15年 | |
03/03/21 | 雪山を求めて福井へ、加賀白山・大日山の大展望 |
03/03/21(雪山を求めて福井へ、加賀白山・大日山の大展望)
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登山口へと続く道路 | 林道は厚い雪がどっさり |
出発ぎりぎりまでどこに登るか迷い明日は取立山、あさっては天気が悪い
との予報なので悪くても遊べるめいほうスキー場からオサンババ、しあさっ
てはイトシロシャーロットスキー場から毘沙門岳に登ることにした。
林道を登っていく | 林道を離れ尾根を直登 |
夜八時頃に大阪を出発して近畿・名神・北陸道にて取立山登山口のある東
山いこいの森を目指すがあまりに眠いのでSAで寝た。翌朝4時に起きて福井北
ICでおりて取立山登山口下に到着。大日山、銀杏峰などは真っ白で去年より
積雪は多い様だ。
かなり急な所もある | 見上げると雪の壁の様 |
東山いこいの森の国道157号反対側に電話ボックスと広場があるのでそこに
車を止めた。思っていたとおり東山いこいの森から登山口への道路は通行止
で立て看板が立ててある。
もうすぐ壁をクリア |
ショートスキーをザックにくっつけて登山口へと続く道路を歩いて登って
いく(6時半)。道路は完全に除雪されており両側は二メートルほどの雪の壁が
できている。半時間ほど歩くと除雪は終り雪の上を歩くことになる。ここか
ら林道が2キロ続いて登山口なのだろう。
赤兎山・経ヶ岳方面 | 右側はセッピ |
二十分ほど歩くと尾根を上がっていくトレースがあったので林道を離れ直
登していく。雪はカチカチに凍っていて完全にアイスバーンだ。左が植林、
右が潅木になると右手少し離れた所に看板らしきものがみえてきた。おそら
くあれが登山口なのだろう。見上げると尾根上に三人いるのがわかる。地図
をみるとあそこまでの斜面は壁のようになっており今回一番キツイ所なのだ
ろう。
大野市街地を望む |
傾斜は徐々にきつくなりアイゼンを装着。かなり急なのでみーとさんはか
なり苦戦しながらも壁下までやってきた。このあたりは雪尾根になっていて
展望はすこぶる良い。険しく美しい雪をかぶった大日山、大野市街地とその
奥には雲海が広がる。
頂上手前の雪原 | 西に大日山 |
伯耆大山の8合目付近と雰囲気が似ている。小さなセッピが出ているところ
を越えると壁の上にでてきた。経ヶ岳方面がよくみえる。稜線の右手はちい
さなセッピができているので稜線の左側をトレースに従い登っていく。登る
につれ大日山が目線に近づいてくる。その上のひろーい僕らでも滑れそうな
斜面が広がる所を経ていくつかの小ピークを越えると山頂に到着した(9時50
分)。
山頂が近づくと白山が見えてきた |
山頂には登る途中に出合ったパーティーの方々が休んでいる。無風快晴で
言うことナシの好条件だ。北東には大きく真っ白な白山がどっしりとした姿
を見せている。山頂の東には広大な雪原が広がっており時間があれば思いっ
きりスキーで遊べそう。
頂上に到着 | 頂上より東側 |
昼食の鍋焼きうどんを食べて時間があるからちょっと東へ行ってみようと
みーとさんに言ってザックを背負ってショートスキーで山頂東面を滑るけれ
ど完全にバリバリのアイスバーンで思うように滑れない。みーとさんはそれ
をみて完全に滑る気を失せてしまい呼んでもこない。
頂上より加賀白山 | 頂上を後に下山 |
待っていると東側からフリートレックで男性が登って来た。みーとさんが
下りてこないので山頂にもどるとフリートレックの男性が東面を滑っていっ
たけれどやっぱり苦労していた。風がでてきて寒くなってきたので下山を開
始(11時15分)。
雪原でショートスキー遊び |
雪山の下りは膝にこないので楽だ。広い斜面でスキーをつけて二人で滑る。
大自然の中を滑るのは気持が良い。スキーをはずし壁を下りて登山口がみえ
たのでそちらへと行ってみるとすごく気持良さそうな斜面があるので再びス
キーをつけて滑る。登山口の登山届がおいてある電話ボックスはほとんど埋
まっている。ここから林道をスキーで滑って林道始点に到着した。なんと登
山者のらしい車が数台とめてある。僕らが登った後に開放されたのかなあ?
それとも・・・。道路を歩いてくだって車の所に到着(14時)。
雪の壁を下ってスキーで遊ぶ |
アイスバーンじゃなければもっと滑れただろうに残念だったけれど最高の
天気に最高の展望を満喫でき充分満足のできた取立山だった。国道157を北
上し白峰温泉で汗を流しめいほうスキー場へと向いスキー場駐車場で車中泊
をした。
登山口は深い雪の中だ | 登っていた尾根 |
私のコースタイム(休憩含))国道157号-20分-林道入口-180分-
山頂/山頂-165分-国道157号