14年 | |
02/06/15 | 明るく美しい沢歩き・仏谷迷入 |
02/08/10 | 泳いで遊んで大満足でした |
03/04/19 | 半年ぶりの沢登りは美しい元越谷 |
03/04/19(半年ぶりの沢登りは美しい元越谷 )
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しばらく林道を歩いて入渓点へ | 板で作った橋を渡り〜 |
天気が悪いので信州・丹沢遠征が中止となりちょうどその時BAKUさんから
元越谷遡行オフがアップされたのでここぞとばかり参加することにした。み
ーとさんは誘ってみたものの寒いから行かないというので当日朝4時に一人で
車で現地へと向った。
〜沢を遡行していく | 最初の砂防は右より巻く |
朝六時半に到着しみんなを待つ。橋を渡って去年はゲートまで行けたのだ
けど橋のすぐ先に大岩が置いてあり先には進めないので大岩手前に車をとめ
た。大阪では晴れてたけどこちらは曇ってきている。この時期の沢ってすご
く寒そう。正直行きたくないなあと思っていた。
新しめの砂防ダムも右から巻く | 浸からなきゃ無理かなあと話す→ |
みんなを待っていると車がやってきて4、5人の沢登りの方々がやってきた
ので挨拶をする。あの方が有名なYさんと後で知った。八時前にみんな(BAKU
さん、小山伏さん、なっちゃん、みるくさん)がやってきたので遡行の準備を
して出発(8時10分)。ゲートの横をすり抜け林道を歩いて入渓地点へと向う。
→やむなく浸かって淵を通過 | 右が紋理絶壁になるとゴーゴー |
猪足谷との分岐をすぎて進んでいくと右手にトタン小屋がでてくる。ここ
から入ろうとBAKUさんを先頭に林道から板で作った橋を渡り砂防ダム上の沢
ぞいの小道を歩いて沢へと入った。
大滝出現 | 小山伏さんが滝口を越える |
入った所はツツジが咲いた平流だ(8時40分)。やがてゴーロとなりエメラル
ドグリーンの淵が現れてきた。前方に砂防ダムがでてきたので右より巻く。
そしたら続いてもう一つ現れたのでそれも巻いて沢へと落ち葉に滑りそうに
なりながら沢へと戻った。
おとろし・・ |
沢へ戻り左が岩壁になってくるとまたまた砂防ダムが現れた。これは新し
いやつだ。これも右から巻くと前方に淵が現れた。これはある程度浸からな
きゃ通過できない。
大滝からがメインイベントだ |
少し考えた末、まずなっちゃんが右岸を浸からぬようへつる・・けど胸ま
で浸かってる。めっちゃ冷たそう。浸かってみたらやっぱりめちゃ冷たい。
真夏だと泳いで遊べる |
その後も時々なっちゃんは水に浸かって遡行。右が紋理がついた絶壁にな
ると前方からゴーゴーと音がしてきた。15m大滝だ(9時20分)。BAKUさん、小
山伏さんがシュリンゲの下がった滝口のあたりを見ている。
私はとてもあんな所怖くて行けないのでみんなに告げいつも通り右のガレ
を登っていく。途中から見ていると小山伏さんがシュリンゲを使って登りき
った。
山にはタムシバが咲いていた |
これを見てみんなそちらへと向う。私はもうだいぶん登ったのでそのまま
植林帯へ入る。みんなが滝口までやってきた所で巻いて先にいきますと伝え
(聞こえてなかったみたい・・)植林帯の小道を歩いて行く。
この淵は→ | なっちゃんは泳いでる |
だいぶん歩いて沢へ復帰した。でもここまで来てしまったら元越の一番良い
所をパスしたことになってしまうので下っていく。何度来ても美しい。左手
をふと見るとカモシカが死んでいる。ここにもカモシカがいるんだなあ。
へつりへつって下っていくとみんなが登ってきた。みんな楽しそう。大きな
淵をなっちゃんは左、僕らは右をヘツる。みんないろんな登り方をしていて
みていると面白い。
5メートルほどの丸い釜がでてきてなんとみるくさんがザブン、泳いでる。
やっぱり冷たかったのかすぐにでてきた。とてもマネはできないなあ。
狭い淵でなっちゃんが浸かってさあポーズ。丸い釜をもった四メートル滝で
さてどうへつるか。まずは小山伏さんが左より水面をへつる。なっちゃん、
みるくさんは少し登って枝を掴んでクリアした。真夏だったら思いきってド
ボンするんだけどなあ。
次は5メートルほどの深い釜を持った滝だ。なんとなっちゃんは釜を泳いで
右岸に取り付きクリアした。僕らは水に浸からぬようクリアした。ゴーロで
分岐が現れどっちかなあとみんな遡行図をみて現在位置を確認している。こ
こは左らしい。
ゴーロをすぎると明るい一枚岩の岩床だ。タムシバがあちこちに咲いている
のが見える。日が照ってきていっそう美しい。深い淵を左から巻きニ連瀑が
でてきた。これは小山伏さんが左から巻きみんな続く。
木にぶら下がってうまくクリア |
大きな岩がゴロゴロした狭い所を通って両側が少し立った深い淵を右からヘ
ツる。なっちゃん、みるくさんがへつるのをBAKUさんがドボンを狙ってカメ
ラを構えているけどみんな落ちたら寒いので落ちない。
仏谷分岐にて位置確認 |
次の淵はどうやろうと相談。なっちゃん、みるくさんは左から巻いているけ
ど難しそう。お猿さんみたいに木にぶら下がってうまくクリア。続いてみる
くさんは岩の上へ巻き無事クリアした。
この先で私とDr.Kongさんが間違って入った仏谷分岐だ(10時50分)。エリア
マップの仏谷箇所と場所が違うようで小山伏さんとBAKUさんが地図を見て現
在位置を確認している。どうも百メートルほど上のようだ。ここで軽く食べ
て小休止。
次のゴルジュ帯の中の三メートルニ連瀑は難しそう。淵を左からへつって
滝はうまくつっぱり使ってクリアした。僕らも続くが苔むしており滑りそう
で気を使う。
続く木の刺さった三メートルは小山伏さんが観察し水流の中の左よりを通
りクリア。簡単そうだったけどこれも滑りそうで気を使った。
多段30m滝が前方に | 小山伏さん先頭で多段滝を登る |
そして沢もようやく終盤だ。右に倒れかけたようなゴルジュを通る。右の
スラブをなんとかクリア。みるくさんも続くがうまく行かないようだったけ
ど小山伏さんがつっぱったら簡単だよとやってみると簡単にクリア。続くみ
んなもつっぱってクリアした。
多段30mは小山伏さんが先頭に水に浸からぬようクリアした。続いて登るが
岩にへばりついてしまって胸までびちゃびちゃ。このあとやがて平流になり
二又別れ左へと進む(12時04分)。
沢の斜度が少ないのでなかなか稜線が現れない。雨が少し降り出したので
カッパを着る人もいる。私はもう濡れないだろうと登山靴に履き替えた。
平流になってきた |
このまま沢を遡行するより尾根に上がろうと左の尾根を登っていく(12時3
5分)。これがブッシュが多く急なのでBAKUさんに着いていくのがやっと。左
にガレをみて潅木の中を登っていくとやっと稜線にでてきた(12時50分)。
なかなか稜線が現れない | 左の尾根に登って稜線を目指す |
三重側にはガスがかかっていて少し幻想的な雰囲気がある。左には水沢岳
が大きな山体をみせている。水沢峠はそのふもとにあるので稜線を水沢岳方
面へと進んでいく。峠には道標がありここで昼食とする(13時)。
前方に水沢岳が見える | 水沢峠にて昼食タイム |
ここで着替えをもってきていた私は服を着替える。休んでいると雨が降っ
てきたのでこりゃいかんとテープを確認しながら登山道を下っていく。いじ
わるな事に休憩したら降ってくる雨。
水沢峠からの登山道より林道へ | あとは林道を下っていく |
テープがありそれを頼りにしばらく下っていくと右上に上がる道があった
よとBAKUさん。それが林道へ上がる道だろう。激登りを経て林道に上がり(13
時55分)あとは車の所まで歩いて下っていく。ラッキーなことに本降りの雨に
は遭わずに車まで戻ってこれた(14時45分)。この後かもしか温泉で浸かって
ここで解散し私は西名阪を使って家へと帰った。
四月の曇空だからさぞ寒いだろうと思っていたけど意外に(浸からなければ
)暖かく、美しい元越谷を満喫でき大満足だった。
私のコースタイム(休憩含))車止めゲート-160分-仏谷入り口-120分-稜線
-10分-水沢峠/水沢峠-35分-林道-50分-車止めゲート