台高明神岳

13年
01/02/04 大又より、低俳のメンバーと、霧氷・雪原・無風
01/12/16 大又より、霧氷は満開だったけれど・・・めちゃめちゃ寒かった
14年
02/06/22 木屋谷川遡行、12m直漠で時間切れにて途中撤退
15年
03/01/16 霧氷に大展望にソリ遊び、尻セードで大はしゃぎ

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03/01/16(霧氷に大展望にソリ遊び、尻セードで大はしゃぎ)

 前々から行こうと平蛸とTmanさんとで約束していた明神平は16日がちょうど冬
型が終った日なので日に照らされた美しい霧氷がみれる可能性が高い。天気予
報によると天気は晴のち曇だ。朝、早く4時頃に平蛸を迎えにいきTmanさんを迎
えに行く。待ち合わせ場所に行っても出てこなくて焦ったけれどようやく連絡が取
れホッと安心。でもだいぶん時間が遅くなってしまったので霧氷はだいぶんとけ
ているかも。

 西名阪を針でおりて榛原経由で国道166、県道16にて東吉野村大又へ。大又に
入ると今までの景色が一変して雪景色になった。川合から洞川に入ったときのよ
うな変り様だ。

 大又郊外から大又林道を車で上がっていくと道路が凍結していてどうしても進
めなくなりやむなくチェーンを着ける。去年の雪の釈迦で買ったばかりのスタッド
レスをパンクさせたので着けたくはなかったけど仕方有るまい。

 やっぱりチェーンを着けるとラクラククリア、登山口が近くなると完全にアイスバ
ーンになったけどまったく問題なかった。車が一二台とまっているだけだ。やっぱ
り平日だから少ない。登山口手前の広場に車をとめた。

 準備をしていると後から大きなカメラと三脚をもった男性が登っていった。アマチ
ュアカメラマンだろうか。Tmanさんがショートスキーを持っていこうと登山靴につけ
るけど前後のはりがないのでつけられず断念。今回も尻ソリをもって雪中ハイク開
始(9時25分)。

やっぱり登山靴にはつかずスキーは断念 しばらく林道を歩き山の中へ



 前方奥に見える山は明神岳方面だろうか真っ白だ。雪の積もった林道を登って
いくと登山口に到着した(9時40分)。木々が伐採されており搬出がなされているよ
うだ(今日はやってない)。いつも渡っていた鉄はしごとは別に橋が作られておりわ
たって登山道を登っていく。

登山口より沢沿いに登っていく


背後には雪化粧の薊岳が見える



 右岸をしばらく登って渡渉する。水たまりは凍っている。けっこうな分厚さじゃな
かろうか。登山口から10分足らずで小屋前に到着した。見上げると植林に霧氷
が付着しているのがよくわかる。いつもここから見上げる植林あたりから上で霧
氷ができるようだ。

登山口から10分足らずで小屋前に到着




 キワダサコ谷道標をすぎてさらに登っていく。新雪をサクサクと踏みしめて登って
いく。左に凍ったルンゼがあって登るマネして写真を撮ったりして遊ぶ。

 やがて前方に明神滝が現れた。完全氷結とはいかないけれどかなり凍ってい
る。平蛸が先頭で進むが登山道を外れて明神滝手前まで行く。近くで見る滝はな
かなか豪快だ。

やがて前方に雪に囲まれた明神滝が現れた


あたり一面はうつくしい霧氷



 二人はどうやったら滝登りできるだろうと話している。登山道に復帰してさらに
登っていく。草木にも雪が付着した冷凍庫状態になってきた。



 霧氷で白くなった薊岳と遠くの紺色の山々とのコントラストがすごく美しい。今日
は澄んでいるので金剛葛城はもちろん六甲山が雲海に浮かんでみえている。


薊岳稜線と遠くに金剛山方面



 山腹をクネクネ登っていくと木々は真っ白だ。雪がどっさり積もった木橋を渡って
左へ登山道が曲るとしばらく水平道が続く。再びクネクネ道が始まると明神平は
もうすぐ。エビの尻尾は歯ブラシみたいに成長してきた。



 トレースがあるものの先頭のTmanさんは厳しそう。明神平に到着(11時10分)。
霧氷の成長は悪いものの美しい雪原が広がる。先行していた人は明神平にはよ
くきているそうで晴予報を信じてきたものの雲が多く残念そう。すぐに明神岳方面
へ向っていた。東屋でちょっと休むけど風が強いので小屋の横に移動。

明神平入り口手前にて


遠くに金剛山・葛城山が見える



 さて国見方面へ行くか前山方面へ行くかと聞けば二人は有無を言わせず楽な前
山と答えた。いつもだったら楽々なんだけれど今日は新雪が積もっているのでち
ょっと疲れる。

明神平へ



風が強くあまり休めないので明神岩へと向かう



 明神岩のかげに行くと風がやんだのでここで昼食、Tmanさんは買ったばかりの
新品のバーナーだ。昼食をとってココアを飲んであったまった所で前山へ。



 前山では先行していたカメラマンが写真を撮っているので邪魔にならぬ所で遊
ぶ。でもすぐに薊岳方面へと向ったのでソリで滑るが新雪で滑らない。ところが木
にちゃんと?したソリがあるではないか。

前山の気持ちよさげな斜面でそり遊びへ


前山では先行していたカメラマンが写真を撮っている



 それで滑るとめっちゃスピードがでる。みんなで滑りまくって充分遊んでヘトヘト。
満足したところでソリを元に戻し明神岩へと戻った。



 荷物をおいていた明神岩に団体さんが休んでる。新雪でラッセルがキツイと考
えたのか明神岳方面に向かったもののすぐにもどってきた。だいぶん遊んだし
そろそろ下山(14時00分)。下山はあちこちで尻ソリで遊べる。Tmanさんは敷物
で滑る。

思いっきり遊んで下山していく


林道前に到着、温泉によって大阪へ



 あっという間に登山口に到着(14時50分)。林道でも滑って遊んで登山口から
10分ほどで車まで戻ってきた。今日は二人に充分雪山ハイクを楽しんでもらえ
たようだった。

私のコースタイム(休憩含))駐車場-15分-大又登山口-90分-明神平/明神平-50分-大又登山口-10分-駐車場



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