13年 | |
01/07/14 | 岩あり草原あり の変化に富んだ自然あふれる山 |
01/10/21 | 紅葉の七面山へ、 天気不良 |
14年 | |
02/05/02 | ダイナミックな雲の 流れと天上の楽園・アケボノ平 |
15年 | |
03/05/17 | 三度目でやっと釈迦ヶ岳の姿を拝見 |
七面山に行きたいなあと先週釈迦ヶ岳に登った時に話していた所に
水谷さんから七面山に石楠花をみにいかないかと連絡があり行くこと
になった。朝早く大阪を車で出発して集合場所の大塔村役場に到着す
ると水谷さんの車がとまっていて一緒にポリアンサさん、あいこさんが
来ておられた。とりあえず地獄谷出合手前の広場まで2台の車で向かっ
た。
国道168号を十津川方面に走ると篠原・県道235号との道がでてくる
のでそこで左折し一車線の狭い舗装路を篠原集落手前まで走る。そし
て宮の滝・篠原集落・林道篠原線分岐の交差路に出てくるので右の林
道篠原線へと入る。
釣り人やその車が所々とまっている。美しい舟ノ川に沿って林道を進
んで行き対岸に道が渡った所で広場が出てくるので駐車する。ここにも
釣り人の車がとまっている。僕らも水谷さんの車に乗りコンクリ橋を渡り
ゲートを越えてグングン高度を稼いでいく。初めて来た時はほとんど未
舗装だったけれど舗装がかなり進んでいる。
窓から明星ヶ岳あたりんに雲がかかっているのが見える。あーあ、ま
た釈迦ヶ岳はみれないのかなあとちょっとがっかり。登山口に着いてみ
ると車一台とオフロードバイクがとまっている。みんな石楠花ねらいな
のだろうか。
水谷さんの車にみんな乗り込み登山口へ |
明星ヶ岳あたりんに雲がかかっているのが見える |
準備をしてさあ出発(9時半)。自然林はすぐに終わり植林帯の厳しい
登りが続く。十分ほど歩くと水谷さんがヤマシャクヤクを発見。以前来
たときに葉っぱがあったので知ってたそうだ。こんな所で出合えるとは
びっくり。みんな写真を撮るのに夢中になる。
準備をして登山開始 |
十分ほど歩くと水谷さんがヤマシャクヤクを発見 |
さらに登っていく。ワイヤーの巻かれた巨大な切り株がある。昔は大
きな樹木がたくさんあったのだろう。支尾根の上をジグザグに登ってい
くとようやく笹が見えてきた。もう稜線だ(10時10分)。蒸し暑く疲れたの
でしばらく休憩する。
笹が見えてくるともうすぐ稜線だ |
ここには紀州わらじの会の道標がある。主尾根にそって右に行くと
七面尾で左に行くと七面山やあけぼの平に行くことができる。石楠花は
みられない。まだ早いのかなあと話す。
ここまで来たら楽だよと水谷さん。でもここからも足場が悪くて少々
厳しかったような・・。美しいブナなどの自然林の中を少し歩くと木の
根っこで張り巡らされた痩せた尾根がでてきた。アカヤシオがあちこ
ちに見られる。背が高くてなかなか良い写真が撮れない。時々右手に
中ノ川を隔てあけぼの平への尾根が見える。
根っこで張り巡らされた痩せた尾根がでてきた |
石楠花もようやく登場してきた。でもまだまだ満開とはいかなくてちら
ほらと言った感じかな。誰かが白く小さな花を見つけた。カタバミらし
い。苔むした倒木の上に群生を作っている。ヌタ場を通り七面山西峰へ
と登っていく。釈迦ヶ岳でみられるようなくるぶしほどまでの笹と自然林
でできた斜面だ。十一時半に西峰頂上に到着した。 ここで尾根上を
左に行くと東峰で右に下るとあけぼの平だ。今回は東峰へは行かず
あけぼの平にいく。
カタバミ |
七面山西峰への登り |
グングン尾根を下っていくと前方に槍ノ尾とあけぼの平が見えてきた。
ザックを背負った男性と行き交い挨拶をする。西峰から十五分ほどであ
けぼの平に到着した(11時45分)。
前方に槍ノ尾とあけぼの平が見えてきた |
一人の男性がゴロンと転がって休んでいてこちらを見るなりみーとさ
んと大加茂さんでしょうと言われはて誰だろう?と思ったらみーとさん
や私のHPを見たことのある方で今回はみーとさんの服装でわかった
みたいだ。円さんやPANAさんにも会われたそうでかなりあちこち行か
れてる様子だ。
あけぼの平 |
展望はやはりあまりよくなく釈迦ヶ岳や仏生ヶ岳には雲がかかって
いる。昼食をとって休んでいるとガスが次第に取れてきて釈迦ヶ岳か
ら仏生ヶ岳までの稜線が一望できた。霞がひどくてぼんやりだけど
初めてみれた釈迦の姿に感激。水谷さんが双眼鏡でお釈迦さんが見
えるというので単眼鏡でみてみると確かにみえる。しばらくすると再び
雲がかかりみえなくなった。
はじめてみたあけぼの平からの釈迦ヶ岳 |
四十分ほど休み槍ノ尾へと向かう。標高が高いのでこのあたりでは
無理だろうなあと予想していたけど予想に反してけっこう咲いていて
満開に近いものも。アカヤシオも咲いていて美しい。
あけぼの平から槍ノ尾までの道は昔よりよくなっている。七面山が
有名になってきたからだろうか。天井の飛ばされた壊れた小屋の裏に
まわり進むと三角点が現れた。残念ながらあまり展望はよろしくない。
石楠花はきれいだけど鹿の糞があっちこっちにあってよけてたけどそ
のうちどうでもよくなった。
天井の飛ばされた壊れた小屋 |
あけぼの平に戻り(12時55分)そのまま西峰に戻る。みーとさんと頂
上にもどり水谷さん達を待つがなかなか戻ってこない。なんか良い花が
あったようだ。西峰からの帰りも登ってきた道を引き返すだけ。花や
山の写真を撮りながらのんびり登山口へと帰った(14時50分)。
向こうに登山口へ下る尾根が見える |
単調な植林帯を下っていく | 登山口に戻ってきた |
すると林道を登ってくる大きなリュックを背負った男性がやって来た。
聞くと大塔村役場から六時間歩いてやってきたとのこと。しばらく休ん
で七面山に登っていった。車をデポした所まで送ってもらいここで解
散した。
篠原から宮ノ滝経由で殿野・篠原線を通って帰ってみる。高野辻に
ある「緑と歴史のビューポイント」という展望所が楽しみだったけど林
道殿野坪内線・天川村坪内への林道開設工事(開通したら猿が使うん
だろうか?)でダンプや掘削機がいて休めずそのまま大阪へと帰った。
私のコースタイム(休憩含))登山口-40分-稜線-80分-西峰頂上/西峰頂上-15分-アケボノ平
/アケボノ平-115分-登山口