16年 | |
04/06/13 | 大パノラマの冠山とニッコウキスゲ咲き始めの冠平 |
04/06/13(大パノラマの冠山とニッコウキスゲ咲き始めの冠平)
冠峠登山口より冠山 |
日曜は台風一過になりそうなので展望のよさげな奥美濃の冠山に登ることにした。土曜午後に車で大阪を
出発して福井のサービスエリアで車中泊をした。翌朝高速を今庄で下りてコンビニを探しにうろうろした。
みーとさんは国道365より国道476を経て高倉峠を経るコースで冠山峠に行こうとしたようだけど高倉峠は
ダートでかなり荒れてそうなので途中で引き返し国道8号を経て国道417で冠山峠を目指した。
冠鉱泉近くにトイレ付無料駐車場を見つけた。ここなら車中泊に利用できそう。舗装林道をクネクネ
上がっていくとやがて雲の中に入ってしまった。そのうち雲はとれるだろう。峠に到着すると濃い霧の
中ですごく寒い。駐車場があって車が数台とまっている。草刈鎌を持った一行がいるが登山道整備の
方々なんだろう。ちょっと奥まった所にトイレがあった。
冠峠に到着すると濃い霧の中だ。石碑の横から稜線の登山道を登っていく。 |
霧が立ち込めブナ林が美しい |
冠山山頂部を左から巻くと冠平がみえてきた |
準備をして出発する。大きな石碑の横から稜線の登山道を登っていく。霧が立ち込めブナ林が美しい。
少し登ると右側が開けた。霧がなければすばらしい展望なんだろう。帰りに期待する。小さなピークを
いくつか越えると霧が取れて前方にマッターホルンのようなとがった冠山山頂が見えた。すごく特徴
的な格好をした山だ。
このまま稜線ぞいに頂上へ向かうのかと思っていたが登山道は山頂部を左に巻いていく。すると前方に
草原の広場が見えてきた。人の声がする。その広場が冠平のようだ。山頂は狭く小人数でいっぱいになる
そうだから先に山頂を目指す。冠平分岐で右に登山道を取り稜線を登っていく。前方に人が登っているのが
見える。かなりの傾斜のようだ。岩場をロープを使って登っている人も見える。
急傾斜を登っていき岩場に到着。恐がりなんでついついへっぴりになってしまう。岩場は一箇所だけで
あとは草原の中の急斜面の登山道を攀じ登るようにして登っていく。傾斜が減ってきて山頂部に
でてきた。少し歩くと頂上に到着した。
冠平分岐で右に登山道を取り稜線を登っていく | 急傾斜を登っていき岩場へ |
山頂部にでてきた。向こうに冠峠へ続く道路と金草岳が望まれる |
頂上は五、六人で一杯になるような狭さでやっぱり早朝で来て正解だった。頂上は風がきつく寒い。
展望は360度大パノラマで加賀白山、木曾御岳、能郷白山、銀杏峰、日本海、伊吹・・・とすばらしい。
十分景色を楽しみ下山して冠平へ。岩場は登りの方が恐く簡単に下りれた。冠平にはだれもいない。
まだ咲いていないなあとがっかりしていたニッコウキスゲがちらほら咲いている。
部子山と銀杏峰、右端に加賀白山が見える |
頂上を後にし岩場を下っていく |
ここも寒かったので早々に退散し冠峠を目指す。振りかえると独特の格好をした冠山が見える。ボーイ
スカウトの団体さんなどぞくぞくと登ってくる。峠まで戻ってくると車がたくさんとまっている。まだ時間が
あるので少し金草岳登山道を歩いてみはらしのよい所で昼食にすることに。
朝に雑草が刈られた登山道を登っていく。最初のピークを右に巻くが道がドロドロで泥んこにならない
よう歩く。やがて稜線に復帰し登っていくとみはらしのよいところにでてきた。前方遠くに美しい姿の
金草岳が見える。少し狭いがここで昼食タイムとした。
登ってきた道を引き返して冠峠へ。岐阜側に下りることも考えたが温泉がないのでやめて福井側に
車で下りてその後大野へ向かう。途中、龍双ケ滝に寄り道して六呂師高原へ自然保護センターに
を見物し大阪へ。国道365沿いにあるやすらぎの湯で汗を流し大阪へ帰った。
下ってきた冠山からの登山道 |
冠平にはニッコウキスゲがぽつりぽつりと咲いている |
コバイケイソウの群落 |
金草岳が向こうに望まれる |
冠峠に戻ってきた、この後金草岳登山道へ |
私のコースタイム(休憩含))登山口-55分-冠平-15分-頂上-60分-登山口