がロープ場で苦戦している。僕らもロープ場にさしかかりスリップせぬよう
注意して下る。右側には火口跡があり美しいブナ林が広がっている。唐谷コースがあそこを通っているはず。

火口跡、美しいブナ林が広がっている。



鞍部まで下りて少し進むと鞍部の切窓に到着した。右から唐谷コースが合流している。ここから頂上まで激登りが
続く。蒸し暑くすごく疲れる。展望が良いがたのしむ余裕がない。

ようやく頂上に到着した。残念ながら霞がひどく遠望は利かない。多くの人が休んでいるので少し進んだ所で
休むことにした。法恩寺山方面へ続く道を歩いていくと三角点がでてきた。これより先は下っていっているので
ここで休むことにした。向こうの方には法恩寺山側から歩いてくる団体さんが見える。時々三角点を探しに
やってくる人がいる。赤兎山方面は見えているが加賀白山は雲の中だ。霞ない晴れた日はすばらしい
展望だろう。

登ってきた道を引き返し下っていく。切窓まで下って登り返して杓子岳へ。ここで休み下っていく。水が少なく
なってきて計算しながら飲む。脱水でヘロヘロになりつつ林道まで下りてきた。ここまで来るともうすぐだ。
雑木林の中を下って登山口へと山腹を下る。すると真新しいクマの糞が落ちている。やっぱりクマが
いるんだ・・永平寺の鐘が役に立った?。登山口より舗装林道を下っていき車まで戻ってきた。この後
大野のホームセンターに寄り道して大阪へと帰った。次回は唐谷コースより登り展望を楽しみたい。








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私のコースタイム(みーとさんのを借用)奥越青少年自然の家 (40) → 広域基幹林道登山口 (50) 保月山 (40) → 杓子岳 (20)
 → 中岳 (50) 経ケ岳 (2:50) 奥越青少年自然の家




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